.
- カテゴリ:人生
- 2013/02/11 20:23:30
身近な死について書きます。
読みたくない人はここでお帰りください。
誤解の無い様に書き足しておきます。
『読みたくない人』は私の友人ではない、などと言うつもりはありません。
テーマがテーマだけに、読まずに済む選択もないといけないと思った訳です。
職場の友人が死んでしまった。
僕は一昨年リストラされた。そして、去年の6月に再就職した。給料は20万に満たない。
もう50歳を過ぎて、双六の『ふりだしにもどる。』の目に逢うとは思わなかった。
運が悪いのか 良いのかは、今以ってわからない。
ただ、良い友人に出会えた。
歳は30歳半ばで気の良い男だ。(誕生日すら聞く前に亡くなってしまった)
僕が6月の初旬に入社して、彼が9月に入院して、2月に亡くなってしまった。
なんということだ。
今でも信じ難い。
僕の会社は東京都の公社の孫請けだ。
親会社が東京都の施設建築を行ったので、その管理運営を子会社である僕の会社が行っているのだ。
公社の下なのだから、施設の作業は、判を押した様に皆均一に出来なければならないハズなのだが、
この会社には何と、ISOはおろかマニュアルすら存在しない。
(本当はあるのだろう。その通りにやっていたら人件費を削れないので敢えて『無い』としているのだと思う)
新人はすべて自力でメモを取って仕事を憶えなければならない。
そんな理不尽を察して彼は会社の帰りに時間を裂いて仕事を教えてくれた。
お人好しで、いいヤツだった。
(最初の1、2日はイミが解らずにバックレていたのだが、、、当然晩メシ代は総て僕が持った)
教えて貰っていた時も彼はおなかの調子が悪く、頻繁にトイレに行くので、病院に行くことを勧めた。
次の日『正露丸で治った。』などとと言っていたので少し安心した。
と思っていたら、その翌日入院した。
大腸癌だった。
入院して半年も経たない内に死んでしまった。
今の医学で、そんなに早くに駄目になってしまうとは思わなかった。
家庭の事情が入り組んでいた僕は見舞いに行かなかった。
行ったからといって、病状が好転するとは思えない。
しかし、行っておくべきだった。
彼とは3ヶ月程度しか一緒にいない。
しかし、大切な友人の一人だった。
一緒に仕事がしたかった。
一緒に呑みに行きたかった。
一緒に遊びにも行きたかった。
そんなに時間が無いとは夢にも思わなかった。
彼『オレさー、プリン大好きなんだけど尿酸値が高くて食べれないんだ。』
僕『・・・・・・何それ?』
彼『だって、尿酸値が高いとプリン体の高い食べ物はダメなんでしょ?』
僕『わはははははは ! ! ! それは違う。プリン体とカスタードプリンは無関係だよ。ビールとかレバーとか
プリン体が多いんだよ。』
彼『えー ! ! そーなのー?でもさ、体っていうからにはプリンに手足が付いてて欲しいよね?』
僕 ( 大爆笑 )
その日は2人でプリンを食べた。
このことは誰にも言わないでって言われてたけど、書いちゃった。
『言わないでって、言ったじゃーん!!』とか文句を言ってきて欲しかった。
コメントありがとう。
私も身内を癌で亡くしているので、
若くして癌で亡くなるという事が、大変な事だということは判るつもりです。
『痛い!苦しい!死にたくない!誰か助けて!』これの繰り返し。
しかし、私は魂の存在を肯定する人間でもあります。
彼の苦しみは終わった。
彼が古い身体を棄て、気持ちも軽やかに、
楽しい日々を送れている様に祈ります。
もしも自分が死んでから・・ (´`人
一緒に仕事がしたかった。
一緒に呑みに行きたかった。
一緒に遊びにも行きたかった。
・・心からそんなことを言ってくれる人の気持ちに触れたら・・
ああ。。とっても嬉しいな。。°。.゚。
・・って思うのだろうな。。(´`人
それこそ、嬉しくて・・
そんなこと書いてあったら、
しばらくは・・何度も読みに来ちゃうwのだろうな。。°。.゚。(´`人
それからきっと・・
もう身体もないしw、元気だから、
心配しないで欲しいな。。って思うのだろうな。。(´`人
それから・・ それから・・
元気に過ごして欲しいし、
お腹、大事にしてあげてください。。
いえ、心の健全性がすべてを決めていることが・・
