il marito e la moglie
- カテゴリ:日記
- 2012/11/23 08:16:56
BL(XS、微BF)表現注意。
1日遅れの良い夫婦の日ネタ。
とある朝のことだった。
ヴァリアー本部の玄関先で、けたたましいほどの大声がこだまする。
「う゛ぉおおい…ザンザス!シャツのボタンはちゃんと上まで締めやがれ…」
「あ…?カスザメが…オレに指図すんじゃねぇ。」
「仕方ねぇだろぉ…」
そういって、スクアーロはザンザスの前ボタンをきっちり上まで締め、ついでにネクタイも整えてやった。その間、スクアーロはわずかに頬を染め、ザンザスから少し目をそらしている。
「見えてたんだぁ…痕が…」
出がけになって、いつものように着崩してはだけたザンザスの胸元からはっきり見える、赤い所有印に気づく。心当たりのあったスクアーロは、必死でその痕を隠させた…
今日は、シチリアにあるボンゴレ本部で全体会議。
代表としてザンザスと、その右腕が招集された。つまり、会議で痕を晒すわけにも行かなかったのだ。
そんなスクアーロの仕草を分かってか、スクアーロがザンザスのネクタイを結び終わると同時に、ザンザスはスクアーロの額に唇を落とす。
「…なっ…」
「…おー…あの二人ーああ見えて、夫婦も同然じゃあないですかー」
「まー10年前くらいからだし、見慣れたけどな。」
「ミーたちも早くあの域にたどりつきましょーねー」
「…っ…お前何言って…」
「冗談ですー」
「冗談かよ!」
そんな二人を見て曰く。
若い二人はまるで良い夫婦だと語った。
すっかり立派に成長したボンゴレ10代目こと沢田綱吉は、会議に集まった皆を一瞥して思う。
泣く子も黙る、ボンゴレ独立暗殺部隊「ヴァリアー」の代表二人の様子がおかしい…と。
「二人とも顔真っ赤だし、俯いてどうしたの?…しかもそんなにちゃんとした格好で来るの珍しいね。」
そう声を掛けると、二人はそれぞれそっぽを向いた。
それに絶えかねたスクアーロが、綱吉に声を掛ける。
「いいから…会議をすすめろぉ…」
彼にしては、小声であったと思う。
二人は始終、そんな調子であった。






























うぉっほい\(^p^)/(((
ドルチェちゃんが見たら先輩に変態って言うんだろうなぁ・・・w多分