今日は拓真と、百恵、それから祐二（新キャラです）と旅館でお泊り！
そう！みんなでプチ旅行に行くんでーす！
「うわ！拓真見ろよっおんぼろだぜ！」「バカ…おんぼろじゃなくてレトロだろ？」
「もうっさっさと着替えて海行くよ！」さっさと着替えて海へ！
「ひろいねぇーおっきいね！」「サー泳ぐぞー」「おー！」「ったくーバカッ」
「！」後ろに幽霊のような気配を感じてサッと振り返る。何も見えない。
「瑠利？どうしたの？」「あっううん。何でもないよ。」楽しく泳いでいたら
グイッなにかに足を引っ張られてる！いや、吸い込まれる感じ！？
潜ってみると何にも幽霊はいない。ただ、６歳ぐらいの女の子。長い髪をフワッと広がらせてこっちを見ていた「あたし愛。あの旅館のお客様でしょ？」
ああ・・・娘さんね？「あたしは瑠利。よろしくね」「ねぇ。泳ぐ練習をしてくれる？」
あ、泳げないのね。「うん。」「まずバタ足から・・・・」「はい！」
呑み込みが早くて２時間もしたら上達した。みんなも混ぜて遊んだ
日が暮れてくると「じゃ、あたし、先に帰る！部屋で会おうね！」
帰ると愛ちゃんの姿がない。おかみさんが通った
「あの・・・愛ちゃんって子どこにおられますか？」とみんなで聞いた
おかみさんは目を大きく開けて「愛は、私の孫ですけど、９年前海でおぼれて
死にましたよ？」
「え・・・・・」場の空気が凍りつく
百恵が「まさか・・・・・・幽・・・・・・・・れ・・・イヤァー！」悲鳴を上げた
部屋に帰ると「楽しかったよ？」愛ちゃんの書いたメッセージ
不思議な夏休みでした