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青い春なんてくそくらえ!【BL?】 15

「桜川クン僕と組んでくれませんか?」

「お願いします。パートナーに」

「ていうか、僕と付き合ってください!」

えー、ちなみにこの人たちは俺に言ってるのではなく、紅貴へのラブコールだったりします。

紅貴は教室・食堂・廊下どこに行ってもモテモテ状態。

そんな紅貴の反応は…

「すまないが、俺は自分で時間をかけてパートナーを探したいんだ」

今のセリフを直訳すると…

「貴様らと組んで何になる?使えなさそうなパートナー(奴にとっては奴隷)はいらねぇんだよ」

といってます。

少なくとも付き合いの長い俺にはそう聞こえる。

「ライバル多いね。頑張らなきゃね、結城くん」

「はぁ!?何で俺」

「何言ってるの?昨日、協力してくれるって約束したじゃない」

あ、そうだった。

美羽からのクエスト『僕を紅貴くんのパートナーにして』を受けてたんだった。

でも紅貴の美羽への第一印象が「イジメがいがなさそう」だからな。

どSの紅貴のパートナーになるなんてあまり勧められない。

「美羽ちょっと考え直したらどうかな?」

「何を?」

「紅貴よりも他に優しくて優秀な奴がいると思うし、あいつと組んでもきっとロクな目にあわないって」

説得を試みたけど、美羽の反応はというと。

「ふふ♪心配しなくてもパートナーになるだけで何もしないよ?僕、彼氏いるし」

え?えーーーー!!?

「ど、どいうこと!?」

「僕の彼氏のこと?」

「それだけじゃなくて全部だよ!」

「えぇーなんか照れるな…」

美羽は頬を少し赤くして惚気た笑顔で語った。

「僕の彼氏ね、この桜学の生徒会執行部なんだけど、ここって全寮制でしょ?休みの日じゃないと全然会えないし、桜学の生徒になれば会えるかなと思ってたんだけど…一般生徒が生徒会の人と親しくしちゃいけないのが暗黙のルールみたいになってて…」

美羽は少し暗い表情でため息をついた。

「桜学はパートナー制ていう独自のシステムでしょ?生徒会のメンバーも例外じゃなくて、
例えば…『生徒会長に選ばれた人のパートナーが副会長』
『書記・会計に選ばれた人とそのパートナー』で成り立ってるんだ」

「じゃぁ紅貴をパートナーにしたいのって、生徒会に入りたいから?」

「うん、紅貴くんなら成績も優秀で先生からの人望もあるし、生徒会に入ることも夢じゃないと思うんだ。もちろん僕自身も頑張るよ。好きな人とずっと一緒にいたいもん」

美羽は見た目によらず根性据わってるんだな。

でも一つ問題が…

「紅貴はたぶん生徒会には入る気無いと思うぞ」

「えぇ!?何で?」

「それは俺にもわからない」

ただ、生徒会長の有栖川さんと何か関係してると思う。



【続】

#日記広場:自作小説

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2009/07/11 18:01
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次も楽しみ~★

美羽って結局どんな子なんだ?



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