三島駅 東海道本線・伊豆箱根鉄道
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/10/26 08:16:12
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三島駅は、三島市の代表駅で、静岡県三島市一番町にあり東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・伊豆箱根鉄道が使用する駅です。JR東海の東海道新幹線、JR東海・JR貨物の東海道本線(JR東海が第一種鉄道事業者でJR貨物が第二種鉄道事業者)、伊豆箱根鉄道の駿豆線の合計3路線が乗り入れています。JR東海の駅舎と伊豆箱根鉄道の駅舎は分離されていますが、駅構内は隣接し、線路がつながっています。JR東海の南口駅舎は富士山と三嶋大社をイメージしたものになっており、中部の駅百選にも選定されました。
東海道本線で運行される列車のうち、三島駅に停車するものは普通列車が中心だが、東海道本線と駿豆線を直通運転する特急「踊り子」も停車しています。三島駅以西へ向かう特急列車も存在していましたが、2007年(平成19年)3月18日の特急「東海」の廃止により消滅しました。快速「ムーンライトながら」は下りのみ(臨時を含む)三島駅に停車していましたが、2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正で臨時列車への格下げと同時に停車駅が見直され、両方向とも三島駅通過となりました。その他夜の下りホームライナー1本が当駅始発で運転されていましたが、始発駅が沼津に変更され、こちらも三島駅への停車がなくなりました。東海道新幹線の列車は、「こだま」の全列車と、東京 - 岡山間(上下各1本は新大阪発着、下り1本のみ広島終着もある)の「ひかり」が1日上下6本ずつ(2時間に1本)停車し、三島駅発着列車も設定されています。
駅は東海道本線の丹那トンネル開削に伴って1934年(昭和9年)12月に開業しました。同時に、1898年(明治31年)に運行を開始した駿豆線も下土狩駅から起点を変更し乗り入れました。この三島駅は2代目であり、駿豆線の起点であった下土狩駅が初代の三島駅でした。1969年(昭和44年)4月には東海道新幹線側にも駅が完成し、1987年(昭和62年)4月に行われた国鉄分割民営化では、それまで日本国有鉄道(国鉄)が運営していた三島駅の旅客営業をJR東海、貨物営業をJR貨物がそれぞれ継承しました。静岡県三島市一番町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・伊豆箱根鉄道の駅です。
駅の出入口は、在来線ホームの南側にある南口と、新幹線ホームの高架下にある北口の2ヶ所。2つの出入口は地下通路で結ばれています。地下通路の在来線ホームと新幹線ホームの間には、日本で初めて設置された平面付き2段階エスカレーター・オートウォークがあり、「ゆうロード・三島」と命名されています。このエスカレーターは登場当初日立製作所のCMでも紹介されました。エレベーターは、地下通路と各ホームの間及び地下通路と南口の間の合計4ヶ所に設置されています。在来線側の3基は1999年度に、新幹線側の1基は2006年度に整備されました。
南口の駅本屋は1934年の開業当初からのもので、神保忠良によって設計されました。木造一階建て372平方メートルで、屋根の緩やかな曲線により富士山と三嶋大社の社をイメージしているといわれています。南口にはJR線の改札口が1ヶ所ある他、伊豆箱根鉄道との乗り換え口があります。改札口・乗り換え口共に自動改札機が導入。駅本屋には自動券売機(在来線のものはTOICA対応・タッチパネル式)やみどりの窓口があり、南口側にはTOICAチャージ機、TOICA非対応のタッチパネル式自動精算機が設置されています。連絡改札口には自動精算機はなく、JRで乗り越し精算する場合はJR側の有人改札口で精算して入鋏印が押された精算証を受け取り、伊豆箱根鉄道の改札口で入鋏印が押された精算証と伊豆箱根鉄道の乗車券を渡す事になります。この時自動改札機は利用できない。地下通路の南口へのエレベーターの前の伊豆箱根鉄道の発車標には「←JR線精算所」と精算所の案内が表示されます。南口側の改札外では、ベルマートとJR東海ツアーズ三島支店が営業しています。
高架下にある北口の駅舎には、在来線・新幹線の各改札口や両線の乗り換え口が開設されています。北口は南口と異なり深夜は営業しておらず、そのため地下通路は夜間閉鎖されます。駅舎内には南口と同様にすべての改札で自動改札機が導入されています。改札外にはタッチパネル式自動券売機(在来線のものはTOICA対応・タッチパネル式)、みどりの窓口が設置されています。在来線北口改札内にはTOICAチャージ機とタッチパネル式自動精算機があり、新幹線連絡改札口の在来線側には新型のタッチパネル式の新幹線特急券自動券売機がある。北口側では、新幹線改札内でギフトショップ(ギフトキヨスク三島)が、在来線改札内でベルマートが営業している他、飲食店などが入居する「アスティ三島」が北口駅舎に併設されています。
発車標は、以前は在来線・新幹線のホームに反転フラップ式のものが設置されていましたが、現在は両者ともLED式となっています。この他にも在来線ホームにはLED式の列車接近案内表示器や、新幹線ホームにはLED式のお知らせ表示器があります。改札口前の発車標は北口・南口共にすべてLED式となっています。JR東海の駅長・駅員配置駅(直営駅)であり、管理駅として函南駅を管理していまする。
箱根の坂は東海道の難所の一つに挙げられるが、その箱根西坂の麓の宿場町として、また、伊豆国の中心地として三島は古くから栄えてきた事から、周辺には見どころも多い。源頼朝が平家打倒の旗揚げをした事で有名な三嶋大社は南口から南へ徒歩10分の距離であり、三島市の名勝である楽寿園は南口を出てすぐです。また、地元の清流で育った鰻が名物で、これを扱う料理店も駅周辺に散在しています。
北西に約1 - 2km程行くと御殿場線の下土狩駅があります。ここは三島地に駅ができるまで「三島駅」を名乗っており、当時は駿豆線も下土狩駅まで延びていました。
なお、三島市の中心市街地としては、当駅周辺よりも三島大通り商店街に隣接する伊豆箱根鉄道駿豆線三島広小路駅付近を挙げる場合が多い。また、三島市役所へは三島田町駅が最寄り駅です。
駅から数百メートル進むと長泉町であり、清水町も当駅から2kmとない。
南口側には駅前広場が整備され、環境先進都市を目指している三島市に相応しい、水と緑が溢れる美しい駅前広場となっています。駅前広場はツインロータリー方式で西側がバス乗り場、東側がタクシーと一般車の乗降場となっています。
北口では三島市が取得した土地部分では、駅前広場のリニューアル工事がなされ、2006年(平成18年)3月に完成している。広場は南口と同様にツインロータリー方式です。増進会出版社取得分の土地についてはすでに建物が完成しており「Z会三島本社ビル」として稼働しています。館内にはZ会の設置による「大岡信ことば館」が併設されています。2006年8月には、北口駅前広場奥に新しい自転車駐輪場が完成しました。3階建ての建物に約1,400台が収容可能。さらに立体駐輪場の東側には静岡県立三島長陵高等学校が建設され開校しました。この他、三島駅北口再開発関連では、北口交差点付近にビジネスホテル東横インが進出し、2008年秋にオープンしました。