何とも普通な女の子達が
何とも普通に部活を再活動し
何ともゆる～い文化系部活を

何とも普通に楽しんでいる

そんな普通に可愛く楽しいアニメです

作画の特徴として面白いのはすらっとした腕や脚の先に付いているあまりに小っちゃい靴や手のひら＾＾可愛いのです

登場人物特徴はありきたりな名前。多くのマンガやアニメでは主人公などにそうそう無い名前を付けます。理由はその方が覚えて貰いやすいからだそうです。
しかしこの作品ではそれはしてません。主人公のギターの「平沢さん」ベースの「秋山さん」後輩の「中野さん」そのお友達の「鈴木さん」……名前に無茶が無いのはこの登場人物たちがすごい女の子では無い反面、クラスに居たなぁあんな女の子と笑って見て楽しめる安定感に繋がっています

そんな彼女たちが部活にやってきては軽音楽部として練習に明け暮れるのかと思いきや、おしゃべりしてお茶飲んでケーキを食べて……

何だか自分たちの学校の文化系部活を丸のままなぞったような展開

40男のオイラもふと思い出すものです
「無駄に元気で、無駄に楽しく、無駄に大笑いし、無駄に知識と才能を無駄遣いしていたあの日が懐かしい……」
ええ？僕の才能ですか？校舎の1階から4階まで、わずか8秒で駆け上がる事ですよ

このアニメのユニークな特徴がもう一つ
案外背景だったりします
最近のアニメでよく有る事なんだけど、背景を韓国などの他国に丸投げしてしまうのです。日本をよく見た事無いガイジンさんの背景はまぁよく描けているけどどうしても日本じゃないのです。
この作品はその丸投げをしなかったみたいで、あちこちに日本語の看板・道路標識がにじみ出ています。

それに合わせて人物達も狭い細道からひょっこり現れ、遮断機の脇を横断するとき右見て左見て、肩をすくめながら現れるという凝りよう

久しぶりに「面白いアニメ見た」と、喜べる仕上がりです。是非皆さんもけいおんを見て、ノスタルジックな気持ちに浸りましょうよ