Nicotto Town


自己主張突破型サイコパス


ジョン・マクレーン と ピーター の差

FUNNYGAMES U.S.A.を見ていて、昔、とある人に言われた事を思い出しました。
『こんな暴力的な映画を普通に見てるなんて、理解できない』
FUNNYGAMES U.S.A.系の映画を好んで鑑賞する私が理解できないのはいいでしょう。
その人の好き嫌いがあるしね。
でも、暴力的な映画を普通に見てるなんて、という言い方が気に食わないじゃない。
もちろん言い返しましたよ。
『アクション映画は好きか?』
好きだと答えやがりました。
おいおいおい、笑わせるんじゃないよ。
暴力的な映画を見るなんて理解できないんじゃなかったのかよ、と。
暴力的な映画を見るのが理解できないんじゃなくて、暴力の矛先が一般市民に向く映画を見るのが理解できないんじゃないのかい、と。

実際、そうだと思いません?
私は、そう思うんですよ。
暴力は、それが向かう矛先次第で、悪党にもヒーローにもなるのです。

例えば、FUNNYGAMES U.S.A.に出てくるトンデモMurder野郎ピーターとポール。
何でもない極普通の家族を突如襲います。
殺し方もいたってシンプルです。
対して、ダイ・ハードに登場する不死身の男・ジョン・マクレーン。
テロリスト達をバッタバッタとやっつけていきます。
銃でバンバンやるのをはじめ、ある時は鎖で首を吊るし上げ、ある時は飛行機のエンジンに敵をまきこませたあげく飛行機を爆発させる、ヘリコプターを叩き落とす、車ごと叩き落とす、液体窒素(?)をかましたあげく冷却タワーのファンに敵をぶちこむ・・・などなど、わりと凄まじい殺りっぷりです。

ジェイソンもビックリしそうなほど殺りまくってるジョン・マクレーンなのに、人気です。
何ででしょう?
殺してる人数も殺し方も、FUNNYGAMES U.S.A.に出てくるピーターとポールよりもはるかに多くて残虐っすよ?(´∀`)
動機があるとか、ないとかの差?
それもありそうだけど、結局は暴力の向かう矛先でしょう、やっぱり。

相手が嫌な奴・悪い奴だから、という非常に個人的なところで人は暴力を許しちゃうんじゃないでしょか?
マクレーンは相手がテロリストだからヒーローになれるのです。
でなきゃ、ただのトンデモ殺戮オヤジです。
FUNNYGAMES U.S.A.に出てくるピーターとポールだって、あの家族に何か強い復讐の念を持っていたとしたら、根っからの悪党にはならんハズです。
結構可愛い顔してたから、応援する人もいるんじゃないかしら?

映画:ヘンリー の監督さんも言ってたけど、やっぱり暴力は暴力。
正義も悪もクソもへったくれもないんですよ。
悪い奴だから殴っていいとか、そんなの無いんです。

あの発言は、ものすごくカチンときましたね。
まるで人をイカレた奴みたいな言い方して・・・、もう。
長々と書きましたが、あくまでも私個人の考えですので。
いや、こうだろう!っていうのもあると思います。
それはそれでいいと思います。
皆同じ意見では気持ち悪いのでね。
最後に、これ読んでご気分悪くされた方は申し訳ありません。
好きな映画でも見て、スカっとして下さい。




余談になりますが・・・。
中学生の頃・・・かなぁ?物語を書いてみよう、みたいな授業がありまして、FUNNYGAMES U.S.A.チックな内容のものを書いたら、即行で却下されました。
一生懸命書いたのに・・・(´・ω・`)
あと、小論文の授業で書いた『アン○ンマンの倒し方』も即行で却下されました。
バイキンのために一生懸命書いたのに・・・(´・ω・`)
これも、ある意味、理不尽な暴力な感じ。
何でもいい言うたやんけ~。

アバター
2009/07/29 08:44
>>Brentさんへ
ある意味こういう犯罪映画って、自己防衛にも役立つと思うんですけどね。
アン○ンマンの倒し方、すごい頑張って書いたのに、ほぼ題名だけで一発却下でした。
ちゃんと読んで欲しいですわ~。
アバター
2009/07/28 13:39
はろ!
リアかエンタメかリアルなエンタメか…日本はまだまだ平和だしなあ。
つか『アン○ンマンの倒し方』ちょーうけたぜ!
よんでみてえ!!!





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