普通の国の変な町
- カテゴリ:日記
- 2012/12/28 21:35:10
第12章『右腕』
ベルゼブルはこちらをみてニタァと笑ったあと、消えた。
いや、この表現は少し正しくないのかもしれない。
正しくはその場所から俺たちの後ろへ移動したのだった。
そしてやつの腕には人間の「腕」が握られていた。
それも血まみれの腕が。
よくみるとそれは俺の腕だった。
早すぎて気がつかなかったが、鋭利な刃物を使ったわけでもないらしく、俺の腕は切り落とされたのではなく、引きちぎられたらしかった。
俺がこの事実に気付いたのは引きちぎられた少しあとだったらしかった。
俺の足元には引きちぎられた部分から流れている血が、水溜りのようにたまっていたのだ。
俺が腕を引きちぎられたのに気付いてから1分ほどの間、俺は何も考えられなかった。
否、考えていることはあった。
(この腕、どうしよう・・・・)とか(痛ってー!)とかそんなくだらないことしか考えられなかったが。
しかし1分後そんな余裕も無くなった。
なぜなら、現代の医学なら(この物語では異常なほど医療が発展しています。)まだくっつけることができたのかもしれなかったが、今このときこの瞬間をもって、くっつけることはできなくなった。
なぜならやつが、ベルゼブルが俺の腕をバリバリと、ボリボリと食べだしたのだった。
「っ・・・・・・・」
声が出なかった。
言いたいことは山ほどあるのに言葉が出なかった。
自分より明らかに強い相手を前にして恐怖で声が出なかった。
まさに「蛇ににらまれた蛙」状態だった。
そして2分ほどがたち、俺の腕を半分ほど食ったベルゼブルは俺たちのほうを向いてこういった。
「やっぱ弱いな。お前ら人間は。こんなに簡単に腕をとられて、しかも恐怖で声をだすこともできないなんてなぁ!」
ひゃはは!とベルゼブルは笑った。
それはとてつもなく不愉快な笑い声だった。
そしてこれがこれからはじまる地獄の狼煙だったのかもしれない・・・・・・・・。
続く
お久ぶりです!!!
25日ぶりにーー!更新しましたーーー!
しんどかった!時間が無かった!そして何よりめっちゃグロくなった気がします!




























腕が引きちぎれるほどグロかったっけ?ww
勉強頑張って!
白龍さんて中3?
続きが楽しみですw