今日もいちにちお疲れ様でした



毎朝会社へ行ってタイムカードを押すときに

襲ってくる虚無感にやるせない想いをしていませんか？



ひとりぼっちだと感じる夜に

ひざを抱えて泣いていませんか？



家族がいても、いなくても

恋人がいても、いなくても

人は物理的にではなく

精神的にひとりぼっちだと感じることがあります

例えたくさんの人に囲まれているように見えても

時々襲ってくる寂しさと孤独感に

どうしようもなく打ちひしがれてしまうときがあります



ある本に書かれていた比喩を引用して言うと

人は誰も心の中に傷ついた獰猛な熊がいて

それが時々目覚めては誰かを傷つけようとする。

この例えはすごく分かりやすかったし

自分の内面をうまく表現してくれていると思った。



傷付いた熊は獰猛で、飢えている。

恐らく、愛情と呼ばれるものに。



あたしたちは

あたしたちが生まれつき当たり前のように注がれてきた

親からの愛情と同等かそれ以上のものを

どこか別のところへ求めようとしたとき

その強いジレンマと戦わなくてはいけない。


大人になるにつれ、注がれる愛情に対して

疑いを持ってしまう。


きっとそれは自己防衛本能の一つで

傷付きたくないから

必要以上を求めたり

疑ったり、言葉を欲しがったりする

そんなもの、一時的な気休めにしかならないのに

何かを感じ取っていないと、不安で不安で仕方ない。


絶対的な愛を求めながら、一方ではそれを否定してしまう

無意識的に遠ざけてしまう。だから

大人になるってことはとても哀しい。


心地よく響く言葉の中にたゆたうように

身を任せているのは心地がいい

例えそれが表面的なものだとしても

刹那な心地よさは麻薬のように心を支配する


　好き。大好き。

　愛してるよ。

　ずっと一緒にいようね。

　こんなに胸が苦しいのは初めてなんだよ。

　こんなに思い出すだけで涙が出そうなのは初めてなんだよ。。

　逢いたいよ・・・・●●●のことしか考えられない。

　俺は●●●を殺したい愛くらいしてます。

　●●●から全てを奪い去りたいくらい愛してます。

　何かあったら、絶対俺が●●●を守るよ 愛してる



そう言ってくれたかつての恋人はもういない



そう、それは全部失われて行く。

１００％の確率で

いつかは消えてしまう



失われて行くものだと知りながら

それでも欲しがってしまうのは

どうしてなんだろう

手に入れようとするから苦しいのに。



失うことと

手に入れることは

きっと同じ場所にある

ほんの少しの神様の気まぐれで

どっちに転ぶか分からない


手に入れたと思っても

気が付いたら手の平には何もない




　あたしは、あの頃

　いったい何をつかんでいたんだろう
　
　いったい何をつかんだような気がしていたんだろう



　時々そんな風に思い返したりします。




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過去の日記からです。
かなり長いので2000文字では入らず割愛しました。
本当は全然違う結末でしたが、お暇な方はどうぞ↓

http://soulbox.blog95.fc2.com/blog-entry-102.html
（自虐的長文ブログより）

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