飯田線乗車の旅 みっかめ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/10/18 22:30:14
二日目の宿が、安さのわりによい所だったので、
気をよくして、早朝に目覚めてしまいました^^
これは、始発で行けとの鉄の神のお告げ、とばかり、
さっさと身支度して駅へ行ってしまいます。
宿泊先の茅野駅周辺は、昨晩の夕飯で
駅前の「古時計」って言う店に行った以外、全然回ってません。
残念では有りますが、電車に乗っておきたいです。
茅野から隣り駅の上諏訪まで乗り、そこで飯田線に乗り継ぎます。
飯田線の線名としての終着は辰野ですが、
多くの列車が、そのまま中央線に乗り入れて岡谷まで行き、
一部は上諏訪までも来る場合が有るんです。
そのおかげで、朝一番の上諏訪駅には、中央線用車両と飯田線用
車両が並んで待機していたりします。良いアングルなので、撮影。
ホームの壁に書いてある駅名表示が諏訪湖の絵と一体化している
あたり、観光の駅だなって感じさせますね。
6時33分上諏訪発に乗車、早朝なのに学生さんが多いです。
帰り道に、往路で降りられなかった駅に下車したいと思い
車内で時刻表と会議を開きますが、あまり上手い案が出ません。
それより、往路で伊那本郷の近くで線路脇に道があったのを
見ていたので、そこからの車両撮影をしよう、と言うことにしました。
豊橋方面行きで伊那本郷まで行って下車、すぐ駅を回り込んで
七久保方面の線路が道に並走する所まで歩き、辰野方面行きの
列車を待ち構えて撮影、取って返して伊那本郷から豊橋方面行き
にまた乗る、と言う作業です。どうでも良いようなことですが、
山や林を背景に走る列車をアップで撮れると思ったので。
撮影自体は上手く出来たと思ったのですが、後で見たら逆光で、
車両が暗く写ってしまって、出来は良くありませんでした。
その後は乗り継ぎ以外は下車せず、と言うより時間的に出来ず、
往路で撮らなかった区間の車窓を撮影する事にします。
ところが列車が南に向かって走るため、逆光っぽいアングルが
多いみたい。ビデオカメラの性能もあるでしょうが、画面に光が
入りすぎて、白っぽく霞んできます。そして、時折影に入ってまた
日向に出ると、露光調節が追いつかず、綺麗に写りません。
そして、窓ガラスに付いたチリホコリが、やたら良く写っちゃう。
これは考えなかった事態で、軽くショックでした。
カメラの性能、撮影技術、色々あるでしょうが、今の自分では
往路より良い映像は得られませんでした・・・
そんな風に、帰り道の乗車は行きに比べれば、疲れもあるし、
あまり見所のない旅になってしまいましたが、それも勉強。
では、ここで付け足し。
飯田線には短いトンネルがとても多くあります。
トンネルなんて、普通は面白くない風景の第一ですが、
飯田線の場合は若干事情が違いました。
実に色々な表情があるからです。
まず第一に、単線用なので幅が狭く、よって馬蹄形になりやすく
ちょっと可愛い。
入り口の手前に藤棚のような張り出しがあったり、
トンネルの上に民家が乗っていたり、
さらには、片側にアーチ窓が並んだり、柱だけの素通しだったり。
短いトンネルの出口の向こうに、次のトンネルが見えていて、
入れ子構造、合わせ鏡みたいな感じに見えたり。
言って見れば、トンネル博物館といっても良いくらいのバラエティ。
ここ飯田線に限っては、トンネルもその見所の一つ
そう思ってもいいような気がしました。興味深かったです。
結局途中下車無しで乗ってきても、豊橋に着いたのは夕方で、
きっちり時間を使い切ったという感じでした。
ここまで来ると、もう名鉄線も東海道線も本数があり、
時刻表なんて見る必要がありません。来る電車に乗るだけです。
何だか、すごく条件が違うんだな、と感じました。
以上で今回の旅行記は終了です。が、一つ補足訂正させて下さい。
渡らずのS字鉄橋が、川を渡った対岸が崩れやすくて行けない、
みたいに書きましたが、さらに調べましたらそうではなさそうです。
目の前に掘ったトンネルが、作ってみた所崩れやすくて危険、
と言う理由で、目前のトンネルを迂回して川の上を走っている、
と言う事情なようです。最初から、向こう岸に渡るための橋では
無かったのですね。その点は訂正させて下さい。
長く掛かりました。ご面倒様でした。
写真などは、これから気が向けは^^; よそのブログに乗せると
します。
いつもいつも、コメ下さって、本当に感謝です。有難うございます。
車窓から見ただけで地域感歴然、って言う場合もありますよね。
青い森鉄道など、線路に沿って防風林が並んでいたり、
飯田線でも山と渓流以外何も無い感じが別世界的だったり。
それでも、その町に実際降りて歩いてみると、人里なら生活感があります。
長野の中野なんて、何処の家からも野沢菜の醤油っぽいにおいが香っていました。
「イガグリが落ちてきます。見上げないで下さい」みたいな注意書きも、
自分の地域では想像も付かない、観光客目線では珍しいものだと思います。
そのちょっとしたきっかけで地域を感じるのは、歩いている時でしょうね。
最近、よく地図を見る私ですが、
電車の路線を見て、どんな地域かな~、とか
目的地は、駅から何分くらいかな、とか考えるのですが、
地域の感じは、そこを走っている、電車に乗っても、なんとなく、わかるものなのでしょうか?
