男子の試合には無駄なPVや煽りが無くていいなぁ。

リチャード・ドーンブッシュ

アダムリッポンの欠場が2月3日に決まり、突然この四大陸に出場する事になったリチャード君です。彼がSPで使った「トロンレガシー」のサントラ、私持ってます。映画を見た事のある人なら、あの衣装や振り付けの意味が解るのです。さて、今日の演技ですが、ちょっとショートの時のような切れが無い感じかなぁ。ジャンプでのミスが目立ちましたね。もともとジャンプには勢いのある選手なので決まれば高得点が出るんだけどね。

羽生結弦

目の上どうしたのかな？今日は調子悪いの？フリーは後半バテちゃうね。と、思う事いろいろいろ・・・。前のフリーのロミオのほうが個人的には好きだなぁ。羽生は見せ方や伝える力を備えているから、技術を見せながら綺麗に滑るより、ドラマティックなストーリー展開がある音楽に技術を乗せたプログラムのほうが向いているような気がするなぁ。今大会は高橋といい、その音楽合ってなくね？と思う事がしばしば。どうでもいいけど、カキ氷を思い出す衣装だ。

ハン・ヤン

曲は仮面舞踏会。この曲を聞くと真央ちゃんの演技を思い出す。この曲と大技が重なって、気分が盛り上がる演技構成になっています。それだけに、途中の転倒と、普段着みたいな衣装がもったいない。後ろはタキシード、前から見ると高校制服のカーディガンみたいなこの衣装は誰のセンスなんだ。ステップの内容を濃くして、手の動きがもっと優雅になって、技のつなぎの雑さが取れればもっと良くなるはず。

ケヴィン・レイノルズ

こんなに仕上げたケヴィンは始めて見た。国別対抗2012で「クロノトリガー」の曲で滑った事もあるケヴィン君です。今回のフリーの振り付けはバンクーバーの高橋選手のSPの振り付けをした宮本賢二さんです。冒頭の四回転を２回とも決めてからはジャンプの鬼と化しましたね。計3本の四回転を決めた上にジャンプは全部パーフェクト。ステップにはそれ程濃さを感じませんでしたが、こんだけ飛んだらそりゃ高得点出るわ！という演技でした。キスクラでこんな笑顔のレイノルズ君を見られる日が来るとは。自己ベスト更新おめでとう♪

高橋大輔

今期の高橋はちょっと不安定な感じなんだよね〜。四回転が両方とも両足着氷になる等、ジャンプが乱れがちでしたね。ジャンプを決めてこそのステップの盛り上がりだし。モロゾフに関わって、悪い方向に行っているような気がするんだよね。ショートの影響でフリーの集中力まで欠けてる印象もするし、SPで曲を替えてから調子狂っちゃってる感じもするね。

ナン・ソン

彼は性格イケメンな中国人選手としてスケートファンには地味に知られています。中国人の俳優でこんな感じの人が居たけど、思い出せない。中国選手の演技もちょっと体操チックですな。演技は、「国際大会に出場するには、コレくらい出来ないとダメですよ。」というガイドライン的な演技です。うん。

カナダの選手として、Pちゃんの影に隠れて地味な存在だったケヴィン君。今日3回の四回転を決めたケヴィン君は、今までもずっとどの大会でも４回転を飛び続けて来たのだが、いつもダウングレードやアンダーローテを取られ続けて、点が取れなかった選手。見た目クリーンで、「これは回転足りてるだろ！！」ってジャンプもなかなか認定されずにいた。それでも腐らずに何度も何度も諦めずに四回転を飛び続けて来た。その選手が今日国際大会で優勝した。泣ける。

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