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シン・ドラマ汁


ドラマ【猿飛三世】

猿飛三世
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
【あらすじ】徳三郎が不正な商いの疑いで所司代に捕らわれた。さらに不正を見逃した高波藩京屋敷にも嫌疑が及び、主膳は再び窮地に立たされる。佐助徳三郎が入れられた牢に忍び込み、彼から事の次第を確かめる。徳三郎はどうやら北倉の目的を確かめるため、わざと捕えられたようだった。そして彼は主膳お市を京屋敷から安全なところに匿うよう、佐助に指示。しかし主膳は自分が京屋敷から勝手に離れては、高波藩改易の口実を与えるようなものだと、頑として動こうとしなかった。

【感想】まさか主人公が最終回を前に死んでしまったわけではないと思いますが…。龍騎じゃあるまいし。しかし手裏剣は心臓付近に刺さっており、何かで防護されていない限り、死亡している可能性は高いですね。いや、ストーリー上、死んでいるとは思えないのですが、予告でもほとんど佐助の姿は出てこなかったし、きっといざっていう時になって復活してくるのではないかと予想しています。しかし北倉が密貿易をしようとしていたのは、彼個人のもしくは北倉一味のためではなく、幕府が後ろ盾にいたというのはちょっとありえないですね。だって鎖国したのは幕府だものw 法律を勝手に作れる立場にある幕府が、その法律を破って密貿易をするとは思えないんですよね。だったら法律を改正して、自分たちに有利な文言をいくらでも盛り込めばいいだけの話ですから。てか、それが長崎の出島であり、多分この時期は鎖国の中で、海外との通商手段を考えている過渡期だったと思われます。これが幕府ではなく有力大名とかだったら話は別なんですが、その場合改易した藩の所領を勝手に奪うわけにはいかないですからね。なんかよくわからない陰謀だな。あと、時代劇にしてはちょっと許せないセリフもありましたね。お辰が、徳三郎が出て行ったのは佐助がまだ1歳になっていなかった…とか言っていたセリフです。時代物にちょっと詳しい人ならすぐわかると思いますが、この時代は数え年が当たり前だったので、生まれたらもう1歳なんですよね。そして翌年の正月に皆いっせいに年を取る。だから大晦日に生まれた赤ん坊は、翌日にはもう2歳なんですよw 日本では明治時代になり正式に満年齢を採用しましたが、昭和25年に法律ができるまで、民間では数え年を使うのが当たり前だったようです。なので今でも年寄りの人は子供の頃は数え年を使っていたなんて人がいるんじゃないでしょうかね。まぁ恐らくわかりやすいように、そのように表現したんだとは思いますけどね。




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