それとも、やはり、実際に、その地域に行って(降りてみて)みないと(歩いてみないと)わからないものでしょうか?
変なこと、聞いて、すみません^^;
有難うございました! ^^
あれから、気になって、最新型のビデオカメラを見に行きました。
...なんと高価なことでしょう。びっくりです。
そう言えば、今使っているビデオカメラ、中古で買ったんですよ。
今の品とはずいぶん性能が違うんでしょうね。
けれども、しばらく新規購入とはいきそうにないなって思いました。
しばらくは技術力アップで、カバーしないといけません。
あれはしんどいですね^^
太陽をどかせるわけにもいかず
走っている電車に止まってくれとも言えず^^;
普通に、写真を撮るときにも
困ってしまうことの一つです・・・
もう少しで紅葉です。
紅葉を車内から見るのも宜しそうですね^^
お疲れ様でした!
飯田線に限らず、駅名には振り仮名がほしいですよ。
「為栗」とか「大嵐」とか、普通、正解はできませんもの。
あの後カメラのマニュアルを見たら、逆光補正の方法などが書いてありました。
もう少し勉強しなくちゃ、ですね。
有難うございます。
電車の旅の楽しみ方は色々ありますからね。
今回は撮影に偏りすぎましたが、車内で駅弁も良いし、
おっさんなら酒盛りもいいです^^
そして、あの振動にゆられて寝るのも、もちろん楽しみの一つですよ。
本当に、好きなものは、いつの間にか、ですね。
へえ、足湯があったのですか。気付きませんでした。
私があの駅にいたのは、早朝と日没後ですが、時間制限はあったのでしょうかね。
まあ、列車が3編成綺麗に並んでいるのを見て、他の物は目に入らなかったともいえますけど。
息子が子供の頃に買った「日本全国 鉄道旅行」という本の路線図を見ると、
飯田線と中央本線の駅の数の違いに驚きます。
この距離を旅されたのですね~^^
ちなみに子供向けの本なので、すべての駅名にフリガナついてます^m^
写真撮影は素人には難しいですよね。
前に民放BSで、鉄道写真家さんが撮影するところを紹介していましたが、
色々なテクニックがあるようでした。
「なんで電車がすきなのか自分でも分からない」って他のとこのコメに書いてありましたが
好きなものってそういう物ですよね~。
理屈ないものなんですよね~♫
電車は乗り物位にしか思っていない私でも わびすけさんのブログを読むと
うきうきして 実際乗ってみたい気にもなります^^
でも 実際乗ったらトンネルがどんなに可愛くても何分もしないうちに眠ってしまう気もしますが☆
秋の冒険無事に帰ってこれて何よりでした~^^お疲れ様でした!
ぜひ足湯がしたいところです。ずいぶん前は
温泉に入れたのですが、今は足湯らしい。
地元なのになかなか行けませんが・・・(笑)
有難うございました。
歩く量に関しましては、私は少し風変わりらしいので、基準になさらないで下さい^^;
まじめに言いますと、私は自分のいる場所を自分の場所にしたい人なのですね。
なので、そこにしゃがんでカバンを広げれば、部屋に居るのと同じ事ができてしまう、
そんなジプシーのような移動が好きなのです。
身一つと荷物一つが全て、という人生に憧れたりしますが、現実的ではありませんね。
それでも旅行中は、それに近い気持ちになれるので、好きです。
立っている場所が私の家です。そんな感じ。
写真の方も、努めます^^
電車旅と車旅の違いって、とにかく歩くことなんですよねぇ
駅から目的地までとにかく歩くので、土地全体を肌で感じるんですよね。
車だと「あ、今の店いい感じ」って言ってもすぐ通り過ぎちゃって、
道によっては戻るに戻れず涙する…て事がいーっぱいあります。
寄り道が難しいんですよね(^_^;)
私も今度は高知のくろしお鉄道乗ってみようかなぁvv
でわでわ、写真UPされる日を楽しみに待ってます^^