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耐震強度偽装事件のあとに

2007年は住宅の着工戸数が大幅に低下し、特に同年の9月には前年比44%減となり住宅メーカーの経営悪化・廃業や倒産のほか、建材メーカーなどでの業界再編が起こるようになるきっかけの1つとなりました。

最大の原因は、震度5強でマンションが倒壊する耐震偽装問題をきっかけに、今では緩和されましたが、国交省が建築確認の審査を異常に厳格化したためでもあります。

審査の厳格化は、強度に問題がない小さな改築や2階建ての木造家屋にまで至るようになり、建築確認申請手続が煩雑化し、建物完成までに時間がかかりました。

今にして思うと、やたらとメディアや世論でパニックになったり、不思議なことが相次いでいましたが、建物の安全性に対してヒステリックな”空気”になっていました。

今後の社会システムそのものが大きく変化する、1つの契機だったように思います。

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