ちょっと不謹慎な戦争の勇者。
- カテゴリ:日記
- 2009/07/26 01:13:39
ぶっちょ会長のブログを、亀吉兄さんからお勧め頂いて、
興味深く読んでいるのです。
みなさんも、行って見られてください。
「戦争って。。。」と考えさせられます。
ところで、私はウチのひいじいさんの話を思い出しました。
うちのひいじいさん、いわゆる私に山の家を爆破されたじじいの父ね。
日露戦争のときに、軍事物資を船で運ぶ責任者として
船に乗ってたわけ。
なんか階級があったんだろけど、ぜんぜん覚えてないの、私。
そんでもってね、何隻かで海を渡っていたのだけれども
敵艦に見つかった。
ひいじじいの船は、ひいじいの所為かどうかはわからないけど、
逃げ遅れて、敵艦に囲まれてしまうのね、一艘だけ。
「逃げても無駄だから、もう逃げるなっ!
応戦しても勝ち目がないから、もう何にもするな!
しないほうが、勝ち道があるっ!」
これがひいじじいが出した策よ。
果たして攻撃されたのか。。。
不思議と相手も何もしてこない。
にらみ合いっ子の状態だ。
ひひじじいは、
「あ!!!これは見方がくると思ってるなっ!
とにかくなにか勘違いしてやがる。よし、いまだ!」
すたこらさっさと面舵いっぱいよ、全力でトロトロ逃げたらしい。
敵艦は追ってもこない。
ホウホウの態で、コウノミナト(って所があるの)に船を着けて、
「応戦する仕草もしなかったのは、これ懲罰ものだなぁ。
よし、とにかく今日からしばらく家族にもみんな会えないぞ。
遊びにもいけないだろう。
よし、解散だ。」
ってんで、みんなに「解散!それぞれ心残りがないように!
明朝何時に集合っ!」
と言い捨てて、じぶんも解散しちゃった。
どうなったのか。
ひひじじは、勲章を受けたのだ。
並み居る敵艦をものともしない大和魂で、一艘で立ち向かった勇者よ。
「それは違う!」
一応は言ったらしいが
「型破りな君の謙遜」と取られたらしい。
コウノミナトに停泊させた船も、
「追跡を逃れて隠した懸命な処置」
解散もその一連。。。そう勝手に理解された。
「勝ち戦のときは、そんなもんよ。
ばかばかしいったらありゃしない。」
じじいは、ひいじじいがそういっていたのを、聞いていたという。
その勲章はどこに行ったのか。
ばかばかしいから、帰りに川に投げ入れたらしい。
うちの家は、どこかおかしい。
おかしいのだけれど、私は好きだ。
見てみた?
昔の男前ってかんじでしょ。
田村高広さんは田村三兄弟の長男よ。
正和さんのお兄様。田村亮さんは、末っ子ね。
坂妻はお父様よ。
市川雷蔵さんとかと、同じ時代じゃないかなぁ。。。
きっとあの方達は、おならもしなけりゃ、トイレにも行ったりしない人だったんだわ(笑
そんなんばっかで、家族は損してばっかだったりすんの、ひひじじやじじの所為で。
まぁ、仕方ないけど(笑
んで、今KINOCOさんトコへ来てみたら・・・・!
タイムリーなお話してるじゃあ、あーりませんか。
ひいじじさま、かっこいーわあ・・・・・
人のために奔走できる人、ステキ。
田村高広さん・・・・阪東妻三郎さん・・・・
調べたら、写真でてくるかなあ?
今から、ネットで検索してみます^^;
あのね、なかなかホントに男前だったみたいよ。
じじいが田村高広さんに似てたの。ひひじじは、阪東妻三郎に似てたわよ。
ありがとうです。
私もこの話が大好きです。
戦争って、何時の時代もみんなイヤだったはず。
一部の「弾が当たらないところにいる人」がしたがっていたのでしょう。
でもさぁ、ほんと、勝ち戦の時には余裕があるもんだよねぇ。
そそ、意味ないんです。
意味ないし、アナーキストだったので、なんかホント、
そゆことで喜ばなかった人みたいです。
誰かの都合で作られたもの。。。そうなんでしょうね。
華々しさが、なんちゅうか、人の羨望を浴びる、う〜〜〜ん。。。広告塔?
