よみがえるブーツ
- カテゴリ:ファッション
- 2013/01/12 18:59:43
昨年11月のブログに書いたブーツは、http://www.nicotto.jp/blog/detailuser_id=553634&aid=45530781
頼りの綱とも言うべきに三越本店でも「コリャ、ムリですな。」と言う事で、何とかならないかと思案していたところ、母の友達から朗報が。
元々最後の手段と考えていたところは靴の職人達で最高の技術を持った『ギ○ド』と言うお店があって、浅草の方にはその職人達の養成学校もあるとの事。
そこにお願いすれば何とかなるかも知れないと思っていたところで、そこにコネが付いたという。
早速婦人靴製造を修行中(と言っても教官もしている)と言う女性の方に例のブーツを見てもらうと、「これは厳しい、うまくバラせれば何とかなるかも。でも皮が。」とかナントカしげしげと見ていたが、「ダメ元でお願いします。どれだけかかってもかまいません。」(期間がかかっても良いの意味で、お金が幾らはこういうところでは言わなくても常識ナンダそうだ)。
此処で断られたらもう捨てるか、このまま飾っておくしかないが、かと言って飾っておくような代物でもないし。
結局、「勉強のために」と呟いたのを見逃さず、再生不可になっても構わないの条件で無理やり置いて来たのだった。
何と言っても超一流の技術で作られた筈だから、靴職人には大いに参考になるハズ。上手くバラす事が出来れば良いけど、糸をほどけば分解できるものでもないらしい。
ちなみに世間で出回っている靴は接着剤で合しているのでバラす事は不可能だそうだ。
そんな事があって『ギ○ド』では婦人靴もある事を知ったが、紳士靴同様丁寧に作られていて、それらと比べると何処でも出回っている『フェ○ガモ』は完全手抜きの靴に見えてしまう。
(老舗ブランド『フェ○ガモ』の名誉のため、ランクが高級なものはキチンと手作りの立派なものです。)
はたして私のブーツ、今は無き名門『タニ○クリ○チー』はどうなるのでしょうか?何とか蘇ってほしいです。
話は変わって、今回の収穫の一つは母親が買ったは良いが履けなくて眠っていたブーツがあったのだ。
前から知っていたがサイズが合わなくて、私には履けないもんだとばかり思っていたのが、「せめてキツくても履けたら、伸ばして貰えば良いカモ。」と、オレンジ色の箱から取り出し履いてみると、「ピッタリじゃん。」確かにサイズは37なので、絶対無理だと思っていたのが、ピッタリだったとは。
テヘへ儲けた。これを貰って行けばブーツファッションはバッチリだ。破れたブーツより価値ありカモ。
で、母親はしぶしぶ承知。母親が面白くないのには単純な訳があって、履きたくても履けない致命的な理由があるからだ。ご機嫌をとり損なうといけないので、その理由を当人の前では言わないようにしたのは修行の成果ナノダ。
母親が履けない理由、ヒールが高くないので、見かけよりそのブーツは長いのだ。それで標準サイズの日本人の足では膝関節裏側と干渉して膝が曲げられない。
このブーツを履きこなすには足が長い事が絶対の条件ナノダ。
母親がフランスに行った折、誰もがあこがれのHマークの店で見つけ、履いてみたハズだが、立ったまま鏡を見てサイズは大きいと思ったが、足が長く見えるインナーヒールを入れれば丁度良いと考え、何のためらいもなくルンルンで日本に帰り、ヒールを入れて歩いたところ、サイズ表示はピッタリの筈なのが大きくて安定しない。更に、
そこで初めて膝を曲げると当たってイタイ事に気付いた。
よほど足が長くないと履けない代物だったのだ。それで日本ではお目にかかる事は無い代物であることも判明。(Hマークのお店の人から聞いた)
私なら履けるカモと勧められたが、サイズを聞いただけで「コリャぁムリだわ」と試しもせずにお蔵入りと相成った次第。
ところが今回はダメにしたブーツのおかげで靴の知識を得たので、靴は結構広げられる事が分かって、履いてみる気になったのが、ピッタリだったとは何と言う幸運。
さしもの長さを誇って日本人女性を拒み続けたブーツは、私の足の長さでギリギリとはいうものの征服されたのだった。
「れいは身長があるからネ。」と悔しそうな母の前で「身長じゃなくて、足が長いからヨ。」とでも言おうものなら逆上しそうなので「ママももう少し背が高ければね。」と口から出たのは修行の成果ナノダ。
カクシテ、最高のブーツも手に入ったし、上手くいけば壊れたブーツも蘇るかもしれないし、今年はいい年になりそうな予感ナンジャ。
2か月前のブーツの件がなければ
眠っていたHマークのブーツに足を入れようとは思いませんでした。
何が幸いするか分らないですネ。
ブーツが1つ増えたんですねぇ
(o^-^o) ウフッ
ネコの場合、イヌとは習性が全く違うので……。わたしはリードも首輪もつけず、後ろからついていくという散歩方法をしておりました。それもあくまで子猫のうちの話ですが。
……毎日美味しい母の料理を食べてるはずなんですけどね……。多分わたしは本当の味音痴なんだと思います。。。
その例のブーツですが
何とかなりそうな希望があります。
もっと高級?なブーツも手に入れて
満足してます。
今度の母親はドジな一面が見えたと思います。
傍からはカワイク見えるかもしれませんね。
時々敵対関係のように振る舞ってますが、
ホントは大好きです。
甦るといいですね~。^^
破れたブーツは、どうにかなりそうな予感がします。
もう手に入れる事が出来ない価値ある物です。
今度せしめたブーツも
日本では履ける人が殆ど居ないため
手に入らないカモのブーツです。
両方持っていられれば大ラッキーデス。
今年は、これでブーツが治れば、母親のブーツも貰えた事なので、良い事尽くめですね。おめでとうございます。