Nicotto Town


観光列車から、日々利用の乗り物まで


山陰観光列車 みすゞ潮彩


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みすゞ潮彩は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が新下関駅・下関駅 - 滝部駅・仙崎駅間を山陽本線・山陰本線経由で運行する観光列車です。

山陰本線西部の自治体である山口県下関市と長門市の要望により、2007年7月より両市を結ぶ観光列車として運行されています。普通列車または快速列車として毎日運転されており、沿線の日本海(響灘)の眺望に配慮した指定席車両が連結した専用の車両が用いられています。
列車自体に観光要素が盛り込まれており、駅間の風景の美しい3箇所(「ビュースポット」と称している)で車窓からの風景を楽しむための一時停車が行われているのが特徴となっています(これは実質的な前身である「萩・長門ブルーライナー」でも実施されていた)。列車名は、長門市仙崎出身で、下関市で生涯を送った童謡詩人金子みすゞに由来し、公募により決定されました。

原則として毎日2往復が運転。運行区間は、1号は新下関駅 → 仙崎駅間、2号は仙崎駅 → 下関駅間、3号は下関駅 → 滝部駅間、4号は滝部駅 → 新下関駅間となっている。1・4号の新下関駅 - 下関駅間、および土曜・休日の1・2号(長門市駅 - 仙崎駅間を除く)は快速列車、そのほかは普通列車として運転されています。
1・4号は幡生駅 - 下関駅間が重複運転となるが、幡生駅には山陰本線との出入りの際のみ停車し、新下関駅 - 下関駅間の走行時には停車いたしません。このため、この列車に乗車した際の新下関駅と山陰本線各駅(幡生駅を含む)間の運賃は、下関駅で途中下車しなければ幡生駅 - 下関駅間に関しては不要となる特例が設けられています。
1・2号は以下の駅間で列車を一時停車させ、車窓から日本海が眺めることができるように考慮されています。
小串駅 - 湯玉駅間
宇賀本郷駅 - 長門二見駅間
黄波戸駅 - 長門市駅間

2両編成の専用車両(キハ47形7000番台)が使用されています。専用車両は下関地域鉄道部下関車両センター(現在の下関総合車両所)で改造されました。金子みすゞの生きた時代にちなみアール・デコ調のデザインが施されています。車両改造費用は約8000万円で、沿線自治体でもある下関市・長門市が負担しています。2号車の指定席車両には車内外に大幅な改造が施されています。海側(長門方向に向かって左側)に大きな展望窓を備え(改造車のため座席と窓の配置がずれている箇所がある)、床固定式のテーブルが備え付けられています(このテーブルは移動不可)。また、海側(海向き)の指定座席は、回転させることができ、前後で向かい合わせとすることができます。なお、1号車の自由席車両は通常この区間を走行する車両とほぼ同等の設備となっています。この車両は下関駅 - 滝部駅間の朝の普通列車1往復 (822D, 859D) にも使用されるが、この場合でも指定席車両への乗車へは指定席券が必要です。この場合、みどりの窓口での発券はできず、当日車内で車掌から購入することになります。

車内には売店が設置されており、エプロンに「みすゞ潮彩」と書いてあるメイド服を着た販売員が携帯ストラップなどの限定グッズやお弁当や飲料などを販売しています(売店の営業は土休日の1号・2号のみ)。また、指定席車両では土休日の「みすゞ潮彩」1号・2号のみ車内イベントとして紙芝居を上演しています。車内で販売される弁当は数量限定のオリジナル弁当「みすゞ潮彩弁当」ですが、何度か弁当の内容がリニューアルされています。850円で販売されていた頃は10種類のパッケージが用意され、「みすゞ潮彩1号」(土休祝日のみ)にて販売されていました。2008年1月26日から5月31日までは、JR西日本による「TRAIN+(プラス)山陰本線キャンペーン」が実施され、内容を変更の上950円で販売されている。こちらも数量限定であるが「みすゞ潮彩」(土休日のみ)のほか下関駅・新下関駅の各コンコース内うどん店で取扱っています。パッケージは「みすゞ潮彩」の概観をデザインした、尾崎眞吾(長門市在住のイラストレーター)によるイラストです。

 







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