樹ノ乙女~歌姫ハ夢ミル~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/09/04 19:15:16
目覚めたのは、森の奥の粗末な小屋。
藁のベットから体を起こす。
蜂蜜色の自分の髪を撫でつける。
精霊のボクは人間の私へと生まれ変わったんだ。
羽も無いし、ビャクランさんの守りももう無い。
でも…私はもっと知りたい。…人間のことを。
「おや…もう起きたのですか?お寝坊さんですね。」
そう言うと、彼は「クフフ…」と独特の笑い声をあげる。
「クロームはもうとっくに起きて、顔を洗いに水を汲みに行きましたよ。ついて行ってはどうですか?」
森の脇を流れる細いせせらぎに彼女は居た。
彼女が選んだ姿は「カルム・ボナッチャ」という女性の姿だった。
紫水晶のような色のショートヘアーはとても可愛い。
カルムは生粋のミルフィオーレ人だったけど、昔、オブシディアン国の悪領主、スケーレトロ公の愛人だったと噂され泣く泣く姿を消した。彼女は熱心なビャクラン派の信者だったから、クロームちゃんは彼女を知っていたんだろう。
二人で髪を梳いていると、後ろからムクロさんがやってきて、クロームちゃんの髪を梳いていた。
ムクロさんは私の姿を一瞥すると、溜息をつく。
「まさか…原罪人の姿を選んでしまうとはね…まあいいでしょう。あなたたちには、これから人間にとけ込めるように少々お勉強をしていただきます。そのあとは、キョウコはミルフィオーレに残って宝物探しを。クロームは僕に付いてきなさい。いいですね?」
「…?」
クロームが怪訝な顔をしたので、ムクロさんは少し咳払いをして、クロームを諭す。
「怖がらないでくださいクローム。貴女には術士の見込みがありますから、僕の弟子として一緒に居てください。」
「…はい。」
三人で三ヶ月…この森の奥の小屋で過ごすことになった。
オリジナルな設定と文多めの今回。
なんか骸様がものすごく怪しく感じるのは何ででしょうか…
ともかく
骸様→エルルカ クローム→グーミリアの二人が美味しすぎる…
グーミリアの
「私にも、守りたいものができた、その人を守るため…」
の守りたい人はエルルカだと解釈してます(悪ノ娘原作二巻179ページ)






























か…軽く流すグーミリアすげぇ…
エルルカも好きだけどねwww
若干今回の小説変態っぽい発言してるしwww
落ちノシ
人気投票一位おめでとう!いや、全員好きだよ。でもエルルカ大好きで…
僕は全員好きだけど、一番はレンくんだな~・・・
まじで大好きn(ry
僕もそう解釈してますw(((
そうじゃなかったらなんだって言うんだ!(((
骸しゃんマジ怪しいよw
変態っぽいよw(((お前だけだきっと