きりんの目のある日 3-2
- カテゴリ:自作小説
- 2009/07/02 00:08:02
はとのぽっぽでおます。
「きりんの目」の続きを話さんならあかんようですな。
終わりにしといたらええものをかっこつけてつづくなんて書いて、ほんまに。
わてぇかて何か食べんと生きていけへんどす。
雨の日は餌も少ないのでおます。
こんな話しているより餌がほしおます。
ほな、わてぇが木の上で聞いていたほんまの二人の会話を話しますさかいに、聞いておくれやす。
黒の傘の男は滝斗(タキト)23才である。
彼は高校の時に両親が離婚し、それから生活が荒れ始め今は街のチンピラの手伝いをして生活をしていた。
ピンクの傘の女性はののみ19才である。
彼女も両親が離婚していた。母親の生活を助けるために夜の仕事をしていた。
二人が出会ったのは、ののみが勤める店に滝斗が仲間といっしょに飲みに来た時だ。
滝斗はののみにひと目惚れしてしまい、店に通い続けののみを自分の女にしてしまった。
「おう、ののみか。なんのようだ」
「滝斗、ここで何してるの?」
「なにって、おまえに関係ない」
「私、知ってるよ。滝斗がやばい商売していること」
「なに言ってるんだ。お前に関係ない。帰れ」
「頼むから足を洗って、まじめな仕事について」
「いまさらまじめな仕事なんかばからしくてできるか。帰れ」
「お願いだから」
「しつこいな。帰れと言ったら帰れ。仕事の邪魔をするな」
「私、できたの。今、病院で調べてきた」
「なに、できた。俺は子供なんかいらないっていつも言ってるだろ。ののみもそう言ってピルを飲んでいたじゃないか」
ののみは下を向いて黙ってしまった。
目から涙が少し流れだしていた。
「降ろしてこい」
滝斗の冷たい言葉にののみは衝撃を受けた。
悲しいのか恐ろしいのか、ののみには分からない感情が心の底から込み上げてきた。
涙が目からつぎつぎに流れだしてくる。
それを我慢しようとすると息がつまり肩で息を吸い込んでいた。
ののみが滝斗の動きに何かを感じ顔を上げた。
その時だ。
傘が投げ捨てられると同時に滝斗は胸にしまっていたナイフを出しかまえていた。
ナイフを持たない腕はののみをかばうように伸ばされていた。
「五季 滝斗(ごき たきと)だな。警察の者だ」
滝斗とののみは数人のがんじょうそうな男に囲まれていた。
男達と二人の間にはまだ十分な距離があった。
「五季 滝斗。お前に逮捕状がでている」
一人の男が警察手帳と白い紙を滝斗に見せた。
濡れないように男はその紙をすぐに背広の内ポケットにしまった。
その動作に皆が気を取られたその瞬間、滝斗はベンチに片足を乗せその足をじくにベンチを飛び越え駆出した。
ベンチの後ろは少し空いてブロック塀が続いている。
滝斗はナイフを握りしめながら塀沿いに必死に走っていた。
男達もすぐにその後を追った。
男達は公園のタイルの上を走っているが、滝斗はブロック塀沿いのぬかるんだ草の生えた砂地を走っていた。
滝斗が濡れた雑草に足を取られバランスを崩しこけそうになり再び体勢を取り戻した時には、もう男達にまた囲まれていた。
滝斗はブロック塀を後ろに男達が近寄らないようにナイフをむちゃくちゃに振り回していた。
「バーン」
車がパンクするような音がした。
滝斗は胸に熱いものを感じながらゆっくりとひざまずいていた。
「滝斗!」
遠くでののみの叫ぶ声がした。
滝斗はひざまずきながら前へバタリと倒れた。
おわり

























正義の旗のもとに警察はいとも簡単に人の人生を変えてしまいます。
滝斗は最後に警察をうらんでいたかも。
二人の幸せはやばい生活のもとにありました。
その生活を崩す権利を警察はもっているのです。
自分との子供だから「おろせ」っていったのでしょうか
滝斗は最期何を思ったのでしょうか
ののみに聞かないと分かりませんがたぶん未婚の母に。
ののみは、子供を生むのでしょうね。
だって、どんなに冷たい事を言われても、好きな人の子だから。。。
おねさまがナイフを振り回して危ないとコメント。
と、心の準備をしていましたがアレです。
うああ なぎさおねさまにほめられたのかな?
あはは が聞こえてきました。
ひょっとして・・・海斗は 警察のまわしものだったとか・・・
敵を欺くには味方から・・・っていうじゃない?
きっとね・・血のりはケチャップで・・・海斗は生きてるはず・・・
ののみちゃんは・・・知らなかったのでしょう・・
あ! 海斗じゃなくて。。。滝斗・・だった^^;
でも 細かい描写が上手いなぁ~^^
お疲れ様~おやすみなさい!笑顔置いてくね^v^