「聴き専」用プレーヤーの明日はどっちだ?!
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2012/10/06 14:14:09
米ロジテックの SqueezeBox touch が製造中止、後継機の発売可能性も限りなく低いとの報を聞いて、米アマゾンでポチってしまいました。やれやれ 届くまでえらく時間がかかるので、船便かとがっくりした10日後くらいに到着。どうやら通関で暇がかかってた模様。
http://www.amazon.com/Logitech-930-000090-Squeezebox-Touch/dp/B002LARRDA
あらら、僕はちゃんと米アマゾンから正規で買ったけど、見た感じではもはや代理店の流通在庫しか残ってないみたい。ぎりぎりセーフだったのか。初期不良で動かなかったら新品交換に応じてくれるのだろうか?
さて、国内で正規販売しているALAC(Apple Lossless)が使える数少ないネットワークプレーヤーには下記のものがありますが、どちらも昭和のステレオや大百科事典、大全集のような大鑑巨砲主義。orz 頼みのヤマハがついにALACサポートしてくれたのはありがたいんだけど、たくさん売ってメジャーになる気は端からないみたい。困ったものだ、
・LINN DS
http://www.linn.jp/ds/overview/
・YAMAHA NP
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/hifi-components/network-players/
しかしまあ、これで高い金出してスピンドルレスにしたiMacとはさようならする事が出来そうです。ついでに、USBでのハイレゾ出力の可能性も出て来た。いや、今DACで余ってるRCAで繋げば192kHz,24bitも何の問題もないな。そう考えるとてもうれしい。
てことでやっと本題。w ALACに拘って、通電中でも完全無音なシステムなら、iPodで充分じゃね?! な人も多いと思います。スピーカーで聴きたいにしても、デジタルでないとダメにしてもドックタイプのAVアンプとかいっぱいあるし。たくさん売ってメジャーになってる製品はやはり使い勝手がいいです。僕が持ってる曲は現状一万曲強で300G超えてます。なので、iPodに全曲は入れられないんだけど、後十年もすればiPod touchの容量が320Gとかになっててもおかしくない。
それに、タブレットを使ってリモコンできる、通電中でも完全無音なシステムなら。アップルがとっくの昔に製品群を出してる。システム構成はこうなる。
サーバルームの → リスニングルームの → 自分好みのDAC →
Mac AME(AirMac Express)
↑
タブレットでリモコンする
アップル信者なら、素直にこうするのが正しいし、じっさいこれで技術的なトラブルが発生する可能性は限りなく低い。なのに何故、今回MacをLinuxに、AMEをSqueezeBoxにしたのか。アップルはいっぱい持ってるけど、信者じゃないし、ガジェット好きの性としか言いようがない。w
最近オーディオ業界では何故か今更PCオーディオが流行りつつあるようなのですが、システム構成はだいたいこうなってる。
サーバルームの → リスニングルームの → 自分好みのDAC →
NAS PC
↑
タブレットでリモコンする
無音にしたいし、OSが軽い方が音が良いとかでApple TVのようなPCを使う人達がいるわけだ。
http://asoyaji.blogspot.jp/2011/03/voyagempd-votagempd.html
http://www.symphonic-net.com/kubotayo/articles/articles012.html
一見最初の構成とよく似てる、AMEはそのままApple TVに置き換える事も可能。コンパクトPCが弄れるので、ガジェット好きの血も満足すると、善い事だらけみたいですが。なぜそうしなかったのか。
OSが軽い方が音が良いのならDACの前段はバッファ兼
メディアコンバータなのが最高だろう
って理屈です。
しかし、いずれにしてもiPodの独り勝ちが続きそうな気がする。つまり、ネットワークプレーヤーの未来は暗い。トホホ
別の日記のコメで書いたから書かないけど、そこがオカルトと言われる所以だよな。
ここまでくると、あきれて物も言えない。垂れてる能書きの全てがごみなんじゃないかって気がしてくる。
で、声が大きいと、オーディオマニアは頭がオカシイって話になる。
突っ込めるのは知識がある人だけであって、同族があきらめちゃ駄目でしょw
苦手っていっても、最初がポエムだったらポエムにポエムを足しても論文じゃなくて「妄言」でしかない。
精度が低いですむうちは笑ってられても「妄想」とか「世迷言」はもう「××したら○○になったすらできてない。
結果と、適当な知識をつぎはぎして歪曲して作られた何かってもう理論でもない。
人間の「思考」じゃないっすよ。大脳じゃなくて、反射とか、そういうレベルじゃないかと思う。ベルが鳴ったらよだれをたらすってのとどんだけレベルちがうのよw大差ないと思うけど。
「信じていればこそ」「すきだからこそ」真摯に向き合うべきなんじゃね?と思うのはあちらの世界からだとおかしいことなんでしょうかねw
何にしても、音の良しあしを語る場合にデジタルデータが同じである事を前提にして、じゃあどこで音質が変わってるのか。きちんと問題になる部分を区分けして議論していかないとダメだと思うん。いわゆる還元的な研究方法。
