こちらボンゴレ学園生徒会Ⅱ
- カテゴリ:日記
- 2012/09/22 17:13:10
離れの館、アンティークの扉の前。
学校の敷地内のどことも違う独特の雰囲気に、何も出来ずにいた。
『同じフレールが居ない者同士、協力しよう。』
スパナさんのああいった声を思い出す。ここで引き下がるわけには…
そう考えを巡らせて、立ちすくんでいると、後ろから呼び止める者がいた。
「あれ…綱吉…さん?」
少し驚いて振り返ると、眼鏡を掛けた、茶髪の少年が建っていた。
「正一さん!?…えっと…ごきげんよう。」
この学園独特の挨拶を交わすと、目の前の彼は少し笑った。
彼の名前は入江正一。一年生で、オレとは同じ椿組だ。
彼の生徒会の一員で、三年生である白薔薇さまと、一学年とばしでフレールの契りを交わしたと、もっぱらの噂だ。
「えっと…恭弥さまに用があるんだけど…」
「ああ…。うん多分中に居ると思うよ…入って。」
正一さんのに付いて中に入る。
玄関を過ぎると、少し広くなっていて階段があった。
少し古びた木の階段をのぼり終わると、まるでビスケットのような扉が現れる。
正一さんがその扉を開けようとノブに手を掛けた時のことだった。
「信じられない!僕はやらないからね!!」
低く、それでも何処か上擦って荒い声。
それでも分かった。この声の主は…
ぱたぱたと足音がこちらへ向かう。ドアがあちらから開く。
脇に避けた正一さん…オレはよけきれず…
「っ…!?」
「うわぁぁ!」
ドアから出てきた人の全体重がかかり、オレはしりもちをついた。
見上げるとほど近いところに今日の…
「紅薔薇の蕾…恭弥さま!?」
そうまさに、オレに馬乗りになった姿勢でで固まっていたのは、雲雀恭弥本人だった。
「おいおい…凄い物音がしたけど大丈夫か?恭弥。」
「う゛ぉおい!誰か巻き込まれてるじゃねぇか!」
「あれ?彼、一年生じゃない?正チャンが連れてきたの?」
「うししっ…つーか雲雀の全体重がかかってんじゃん。潰れてんじゃね?」
「あーお気の毒ですー。」
会議をしていたらしく、奥の部屋からぞろぞろと生徒会メンバーが勢揃い…
彼らはいろいろな意味で注目される存在だけあって…ただ者じゃない雰囲気がした。
現生徒会メンバー名簿
紅薔薇さま…ディーノ
黄薔薇さま…スクアーロ
白薔薇様…白蘭
紅薔薇の蕾(紅薔薇さまの弟)…雲雀
黄薔薇の蕾(黄薔薇さまの弟)…ベル
白薔薇の蕾(白薔薇さまの弟)…正一
蕾の弟も、生徒会に出入りし兄を手伝う事となる。
黄薔薇の蕾の弟…フラン
紅薔薇の蕾の弟…未決
白薔薇の蕾が一年生であるため、白薔薇の蕾の弟は欠番。
フレール制度…上級生が下級生を実の弟のように指導し、睦まじい関係を作るための制度。ボンゴレ独特の制度である。
上級生を兄、下級生を弟と呼ぶ。






























ノシ
学園ものw
悪ノも続けて学園もするって凄すぎるだろw
落ちノノ
また明日か夜中ノノ
学園モノは一回やりたかったんだよね。
楽しみw
次の連載は決定か…?
まあキャラ多いしいじくったらいくらでもお話が出来そうだな。
一番過去話が面白いのはどう考えても白薔薇さまだけど。
いやぁもう、マジでww
マリア様が何か知らんけどw
なんかw
なんとも言えない面白さw
名作「マリア様がみてる」から設定の一部とストーリーの一部を借りてる。
ええわwwこの設定ww
面白いっつーか・・・なんかこれ好きだわww
何気に一番の人気を誇る白薔薇さまのキャストに奴を持ってきましたっ!
なんだろw
これ読んでたらテンション上がる(((o(*゚▽゚*)o)))