いろんなことを正当かする為のモノだったんでしょうね。。
特攻隊あがりでいらしたんですね。
戦後は少し虚脱なすったことでしょう。。。
あの知覧でみた「辞世の句」みたいなもの。。。
字が強かったし、書いていることもとても枯れていましたね、みなさん。
あの時代、人生50年なのかなぁ。。。
駆け足で大人びていったんでしょうね。。。
おっとこまえや~
名誉だの勲章だの世間体ばかり気にする人よりもずっと!
私もだいすきです!ひひじじいさま^^
本人が名誉を感じない名誉の証しなんて意味無いからね。
でも、それに付随してくる恩賞や年金も放り捨てる勇気は潔くて好きだな^^
勇者だ英雄だってものも
本人がそう名乗るわけじゃないんだから
誰かの都合で作られるもんなんでしょw
特攻帰りの父も、この秋リニューアルされる記念館の写真では
英霊達の1人として写ってます。
今年の正月までしぶとく生きてたけどね・・・
実はサァ、
ニジマスの塩焼きをさぁ、それはそれは意地汚く何匹も食べてるのよ、わたくし。
始めね、それかと思った訳よ。
きっと食い過ぎだ。。。ああ、なんて意地汚いんだ。。。ってね。
よかったよ〜、アニサキスで。。。
そっちの方が食い過ぎよりもカッコいいよ。
嫌気も刺したみたいで、そのあと軍人さんをヤメてるみたいよ。
だから勲章の件も、バレずじまい。
それバレたらオオゴトよね〜。
大君から授かってるんですものねぇ。。。
ってか、マニアに売りたかった、ワタクシ。。。
ウチはねみんな「解散」が大好きなの(笑
困ったことが起きると、とりあえず「一先ず解散!」なの。
それで後日になった時には、「まぁいいかぁ」って感じになって、
なにも解決しないまま、ごきげんさんなワケ。
そのザッとザッとしたところが、ウチの母いわく「やってられない一族」らしいです。
うちのじじいがいつも言っていたことがあって
「当たる弾は当たる、当たらない弾は当たらない。逃げたって当たる弾には当たるし、
逃げなくたって当たらない弾は当たんない。雨の様に弾が降っても同じこと」
これは、ひいじいから聞いていたんでしょうね。
そのくせ注射や入院からは、逃げ回って、家出までする、根性無しのヤツらです。
ええええ?かんどーですかぁ?。。。
だ。。。大丈夫ですか?お疲れでないですかぁ?(笑
ありがとうです。
書けば、そこそこ格好良く仕上がりますが、
実際にみれば、ウチの人間は「てぇしたことねぇヤローどもだ」です。
ぐうたらもよかとこってもんです。
私なんか、実際に会って下さる機会があったら、よくよくご覧下さい。
ヒドいもんです。
あら〜〜〜〜、キンシャサの奇跡、ほらーおぶまにらっすね。
私の蔵書ならぬ蔵ビデオには、へくとーーーるまっちょかまちょと、しゅがーれいれなーどと、
もはめどあり〜、その他大勢鎮座しとります。
とにかくボクシングが好きで好きでたまらないのだ。
その当時であれば、それが軍人さんだと思います。
そういう中にあれば、それがカッコいいお姿なのも当然で、
今の世に生きていれば、うめにぃさんのひいおじいさまも、
他の形でカッコいいお方だったのではないかと。
ささ、アナタ様も、なにかカッコいいことして下さい。
なんでもいいから手当り次第に!さしおり、なにしようか公募!
!!。。。もう充分カッコいいことしてたねっ!
KINACOは、お祭りで出てきた得体の知れないしめさばを
一口食べてみた。
周りの人たちが、物珍しそうにやってきた。
もう一口食べてみた。
周りから拍手が起こる。
ええいー。そこにあるしめさばを全部口に入れた。
勇者の称号をもらった。
家に帰ると、胃が痛い。
どうやら虫がいたみたいだ。
これは、明日からおいしいものが食べられなくなると、
冷蔵庫にあるもをのすべて腹の中に詰め込んだ。
次の日、病院に行くと、医者はこういった。
「食べ過ぎですな~」
KINACOは、病院の帰りに、領収書を川に投げいれたらしい。
川に投げ捨てたって、それバレた時の方がやばいんじゃ・・・・・?
それにしても 「解散~!」 とは!
そういう上司の下で働きたいわ!