そしてまたいわゆるオーディオオタクは重箱の隅を穿るのが好きな割には、還元的に研究するのは苦手で。「××したら○○になった」式の良く言えば感覚的、演繹的、総合的研究方法。悪く言えば、おおざっぱ過ぎて、演繹的なデータをきちんと抽出するには遠い状態。オタクの自分が、オタクを非難するのもなんなので、これくらいで。
配信側って、持ってるデータそのまま送りつけてるプロトコルのほうが多いんじゃないかと思うけど。
変換なりデコードしてから投げるほうが少なくない?だとすれば、「データを受け取ったあと」の処理が問題なので、渡してる側がどうこうっておかしい。
というか、「昨今のふつーの汎用OSのリアルタイム応答性は高くないし、そもそも保障されてない」のでリアルタイムカーネルなんてもんがあるわけで、「重い軽い」で時間軸が関係する出力に対して無視して語るのもおかしい。
リンク先って、配信側のソフトじゃなかったか。斜め読みしてるあたりがすでに興味微妙なんだけどw
まぁ、自分が言ってるのも「それを処理するときにどうするか」で、DACに渡す前の仕業だったら、DACのせいじゃないし、多くの場合よかれとおもって加工されてるし、ふつーのひとに耳なじみのいい音に加工されてるんだと思うけど。
ってか、電源云々っていえば、最初から直流の電池使えばいいんじゃないかと思う。そんな個体差レベルの話するなら評論したって検証できないごみ記事なんですよ。各家庭に届く電圧だって、ブレはありますし。
直流を要求する機器を交流から変換するからその影響も受けるんだし、ノイズの元にもなると思うし、デジタル回路とは引き離せばいいんじゃないかとおもう…けど、頭で音符が譜面になれば「聴ける」人なので、こだわらないです。
むしろコンサートとかライブのあの大音響って感覚的に「騒音」で「音楽」じゃない。フルオーケストラ辺りが「音楽」として楽しめる音量の上限なんだけど。
ただ、いつぞやもいったけど、「ジジイはどうせ高い音きこえねぇじゃん」ってw
で、「何を捕らえてポエムみたいなことほざいてんの?」って思うわけです。
打楽器とか管楽器の音考えると「誰が招かれざるノイズで、どこまでがあるべき音」なのか自分にはわからない。
ブレスだって、演奏の一部だろうけど、ノイズでもあるし。究極の姿をどこに求めてるのかがわからんのですよね。
車だったら速さが正義とか、レギュレーションあるんだけど。
問題はDACにデータを渡す機器なのね。理想を言えば、アナログ系の問題は総てDACに責任転嫁できれば、こんなありがたい事は無いんだけども。現実にはDACにデータを送る機器からの影響をDACのアナログ系が受けてしまう。例を挙げると、電力会社で音が変わるかどうかは試した事がないから判んないけども、DACの電源ブレーカと送り側機器の電源ブレーカを別系統に分けると音が変わる。同じコンセントから取ってても、コンセントの挿し方を反対にすると電源のアース極性が変わるので、筐体のアースとの影響で音が変わる。このような問題をDACの能力不足にするのは、まあ酷だと思うんだ。
さて、人間の耳は変化には非常に敏感なので、音の変化は敏感に察知できるんだけど、良し悪しの判断が出来るほどのレベル差はめったに出ない。w 気にしない人は全く気付かないレベルの違いに憂き身をやすつのがオーディオオタクなので、外野から何を言っても徒労に終わると思うですよ。
実際には再生側でバッファリングするし、音がブチきれたりするなら、帯域がたりてないんだろうけど。
電力会社で音が違うってのに等しい「技術に対する冒涜」だと思うのだが。
本当に音が違うとしてもそれが妄言に近い理由とセットで語られるなら、そんなもんはマジナイの域を出ないし、見直すべきは違う場所だろうと思う。
それにサーバ側って、データいじるの?フォーマットとかにもよるけど、普通はクレって言われたものをプロトコルにあわせてはいよってそのまま投げてるんだから、音になる根拠のデータを配信側は触らない。
って面では「処理が間に合って、デコーダにバグがなければ」同じ回路はフォーマットによる変化を除いて同じ音を生成しないとおかしいし、デジタル回路としておかしなことになってしまう。
デジタルだから音はおなじか?といえば、どこかでアナログ的要素は噛むので前提条件次第。頼むからブラインドテストやってから、マジナイ師は物書けって思う。本当に違いがわかるなら、むしろその耳を尊敬するけどw
でも「理論上変わってはいけないところの音が変化する」なら、それには明確な根拠があるのがデジタルな世界なのだが。
むしろリアルタイム性が低く、音が変わる可能性があるのは、クライアント側のOSじゃないかとおもうし、負荷がかかって何か起こるとすれば、そっちだと思うんだけど。
ただ、やりたい処理に対して、汎用性のあるコードによって太ったシステムより、実現に対して動作する回路が少ないほうが省電力で、問題の原因にはなりづらいというのは事実だろうとは思うが、サーバ側で音が変わるってまともな状況ならあってはいけない。
結局未来を明るくするには、「何が素敵で便利なのか」をアピールしないといけないんだけど、デジタル回路自体が、アナログ回路にとってはノイズの海ですし、どさっとまとめておいておくメリットがあるほど世間の人は「選びたい曲がたくさんある」んだろうか。
興味がない人が買ってくれるアプローチが出来れば、未来はあるんじゃないかと思うけど、どうでしょうな。
うちだとDLNAとか、DTCP-IPとかって真っ先に切れれば切る部分なんだけどw