強さを生むのは血縁か環境か
- カテゴリ:マンガ
- 2012/08/13 09:52:31
【修羅の刻 巻之四】
何度読んでも傑作傑作アンド傑作
修羅の刻の中でも四巻は特に好きだ
一番好きなのは友・坂本龍馬のために戦った出海なんだけど(沖田との約束を果たす場面、あの雪の演出が好き。作画崩壊してたが)、弟の雷もまた別の意味でかっこよし……
惚れるぜ
だってさ、銃相手に無手で戦うんだぜ
しかも無手って殴ったり蹴ったりするわけじゃなくて素手で銃弾を投げ放つんだぜ
ワイルドすぎるだろ
フロンティアのガンマン――いや、ガンナーの早撃ちに対し銃弾を素手で飛ばして勝つ……!
いやいやいやいやありえねえだろw
おそらく初速200~400m/s程度はあるであろう弾丸よりも迅く弾を投げ飛ばすってどんな化物だよw
だがそこがいい
【修羅の門】で、九十九がアリオス戦のあとニルチッイを迎えに行く場面
(´;ω;`)ナイタ
ああいうのにほんと弱いわ俺
しかし第弐門のマッイイツォはキャラ変わってるような気がするんだけどそれは大丈夫なんですかね……
――強さを生むのは血筋か努力か?
全てのバトル漫画の作者が悩むところだと思う
【修羅の刻・門】は明らかに前者
千年の間受け継いできた〈陸奥〉という名の血と業の系譜
それが主人公の力の奥底にあるのは間違いない
逆に【はじめの一歩】なんかは正反対
一歩は努力と根性だけで日本チャンピオンにまでなったようなもんだし
親父は海の男でボクシング関係ないしね
まああの破壊力はチートだし、最近はリング上の異能バトルになってるけど
どちらを題材にした物語にするか考えた時、どっちも一長一短あるんだろうけど、俺は前者のほうが好きかなあ
やっぱり絶対に超えられない圧倒的・超常的な存在への畏怖や憧憬として、血の力は単純にかっこいいと思う
でも某オレンジ色の服を着た忍者みたいに、努力と根性でやってきたと見せかけて実はスーパーエリートでしたみたいなのは嫌だな(笑)
ゴム人間の彼もハンターのゴンさんも、もちろん修行とかしてるけど血の力ってのは大きいんじゃないかねー
長々とどうでもいいことを書いてしまった
【ワイルドアームズ クロスファイア】のクラリッサとアレクシア――人を強くするのは血か環境か、みたいなことで金子氏が面白いこと言ってた覚えがあるんだけど時間ないから次回書こうっと
あー長文書いてすっきりした><