たくさん殺してナンボ、といわれてしまいがちな戦争において、一兵も殺さず、一兵も失わず、
これぞまさに、平和な現代において語り継いでいきたい勇者ですね☆
勲章は、ひいおじいさんにとって、余分だったんでしょうね;
KINACOさんにちょっと似てる気がします^^。
すごい人ですね。
すばらしい血を受け継いでるのですね、KINACOさんも。
カシアス・クレイみたい!
うちのひいじいちゃんは、支給の軍刀を家の刀に差し替えて出陣する
やる気マンマンかつ当時ありきたりな軍人だったようです。
ありがとう、そういってくれて。
私のもね、どこか誇りにしている。
それをきっかけにね、ひひじじは、川筋者ばかりの土地(笑)炭鉱の町で、豆腐屋を始めるの。
辞めちゃうのよ、軍。
穴にもぐる前と、穴から出た後に、みんな豆腐を一丁食べるんだって。
「思想犯」やら「お尋ね者」がいるじゃない。
あの人たちを匿っては、追っ手を日本刀で撃退してたみたいよ。
いっつも誰が来てもご飯が振舞えるように、家族分以上のご飯を用意していたんだって。
ほら、炭鉱事故でご主人を亡くされた人は、たちまち困るでしょ?
そういう人も、頼ってきていたって。
お金が残んないのも仕方ないわ。
私はそんなことしない!自分で使い倒すわっ!(笑
うん、私も「おっもしれーなぁ」と思って聞いていました。
それを誇りに思えるようになったのは、いろんなことを知ってからです。
そそ、そのくせ先見はあって、「方言ばっかりしか使えないと、商売が大きく出来ない」
うちの家は、方言ももちろん使えるのだけれど、
なんでかNHKのような、標準語です。イントネーションもばっちりです。
行儀もなんも別に言われないのに、言葉だけはやかましかった。
金儲けは大好きです。
お線香ね。
それがさぁ、本家と分家の墓がね、同じ敷地に隣同士で建ってんのね、うち。
それで当然本家に挨拶してから分家の墓ってのがセオリーじゃん。
この間発見したのよ。
みんなで本家だと思ってた墓のほうが、分家だったのね。
びっくりよ、大笑い。
そんな家です。。。面目ないです。
俗に言う「美しい血統」ではないことは確かね。
なんだか継ぎ接ぎって言うか、「ポリシー無きポリシー」っていうか。。。
うふふ、じじいと掴み合いのけんかをしたのは、
子供も孫も合わせて、私だけ。。。
しょっちゅうケンカしてました。
「お前は噛み付くから恐ろしい」ってよく言われてました。
だって勝たなきゃいけないもん。噛むのも戦法でしょ?
おかしいのではなく、多分まともなんです。
敵艦に囲まれて、勝ち目がなかったら命を無駄にしないのも、
しばらくいい思いが出来なそうにないから、最後に楽しもうと思うのも、
そんなことで貰った勲章なんか、ばかばかしいのも、
多分戦時にあっては、忘れてしまいがちな普通の感覚なのだと思います。
狂気の時代にあっても、まっとうな人で居られたひいおじいさまに
尊敬の念を感じずには居られません。
それにしても、川に投げ捨てるアナーキーな行為は
ステキすぎて震えます。
うん、「あほくさい」って思ったんでしょうね、勲章は。。。
私は「残しておいてくれたら、マニアに売ったのに」です。
ひいじいが、なんで軍にいたのかも、よくわかんない。
じいに訊けば、「気まぐれだろ」なのです。
そんなヤツだったようです。
フム?! この、ひいじいさんとじいさんの遺伝子は、確実にKINACOさんに受け継がれてるわ。
道理で、(至極、納得!)
勇者の血が流れています(笑)
大物です!
肝が据わってるよね~。しかも賢明^^
お盆にはお線香をあげてください♥
機転がきくとこが、さすがKINACOさんのひいおじいさん。
KINACO家はすばらしい血統ですね。
戦時中に、普通の人には勲章を捨てるなんてことできませんよ~。
恐るべし、KINACO家!!
でも、ヒイじいさん、偉いな。^^
そそ、どこを切っても、こっちの血しか出てこないんじゃない?
