間違った謝罪の仕方(声優パワハラ)
- カテゴリ:ニュース
- 2012/09/04 00:24:53
ココロコはまだ燃え盛っているようです……
本来なら、あんな悪質企画を立てたプロデューサー(スタッフ含む)が一番最初に「悪いのは私です。スタッフを攻撃したりせず、クレームはすべて私にぶつけてください」って頭を下げるべきだった。それなら今ごろベギラゴンはベギラマくらいに落ち着いてたはず。
ところが張本人は雲隠れし、声優さんを矢面に立たせ、個人ブログで順番に謝罪させていくというオチ。しかも謝罪はどれも意図的と言わざるを得ない内容なんです。
なんで4番目に謝った声優さんが「何回も言いますが」って言うのよ? 「あくまで個人的に」って前置きしてるけど、それなら内容に関わらず事務所が大急ぎで止めるんじゃないの? 謝罪一番手のIさんが全部悪いみたいな扱い? そんな疑問しか出てこない。
悪巧みを隠すにしても、その手段が稚拙で、バレバレ。
損得や保身を優先したとしても、一連の動きは悪手にも程がある。ココロコという作品の大暴落を食い止められる立場にあったプロデューサーが、ブレーキの部品引っこ抜いて逃げたんです。最後のチャンスを自ら棒に振った。作品のイメージダウンを止めるにせよ、我が身可愛さの保身に走るにせよ、もっと賢いやり方があったでしょ。
そもそも声優さんが公式の場で謝罪する必要なんてない。そりゃTさんとKさんは悪ノリしてしまったようだけど、それこそ「あくまで個人的に」Iさんに謝れば済む話。
結局この悪質企画のせいで、TさんとKさんの印象までガタ落ちですよ。勿論Iさんも当分は腫れ物扱いされるわけで。自身の作品である「声」とは無関係なところで貶められる……最悪の気分でしょう。
公式の謝罪も酷い。テンプレにすらなっていない。
「悪いのはネット。事実を歪曲され、騒がれてるだけ。
これ以上騒いだら法的手段も考慮しますんで」
原因はあんたらの「生放送」でしょーが。未だに原作ファンや、炎上に巻き込んでしまった無関係な方々への謝罪もなし。つーか脅迫でしょ、これ。
挙句、声優さんたちを含めた「作品」を盾にして、無用な泥まで被せまくっている。
問題は最早「イジメがあったかどうか」じゃないし、「Iさんがパワハラと思ったかどうか」でもない。あんな企画を許し、ゴタゴタを隠蔽しようとする企業体質が問われてるんですよ。
極端な話、作品に熱意をぶつけてくれるなら、声優さん同士は仲が良かろーが悪かろーが、視聴者にはどうでもいいんです。
なのにプロデューサーは、作品にそぐわない悪質な企画でウケを狙おうとして、作品のイメージを台無しにしてしまった。これはプロデューサーが、作品をまったく尊重していなかった、ということ。
奇しくも「アイドルマスターゼノグラシア」と同じ原作暴行であり、その後の対応は「アイドルマスター2」の声優の盾そのもの。
これ以上騒げばココロコのイメージはさらに悪くなるでしょう。しかし、だからといって隠蔽を許してもいいものでしょうか? 「今回の件は全部ネットが悪い。声優にも「イジメはありません」と発表させた。もういいよな」が、現在の公式の態度です。
はあ……来月から始まる「怪物くん」、今からでもヤマケンのキャストを変えて欲しい。←こうなっちゃうから、プロデューサーにはとっとと頭下げて欲しかったのよ!!!