二人ノ未来Ⅲ
- カテゴリ:自作小説
- 2012/08/13 17:17:47
悪ノ娘×リボーン企画!!
目前まで迫る革命軍に、コローナは怯えていた。
おかわりの紅茶に手もつけずうつむく彼女に、オレは提案をする。
「ねえねえツナ!!似合う!?」
召使いの制服を着てはしゃぎ回るコローナ。
「こうしてみると、召使いの制服ってとっても動きやすいんだね。」
そう言ってくるくる回るコローナは少し笑顔を取り戻していた。
確かにドレスよりずっとシンプルな召使い服は、ずっと動きやすいし軽い。
「それに、ツナもそのドレス…とってもよく似合ってるよ。」
コローナの人の悪い笑みに、オレは首を傾げた。
「それにしても…ツナとオレは本当によく似てるんだね。」
そう。…だから…。
「なあコローナ。お前は裏口を使って逃げろ。」
オレがいうと、彼女は心底驚いたような顔をした。
「ダメだよツナ!王女が此所にいないと、みんな気づいちゃうから!」
大丈夫――オレはそう言って、くるりと回転する。パニエでふくらんだスカートがふわりと浮かび上がる。
「王女は――此所にいるからさ。」
僕の言いたいことを悟ると、彼女のオレにそっくりな顔はみるみる曇っていった。
「だめだよ…そんなの。すぐにバレるって。それに悪いのはオレだろ?なんでツナが殺されなきゃいけないの!?オレが生き延びたって…君が死んだら意味が無いじゃないか。」
「忘れたのか?オレたちは双子だ。同じ血が流れてる。お前の命令とはいえ父であるイエミツを殺したのはオレだ。…オレだって十分悪いだろ?それにお前はオレでオレはお前だ。きっと誰にも分からないさ。」
それに…外の世界を見てみたいだろう…?
そう…あのときに言っていたお馬さんのように…。
そうオレが言ったとき、うつむいて涙をこぼしていたコローナはゆっくりと頷いた。
コローナは立ち上がり、オレをひしと抱きしめると、つぶやいた。
「ごめんね…ツナヨシ…大好きだったよ。」
最後に一つ…オレの頬に啄むようなキスをおとすと、鏡の間の暖炉の方へ駆け出した。
暖炉の抜け道――王族だけに知られるそれは、森の前の裏道へと繋がる。
上手く逃げてね…オレのコローナ。






























家にいる間は特にそれが幸せだな。
まぁ、いいけどね←
PCと向かい合ってる時間と、リボーン系のものと向かい合ってる時間が幸せだな←
ミスなんてあった?←気付いてませんw
なんだって言われてもww
というか見返したらミスがあったから修正した。
僕も寂しかったよ!
それとね、ニコタ1日やめたらイライラがやばかったよ・・・
喋るだけでロボ的なにかを殴りたくなったもん←
お帰り!!
寂しかったんだから!!
この連載も大詰めですな。
極限ですT-T
ただいまノシ