って親戚縁者、私には言います。
これは大体が「男子」に来るはずだったのに、この世代になって長女の私に出たのです。
私の世代の各家庭の長兄は、なぜか死んだり、諸事情で跡目はつげません。
性質も、こっち寄りではありませんでしたが。。。
私は、どうも女の子だから、生きているようです。
私も好きです、じじいもひいじじも。。。
血統の居心地のよさは、こういうことなんだろうなぁとおもいます。
いろいろあったよ。
下のらんくるさんえのコメ返でも書いたんだけどね。ちょっと痛快なヤローです。
勝ち戦ってのは、多分そんなモンで、その中で「ヒーロー」を作っていくんだと思います。
コマーシャルって言うかね、勲章なんてそんなモンでしょう、他へのコマーシャル。。。
戦争では「死んでお国のために。」と無理やり死ぬこともなかったようですもの。
そういった血が、代々受け継がれているのですね。きなこさんにも。
その場面でそういう選択をその時代にとれるところが最高ーー!しかも勲章をポイッ!
しかし軍でも型破りとみなされていたひいじいさま、普段も伝説がいっぱいありそう。。。
確かに勝ち戦のときは何でもポジティブ解釈されるものなのかなーとは思いました(
wwwうちは、代々アウトローっつうか、アナーキストだよ。
ぶっちょ会長のような、凛とした家じゃない。
どっちかっていうと、生きていくことに長けていたかもしれません。
だけどやっぱりいつの時代も「戦争」が生活の中にあったんだよ。
そんでもってうちは、第二次大戦時に「この戦争は負け戦」って言ってはばからなかったわけ。
でもね、じじいの背中の拷問の跡の半分は、
戦時中のスパイ容疑で、半分は戦後のレッドパージの時だよ。戦後だよ。
そのうち書くけどさぁ、じじいの戦後は。。。ほんとぶっちょさんと重なる話があるよ。
開き直りが、面白いよね。
ある意味、アウトロー。
うん、見てきてみて。
私とはスタンスが違うけれど、「こういう戦争もあったんだ」と思います。
それぞれに悲劇しか生まない。。。そんなものに感じます、戦争って。
日露戦争でしょ?笑うっちゃうよね。
だってさ、私、ひひじじの顔も知らないんだよ。
じじが末っ子だったからね。
うん、何もしないのとこが、私もお気に入りな話です。
解散!も大好きです。
ステロイド。。。アレルギー持ちで、喘息持ちなので(二年前に発症)、ステロイドは使ってしまいます。
使ってしまいますが、その反動がすぐに来ます。
肝臓は、これ九州なので仕方がないのですが(私の小さいころまでは、予防注射が回し打ちでしたもの)
肝数値が上がってしまうのが、困り者です。
膠原病は遺伝ではないとの話ですが、親がそうだと、やはりなりやすかったみたいですね。
父がそうですもの。。。
膠原病とアレルギーとガンと肝臓と。。。これだと薬が「あっちを立てるとこっちが立たず」みたいになって、
大変らしいです。
このところ、「食事だけでもなんとか。」と、思い始めました。
ありがとうございます。
うん、私もね、勲章を捨てちゃうとこが大好きなの。
逃げないで、「仕方ないからじーーーとしてる」とこも好き。
いつの時代でも「反体制」寄りであったようです。
ひひじじは、そのあといろいろ嫌気が差して、炭鉱の町で、商売をしました。
穴にもぐる前と、穴から戻ったときに、炭鉱夫の人が食べる豆腐を作るんです。
「川筋もの」といわれる荒くれの町です。
そこで「思想犯」や「弱者」を匿っては、追っ手がくれば、日本刀を振り回して追い払っていたようです。
じじがいうには、いつも知らない人が食卓についていた、と。
ご主人を炭鉱事故で亡くした奥さんたちは、たちまち生活に困ります。
そんな方たちに、惜しげもなかったようです。
一度も怒った顔を見せたことがない奥さん(ひひばば)と、
いっつも人のことで奔走していたといいます。
おかしなもんですね。。。この年になってくると、そういったことがイトオシク感じるようになって来ました。
敵艦隊はどうして何もしてこなかったんだろうね?
やっぱり味方がくるのを待ってたのかな?
ぶっちょ会長さんのブログ、見てきますねw
別件、膠原病は全身性の病気、原因不明なものも多い。不摂生は禁物でしょうが!!
ステロイド投与の場合は骨の障害に注意して下さいね。骨壊死が起こり易いです。
ある意味、豪傑です
その血を受け継いでるから、KINAKOさんも・・・(*^_^*)