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TAKEのつぶやき


☆鴻池新六

江戸時代の大阪で大成功した豪商です。その家系をたどると、尼子氏の家臣山中鹿之介幸盛の末裔になるそうです。

もともとは摂津(大阪の伊丹市)でどぶろくの醸造と行商をしていたのですが、あるきっかけで豪商へと急成長していきます。

つまり、新六は店の下男をきつく叱ったところ、下男は醸造中の酒桶の中に灰を放り込んで逃げたのですが、翌日、酒桶を見るときれいに澄んだ酒が出来ていて、これを売り出したところ大評判になり、巨万の富を得ることになりました(これが清酒の始まりとされています)。

そして、新六の八男善右衛門正成の系統が著しく勢いをつけていきます。あの鴻池新田を開発し、その後大名貨を中心とする両替業に専門化していきました。たしかにリスクの大きな商いではありますが、そこは抜け目のない大阪商人です。大名貸を単なる消費貸借ではなく、大名の蔵物売りさばきに関係する金融を行ったわけです。このようにして大阪一の両替商となり、明治以降は銀行を起したりもしています。

ところで、元国務大臣鴻池祥肇はその子孫です。

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2012/12/30 18:15
大阪商人侮れず。
鴻池祥肇はその子孫となっ。ほぉー!(✪ฺД✪ฺ)




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