酔っ払いのたわごと
- カテゴリ:30代以上
- 2012/09/20 01:32:31
ブログのレスが1000字で書き切れないと判断したので立ち上げさせて頂きました。
何度もレスを書き直して頂いたとゆーことは、ブログの発表にニコタでの存在意義を
感じている私にとって大変有り難いことです。
今回、おひとりのコメントに対するレスですが何か思う所のある漢は、
(特に性別は問わない)お気遣い無くコメントください。
sweeney殿>
うっわー。返答が難しいモノを纏めて持ってきましたね。オレ、今日酔ってますのにw
(エロい歌(ホントはエロくないw)で誤魔化したハズなのにーww)
えっと、ですね。この中で自分なりの解釈を持っているのは、イデオンとエヴァンゲリオンだけです。
残りの二つはよく見ていないので、こちらは御容赦ください。
又、イデとエヴァについても飽くまで私個人の解釈であり、作品の解説となるものでは
無い事をご理解ください。ただし単語の引用は劇中のものを出来るだけ使用する物とします。
(ウテナはカミサンが登場人物は本当は全て死人で『革命』とは
死者の世界からの脱出を挿すんじゃないか、とか言ってた。)
まずイデオンですが、
映画版『発動篇』がイデオンの真の結末であるので、それを観ている事を前提で話を進めます。
①イデオンとゆーロボットは"イデ"とゆー無限エネルギーで動いている。
②イデは第6文明人の精神の一部をエネルギー利用する実験の失敗により誕生したもので、
その際に第6文明人はすべての精神を吸い取られて滅亡した。
③イデの力は第6文明人の数十億の意識を集めたものと推測される。
④「知的生物がなければイデは存在しえない」ので、第6文明人が滅びた際に休止したが
主人公達の接触で復活した。
⑤「知的生物がなければイデは存在しえない」にも関わらず、双方が最悪の関係になる
様にこじらせ、互いに殺し合いをさせた。なぜか。
知的生物に不足しているのは己の業を乗り越えられないこと。劇中(TV版)何度も双方に期待を掛けたが、欲・憎しみ・知恵のこだわり等、そんなものを引きずった生命体が元ではイデ自身、良き力を発動できないと考え、自ら良き力の源たる新しい知的生物を創る事を選択をする。今在る知的生命体を全て死に至らしめて、ハイパー・ルウやメシア等(生まれたばかりの赤ちゃん)の純粋な意識を軸として、イデは次の時代を生む考えだった。主人公達はこのイデの意志を悟りつつも叫ぶ。『じゃあ私達はなぜ生きてきたの!』
『俺はこんな甲斐の無い人生なんぞ認めない!喩えそれがイデの導きの因ろうとな!』
次世代の知的生物の中心は確かにルウ達赤ちゃんの意識なんですが、主人公たちは無視された訳でなく、己の業を乗り越えた存在になった彼等たちの意識もそれに続くところで物語は終わるわけです。主人公コスモの『俺はこんな甲斐の無い人生なんぞ・・』のセリフが私は好きです。死んだ後もイデに抗うし。なんとなく北島康介に似てたりして。
エヴァンゲリオンですが、これ監督の庵野氏がイデオンに触発されて制作してるのです。
『人類補完計画』て、最初何を補完するんだろうと思ったワケですよ。
人間だれもが皆、足りてないモノを"埋め合わせ"する。
なるほど、人間は皆何かが足りないと思ってる。それを精神論でなく
科学的に埋める方法を見つけたんだ。とゆーことなんだと思った。
特に映画版の自衛隊の虐殺シーンなど、『他人』に対する切捨ては凄まじいもので、
こういった事柄も含めて、物理的にも意識的にもまるごと全部一つにする。
その為の引き金として、親と死別した孤独な少年達を集める。
更にその中の最も人との繋がりを欲する少年を選出する。
それがシンジくんだね。
でも、シンジくんは個々が存在して、認め合う世界を選択したかったんだと思う。
だから全部いっしょくたの世界は最後にならなかった。
(使徒のパワーはすごいね。)
かわいそうなシンジくん。
私もとーちゃんについてサイッテーだと思いますよ。でもさ、かわいいクラスメイトでおなぬーするのなんてフツーなんだよ。中学生なんだからさー
むう、そうですよね。死を以って物語を精算するとゆーのは、私もズルだと思います。
そしたら、ラストは皆同じになってしまう。現実に死を迎えないヒトはいないワケですし。
ところで、sweeneyは『ひぐらし・・・』は読破されましたか?
『ひぐらしのなく頃に・解』の祭囃し編(上)(中)(下)講談社はこのシリーズのラストを締め括る
ワケですが、[誰にもババを引かせない]展開に作者が尽力しているように見受けられます。
読んでいなければ、オススメしますよ。
むう、コスプレいいなあ。w でも面倒くさがるからなぁw
大変遅くなりましたが、馬鹿者のたわごとに丁寧にご回答頂けましたこと心より感謝申し上げます。
ネットではなにかとすぐ「ググれカス」とののしられるか、揚げ足を取られるか、スルーされがちです。
以前ニコタ内で所属しているサークルでも尋ねたことがあるのですが、「好きだったなあ」とか、「おなぬー作品だよね」とか、まともにとりあってくれる人はひとりもいませんでした。
相手にもされぬさみしさを感じながら私はこう思ったのです。──共通認識に達していない私が遠巻きに馬鹿にされたのか、もしくは──実は誰もこうだといえる解釈を持っていないのか、と。
エヴァやウテナに共通して感じたことは、「死海文書」や「世界の果て」といったけしてその中身を語られることのない謎めいたキーワードのある世界観と、それぞれに傷を抱えて屈折しきっている登場人物達。そして、永遠に提示されない──「答え」です。
それを個々が「考える」ことが個々人の「答え」であり、製作者側の意図であるなら、明確にされないメッセージも謎もなんとなく理解できます。
ぶっちゃけ実はそんなに深く考えて作っていないんじゃないかと薄々疑ってたりしていました。(笑) 思い返すとちょうどあの年代は自己啓発セミナーが活発だった時期でもありますので。「貴方は何者なのか」と提示するだけでいいんです。
TV版最終話あたりはまんまそれでしたし。
今回貴方の解釈をお聞きをして新しい発見がたくさんありましたし、勉強になりました。
私の残念な頭では当時、イデのなんたるかは理解できなかったけれど、イデオンにしろガンダムにしろ「戦争反対」という明確なメッセージと方向性は強く感じとりました。。
でも、今も当時も「死んで花実が咲くものか」と思ってますけど。(笑)
私なんかの問に時間と労力を割いて親切にも答えて頂けましたこと忘れません。<すみません。ウソつきました。
貴方の今夜の晩酌──お代りし放題が許されますように!
奥様が貴方の好きなキャラのコスプレでサービスしてくれますように!
満員電車で回りに可愛いJKばっかり乗ってきますように!
二度と靴底が飛んでいきませんように!
来月、総務の定年退職間近のオバチャンから頬を染めてチョコがもらえますように!
──きっと明日の朝は素晴らしい放物線を描いて放尿できることと思われます。
またも、大変なことになりましたね。
お察しすることしかできないですが、
自分自身と、自分の守りたい子供の事だけ考えてください。
他の事は考えてはいけません。