榎翔
- カテゴリ:自作小説
- 2012/07/27 17:12:25
「先生っ!」
ほら、まただ。彼に先生と呼ばれるだけでずきりと胸が痛くなって、苦しくなる。呼ばれた声の方を振り向くと、大きな目を少し細め、にっこりと笑っている櫻井の姿があった。
「・・・なんですか?」
「あの、情報処理のところで分からないところがあるんですけど・・・!」
「・・・すいません、私の教え方が下手でしたね。」
「いえいえ!とんでもないです・・・俺の理解力が悪いだけで。」
こんな会話の一つ一つも愛しくて、どうしようもない感情でいっぱいになってしまう。いつも彼は、僕の閉じてしまった心に鍵もなしですり抜けていく。おかげで僕の心はいろんな感情でいっぱいだ。すかすかの心が、いつのまにかぱんぱんの心になってて、今にも溢れだしそうだ。
「ここ、なんですけど・・・榎本先生?」
「っ、すいません・・・ちょっとぼーっとしてました。」
「・・・ふふっ、先生でもそんなときあるんですね。なんか意外。」
屈託のない純粋な笑みは、また僕の心に感情の波を注ぎこむ。心はもうぱんぱんで、ついに溢れはじめてしまった。体中に駆け巡る感情の波は、理性をどろどろと溶かしていく。
気がつくと、櫻井を机の上に押し倒していた。溢れだしてしまった感情は、もう元には戻らない。いろんな感情を注ぎ込むように櫻井の唇に口付けると、甘酸っぱい味がした。
「っ、んぅ・・・ふぁ、えの、も・・・せんせ?」
「櫻井くん、僕の心にノックもなし、鍵もなしで入ってきたのが悪いんですよ?」
櫻井をみると、訳が分からない、といった表情で僕を涙目で睨んでいる。そう、お願いだから僕をもっと嫌ってほしい。このままじゃ、感情の波にのまれて僕自身が溺死してしまうから。もう口元まで波はきてるんだ。あなたが溺れさせたんだ、だから責任とって救ってください。
僕は櫻井の手を拘束し、ネクタイに手をかけた。
僕の密室を破ったのはあなた。
(だからきちんと責任とって)
(鍵をしめていってくださいね。)
あばば、すいません^p^
駄作でした!
まさかの榎翔w
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可愛いいい♡
御馳走様でした^^
翔さんかわいいです、御馳走様でした!
相変わらず小説書くのお上手ですね!
本当に尊敬します。
大変萌えました、ごちそうさまでした!
可愛すぎる(((
やばいっす、
最高っす、♥
どうぞ美味しく翔君をいただいちゃってください←