100形電車 (広島電鉄)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/12/01 09:01:21
http://blog.goo.ne.jp/yoshi0749のブログを覗いて下さいね。
広島電鉄100形電車は、広島電鉄が保有する路面電車車両です。1984年に復元された車両です。1984年に行われたイベント「SunSunひろしま」の目玉として登場しました。広電開業当時のA形(後の100形(初代))電車を模して作られた、いわゆるレプリカです。台車や主要機器等は廃車後、市内の交通公園に展示されていた150形157号車のものを整備して使用しました。このため、100形(初代)のブリル21Eに対し、一回り大柄な日車製S12形台車を装備しているほか、主電動機出力も大きい。100形(初代)の車体は元来木製であったが、現在の保安基準に合わせて鋼製になり、乗客の転落防止のため、客室と運転台を仕切るデッキの木製扉は自動化されました。現在の集電装置はZ型ビューゲルだが、ダミーでポールも2本取り付けられています。156・238・653等の、事実上の動態保存車グループの筆頭といえる車両です。
復元から2000年代前半までは白島線で、同様の運行をしていました。4月~10月の土曜日、日曜日、祝日には横川線(横川駅~江波)で営業運行を行っています。なお、ICカードPASPYの利用はできません。運休日、時刻表は広島電鉄公式ホームページに掲載されています。但し運行予定日であっても貸切運行や、デッキが開放であることから悪天候により運休する場合があります。イベント用に使われたりして、通常は江波車庫に留置されています。
「チンチン電車」は通行人への警報のために、運転士が足で床下の鐘フートゴングを鳴らす音から来ており、もう1つは、車掌が運転士にあるいは運転士が車掌に合図を送るために鳴らしていた鐘(ベル)の音に由来します。鐘の音は走行中電車が停留場に近づいたとき「チン」と1回鳴らせば「降客があるため停車せよ」または「停車する」。「チンチン」と2回鳴らせば「降客がないので通過しても良いか」または「良い」。さらに停車中に「チンチン」と2回鳴らした場合は「乗降がすんだので発車しても良いか」または「良い」。「チンチンチンチン」と3回以上の連打は「直ちに停車せよ」または「停車する(非常停車)」意味で使用されていました。