青い春なんてくそくらえ!【BL?】 15
- カテゴリ:自作小説
- 2009/07/11 16:28:03
「桜川クン僕と組んでくれませんか?」
「お願いします。パートナーに」
「ていうか、僕と付き合ってください!」
えー、ちなみにこの人たちは俺に言ってるのではなく、紅貴へのラブコールだったりします。
紅貴は教室・食堂・廊下どこに行ってもモテモテ状態。
そんな紅貴の反応は…
「すまないが、俺は自分で時間をかけてパートナーを探したいんだ」
今のセリフを直訳すると…
「貴様らと組んで何になる?使えなさそうなパートナー(奴にとっては奴隷)はいらねぇんだよ」
といってます。
少なくとも付き合いの長い俺にはそう聞こえる。
「ライバル多いね。頑張らなきゃね、結城くん」
「はぁ!?何で俺」
「何言ってるの?昨日、協力してくれるって約束したじゃない」
あ、そうだった。
美羽からのクエスト『僕を紅貴くんのパートナーにして』を受けてたんだった。
でも紅貴の美羽への第一印象が「イジメがいがなさそう」だからな。
どSの紅貴のパートナーになるなんてあまり勧められない。
「美羽ちょっと考え直したらどうかな?」
「何を?」
「紅貴よりも他に優しくて優秀な奴がいると思うし、あいつと組んでもきっとロクな目にあわないって」
説得を試みたけど、美羽の反応はというと。
「ふふ♪心配しなくてもパートナーになるだけで何もしないよ?僕、彼氏いるし」
え?えーーーー!!?
「ど、どいうこと!?」
「僕の彼氏のこと?」
「それだけじゃなくて全部だよ!」
「えぇーなんか照れるな…」
美羽は頬を少し赤くして惚気た笑顔で語った。
「僕の彼氏ね、この桜学の生徒会執行部なんだけど、ここって全寮制でしょ?休みの日じゃないと全然会えないし、桜学の生徒になれば会えるかなと思ってたんだけど…一般生徒が生徒会の人と親しくしちゃいけないのが暗黙のルールみたいになってて…」
美羽は少し暗い表情でため息をついた。
「桜学はパートナー制ていう独自のシステムでしょ?生徒会のメンバーも例外じゃなくて、
例えば…『生徒会長に選ばれた人のパートナーが副会長』
『書記・会計に選ばれた人とそのパートナー』で成り立ってるんだ」
「じゃぁ紅貴をパートナーにしたいのって、生徒会に入りたいから?」
「うん、紅貴くんなら成績も優秀で先生からの人望もあるし、生徒会に入ることも夢じゃないと思うんだ。もちろん僕自身も頑張るよ。好きな人とずっと一緒にいたいもん」
美羽は見た目によらず根性据わってるんだな。
でも一つ問題が…
「紅貴はたぶん生徒会には入る気無いと思うぞ」
「えぇ!?何で?」
「それは俺にもわからない」
ただ、生徒会長の有栖川さんと何か関係してると思う。
【続】

























次も楽しみ~★
美羽って結局どんな子なんだ?