ACTA問題について。
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- 2012/07/29 14:10:00
ACTAというのは「偽造品の取引の防止に関する協定」のことです。
要するに、「偽者を作って取引するのを規制する」ってこと。
利点としては中国等の国にパクられたり、ブランド品の偽物が出回らなくなったりするでしょうね。違法コピーが規制されるのですから。
ニコ動・pixiv・ボカロ・歌い手・pさん・絵師・2次元創作等々が無くなる…
半分あっていて、半分違う気がします。
此所で関わってくるのは、絵や曲、小説なども規制の対象に入ること。
つまりあらゆる作品の偽者が作れなくなるってことですかね。
●まずニコ動ですが、問題となるのは他の人が作ったの画像や音声、音楽をそのまま、又は加工して作られた動画が間違えなく規制の対象になると思われます。
でも、自分のペットを撮影したり、自分の完全オリジナルの作品を投稿するのであれば、全く持って無問題です。
ちなみに、ニコ動でも制作側が公式で配信することがありますが、それも問題ありません。
●ピクシブも同じです。
自分が考えた完全オリジナルのものを描くのは大丈夫だけど、既にあるキャラを真似して描くのは違反になります。
●歌い手も同様です。
誰か他の人が作った曲を歌うのはダメかもしれませんが、自分が作った曲は問題があります。
ちなみにボカロ曲は、多くのPが、曲の二次利用を認めているのでこの限りではないでしょうね。多分大丈夫です。
東方は規約はありますがだいぶ認められてたと思います。
●Pは、既にある曲をボカロやUTAUに歌わせるのはダメですが、オリジナル曲を歌わせる分には問題ないです。
VOCALOIDの声は非商用のみ自由に利用して良いことになっているので。著作権侵害にはならないです。
●絵師さんは、ピクシブと同じでオリジナルの絵なら問題ありませんが、おそらくアニメキャラ等の絵はダメだと思われます。
東方とVOCALOIDは規約はあるものの、大部分の二次創作が認められていますので、この限りではありません。
●二次創作ですが、今までも日本の法律スレスレだったんですよ~!?
自分も同人を手がける物として心苦しいのですが、黙認されている状態で、本当はいまでもダメなんですよ。
今まではどうしていたか。
酷い物だけは、著作権を持っている人が二次創作した人に消させてました。
それでも消さない人がいたら利用停止とか裁判沙汰とか。
ネット上ではだいぶ尾ひれが付いているようですが、僕としては
「●●からきいたけど●●らしいよ」のような、不確かな情報を拡散させないでください。
気になった情報があるならちょっとでも調べてください。話はそれからだ。
ネットの情報が全て正しいとも全てともいいませんが、検索するだけで、ものすごい情報が手に入るんですから。
勿論、出来る物ならきちんと書籍で調べたり取材をしたいんですがね^^
ACTAの問題点は、僕達国民にあまり知られないところで話が進んでる事だと思います。
とはいえ、この協定にはまだまだ問題点(基本的人権の侵害、表現の自由を奪う)が挙げられ、正直日本で成立するのか?と疑問に思ってるのですが…ちょっと其処までは資料がないです。
正直、著作権はかなり曖昧なことなので、どうなるかは分からないし、この記事だって正しいとは言い難いです。そこは政府のさじ加減と言うことになるでしょうしね。






























多分提案された原案が導入されることは無いと思う。