将来出来るHP転載用
- カテゴリ:30代以上
- 2012/08/15 02:36:12
家督を受け継いだ3男坊「オゴタイ・ハーン」
さて長男ジュチはおっとり気質。次男チャガタイは親父様チンギスの仰せの信奉者。どうあってもこの二人が揃って上手く行く訳がない。
そんな二人の仲を上手に取り持って家族の結束を守ってきたのが酒と散財をこよなく愛した若干自由人な三男坊オゴタイだった。
そんな家族の結束を上手に取り持つ三男にチンギスも大いに期待したらしい。初めての長期遠征ホラズム王朝(今のイランやナントカスタンという名前の国がが集まってる地域)を征服しに行く前、第3婦人イェスケンがチンギスにみんなの前で聞く
「あの旦那様、今回の長期遠征は何分危険も伴いましょう。もし旦那様にもしもの事が有ったなら、私たちはどうしたら良いのでしょうか?」
これは何もチンギスが負けると言ってる訳ではない。慣れない土地で心労溜まって病気になる事だって有り得るのだ。イェスケンはそっちの方を心配していた。チンギスだってその頃はもう若くは無かったのだし。でもお盛んではあったみたいだし。いや元気が一番ですねチンギスさん……どこ向かって言ってるんだよオレサマ
「そうだな。今回は私も無事とは限るまい。よし、もしもの時には皆、オゴタイの許一同結束してな」
「え?」
これには家臣団も驚いたのだ
しかしチンギスの後継者選択は絶妙だったとしか言いようがない
長男ジュチは早くから自分だけの家臣団をキプチャクで集めている。次男チャガタイは周囲に生粋のモンゴル人幕僚も集まっている。
このどちらかを選んだらその瞬間からモンゴルは二分されて空中分解してしまう。
その頂点にふわりと跨りお互いを取り持つのはオゴタイしか居なかった。
オゴタイが選ばれた事をなんとジュチもチャガタイもにこやかに了承。いざ後継者候補も決まって楽しくホラズムに遠足もとい、遠征に行くのでありました
オゴタイの初登場シーンは兄弟中一番悲惨な場面とシチュエーションが用意されていた。
ジャムカがトオリルの息子サングンをそそのかし各軍団長の多くが長期放牧に出た瞬間に背後から襲って来たのだ。
逃げるチンギスだったがダランバジュルトで普段の半分の兵力で真っ向勝負を余儀なくされた。何とか丸一日の戦いを踏みとどまって戦ったが、ボロクルに抱きかかえられ帰参したオゴタイは兄弟唯一手酷い負傷をしていたのが初登場。
なんかさえない出方だなぁ……もう
そしてチンギスとの絡みも異常に少ない彼が歴史の表舞台に立ったのはチンギス亡き後、彼が二代目大ハーンになってから。
とにかく酒が好きで好きで仕方ない大ハーンで、ある時部下がお酒の飲み過ぎは良くないと言ったので
「じゃあ、明日からは一杯だけにする。毎日そうする!!」と宣言した
部下が翌日やってくるとそこには身の丈程もある大きなコップが用意され
「ほらね^^一杯だけ」オゴタイ様、一休さんじゃなんですから
とにかく散財が好きな大ハーンで、ある時みんなで棗の実を食べていたら何人もの部下に行き渡らなかった。そこで種を回収しそれに黄金を添えて足りない部下に手渡したのだそうだ
「蔵に財宝うんざり積んで、それが地獄で何の役になど立つものか。今は俺たちの名誉と繁栄の為に、財宝を、心の隅に留めて置こうぜ」
中国系の部下ご一同様、大変心配だったろう事だけは伺える。
しかしこの言いよう粋ですね。蔵に財宝積んだら一度は言ってみたいけど、今日もオイラは貧乏人と
兄弟のケンカは実は長男次男の間には頻発していたのですよ
でも長男は既に出生疑惑があり後継者から脱落していたし
次男は堅物すぎてオリジナリティが無かったので
案外二人とも後継者争いからは降りていたと思います
そして通常モンゴルの家督は下の子が受け継ぐのが基本なので
両者の間に決戦は無かったのですよ
そう
チンギスハーンの家臣団や部下たちを紹介するページを作りたいって思ってたの
で
下書き書き散らかしてます
GREEにもたくさん書いてるんだ♪
兄弟ケンカにならないのが不思議ですね~
なんか、美化されてないですか~^^;
何の話なん?チンギスハ‐ンか?
でもようわからんwww
良い人選をしたと言うことかなああ~
お恥ずかしいことでwww