こちらでは手にとるようにわかります。。
だから、なるべくいつもいいことを考えてください。
どんなときも。そして、今も。。
どうもありがとう。。°。.゚。^^
また、お逢いしましょう。。°。.゚。
・・って、伝えるの。。°。.゚。(´`人
・・そしてそれは、
きっと・・みんな同じ気持ち。。(´`人°。.゚。
.:*・°。+.゚。*.+。.:*.+。.:*・°。.゚。
コメントありがとう。
心中お察し致します。
(お察しできる資格を得てしまったのか・・・皆、いつかは得るモノでしょうが・・)
古今東西、死なない人間はタダの1人もいない
逃れることは誰もできないと知っていながら、
やはり納得できんモノはできんモノですな。
しかし、強くて優しいと言われれば、その気になって楽にもなれる。
有難いお言葉頂戴しました。
ところで、『身近な死・・・』の部分がブログ広場で見えるのか、
若い人の無言訪問が多いです。
ドラマや映画で見る以上の事が、フツーの一般人に起きるのが信じられんのかも知れんです。
足跡くらい消して行けばいいのに。
まさしく仰る通りでありましょう。
その時のプリンはたしかに美味かったですが、
本当はその時、彼は私に関ずらわっている時間などは無かったのです。
しかし、そのおかげで私の仕事が成り立っているとも言える。
かといって、近い将来、我々の老後があったとして、
余りに無残な生活を迎えたとしたら・・・・
これは今は敢えて問題を先送りとすることにします。
仕事柄、年間十数件の方の臨終を、経験します。
「死」を前に、人は平等かもしれないけれど・・・。
昨年は、同級生、2人亡くなってるんですよ。白血病と脳出血。
野辺の送りで、ただただ、泣くことしか出しなくて、
M.OBrienさんは強くて優しい方だなと思います。
楽しいエピソードを語り継いでゆけば、ご友人も喜ばれると思います。
人知の及ばないことがこの世にはあるんだと思います。
特に「人」の命は、やはり人がどうこうできることではないのだろうと。。。
なので 私はいつか来るであろうその日まで
まぁ それなりに生きてやろうと思っております。
そのプリンはきっとすっごく美味しかったであろうと思います。
他の人が、死にたくない、もっと生きたい、なんで自分なのか?
と切実に叫ぶ現実がある反面、(実は私の家族もそういう死を迎えた)
もうイヤだ、何でこんな人生なんだ、勝手に死なせてくれ!
という感情が炸裂する事もあります。
私は無責任に他者の死を止めるのは、いけない事だと思っています。
所で、感情とは別に、
私は相方が『もうダメだ、死ぬしかない。』と言い出すまでは、
自分からは死なないという信念があります。
取り合えず死ぬ予定はないです。
生きることをやめたいと思うこと私もあったりします(若い頃は何度もね)
でも、きっと不治の病になり生きれないことが分かったら、きっと生きたい生き延びたいと痛切に思うんだろうな・・・
職場のお友達、きっと無念だったと思います
だいぶ前ですが、マンドリンクラブの先輩が病気で亡くなりました
入院したと聞いていたのですが、その後練習にも来ていたので良くなったとばかり思っていたので突然の訃報に驚きました
パートは違うのに、私が弾けてないのが分かっていろいろと教えてくれました
まだまだ、一緒に演奏したかったです
的外れなコメント、すみません
一番書きたかったのは、ヤケを起こさないで欲しいということです
大事なお友達ですから・・・^^
コメントありがとう。
今回書くべきか少々考えましたが書く事にしました。
サボり気味だった説明を省くことができるし、
やはり私の性格上、黙っておれるハズが無いので。
ここに書く以上、コメントも開放する事にしました。
一方的に読ませて終わり。とゆー事も私はいけない事だと思っているので。
健康には人一倍気を使っているつもりです。ただ、
自分の存在に責任を持たないといけないとゆーのは、
解っているワケですがヤケを起こして練炭に火を付けたくなる事も
たまにはあったりします。
心臓発作でした。
特に心臓が悪かったわけでもないのに。
突然でした。
彼とずっと友人でいましょう。
健康診断、ちゃんと受けましょう。
わたしは、そうしています。