門
- カテゴリ:日記
- 2012/08/01 19:08:30
KENの実家の建物は古い。
現在は地元の優良企業となった会社が創業した土地、建物を買い取ったと聞いている。
買った本人であるじいちゃんから聞いた話だから間違いはない。
調べたところ、昭和13年築。
二回ほどリフォームしているが、やはり作りが古いのは否めない。
古いのだが、玄関にはかなり立派で、年季の入った門がある。
門を抜け、玄関を入ったところに会社の応接間として使われていた部屋がある。
夏の暑い日は、玄関を開け放って、薄暗い応接間で昼寝をするのがKENの日課だ。
この場所が、KENの実家の中で一番涼しい所だ。
さて、また前置きが長くなったが、ある夏の日の事。
夏休みで帰省していたKENはいつもの如く応接間で昼寝をしていた。
ここで昼寝をする欠点は来客の応対をしなければならない事だ。
宅急便や信金さん。
この日は、隣の通学区にある小学生が10名ほど訪ねてきた。
地域の古いものを調べている、家の門について教えて欲しいとの事だ。
まあ、地域の小学生の相手も大人として大切な事だ。
市中心部のお城の城下町から移設されてきたんだよ。
KENは知らないけど、KENのおじいちゃんの頃の話だよ。
江戸時代のものかもしれないね、って言ってやった。
全くのデタラメ。
しかし、子供の夢を壊してはいけないのである。
昭和13年に建築された、なんてとても言える状況ではないのだ。
しかも、毎年訪れる小学生たちに同じ説明をしていたのはKENばあちゃんだ。
伝統を守ると言うのは大変な事、である。

























戦前の建築なので、なかなかの風格です。
今更嘘でした、ってのもないですからね。
今後も小学生達には真実は内緒にする事にします。
ずっと昔から話しているなら辻褄合わせて置いたほうが良さそうですね^^;