Nicotto Town


観光列車から、日々利用の乗り物まで


出雲坂根駅 木次線


http://blog.goo.ne.jp/yoshi0749のブログを覗いて下さいね。←

JR西日本では唯一の3段スイッチバック(通過不可能形)が存在する出雲坂根駅は、島根県仁多郡奥出雲町八川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)木次線の駅。


ホームの片隅に延命水と呼ばれる湧き水があり、自動車での訪問者も多い。

 

通過不可能形:勾配に伴って建設されるもので、本線上で列車の進行方向を逆転させる構造となっており、スイッチバックが設置されている停車場に停車せずに通過することはできない。2回折り返しをするスイッチバックの場合、アルファベットのZの字の形に登坂していきます。大きな標高差を稼ぎやすいが、本線上の逆走が必要で物理的な無理が生じること、通過列車の運転上の効率が悪いといった欠点があり、幹線鉄道には不向きであるとされます。

愛称は「天真名井」(あめのまない)。天真名井はニニギノミコトがご降臨の時、この地に水が無く、天村雲命が再び高天原に上がられ、天真名井の水種を移されたと伝えられており、御神水として信仰されている。春の高千穂神社、秋のくしふる神社例祭ではお旅所として神輿が安置され、神楽が奉納されている。宮崎の巨樹百選にも指定された大ケヤキの根元にこんこんと清らかな水が湧き出しており、高千穂峡の「真名井の滝」の水源にもなっているようです。駅近くの「延命水」にちなんでいるのでしょう。

近くには奥出雲おろちループがあります。奥出雲おろちループは、島根県仁多郡奥出雲町(国道314号)にあるループ線。三井野原と坂根の間を結ぶ三井野原道路の一部です。区間長2,360m、区間標高差105m、最小半径100m(1重目)、200m(2重目)の二重ループである。二重ループ区間は、標高の低いほうから順に新紅葉橋、冷泉橋、雲龍橋、雲上橋、新三国橋、新平家橋及び三井野大橋の7つの橋で構成されています。

相対式2面2線のホームと側線を持ち、行き違い可能な地上駅(ただし2009年4月現在、行き違いはトロッコ列車の運転時のみ)。木次鉄道部管理の無人駅であり、自動券売機等の設置ありません。

 

下りホーム側に入口があり、反対側の上りホームへは、車止めの反対側に位置している構内踏切で連絡しています。長らく使われていた駅舎は2009年に解体され、2010年4月新しい駅舎が竣工しました。

出雲坂根駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■木次線 下り 備後落合方面
2 ■木次線 上り 出雲横田駅・木次方面

スイッチバックは、険しい斜面を登坂・降坂するため、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換するジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路です。またそうしたスイッチバック設備(道路、鉄道線路)を走行する運転行為をスイッチバックと呼ぶことがあります。

さらに、勾配があるかどうかによらず、分岐器を設けて線路を鋭角的に接続し列車を2線路の接続点で折り返し運転するために設けられたスイッチバック式停車場(スイッチバック駅)と呼ぶこともあります。Switchback stationの類語として折り返し駅(reversing station)がありますが、折り返し駅(reversing station)の場合は「列車が継続して先に進むために敷設された、進行方向を反転しなければならない場所」を指します。

1937年(昭和12年)12月12日 - 木次線の八川駅 - 備後落合駅間の延伸に伴って開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
2001年(平成13年)10月1日 - CTC化により、無人駅となる。
2009年(平成21年)10月 - 駅舎改築工事に伴い、旧駅舎解体。
2010年(平成22年)4月 - 新駅舎竣工。

電報略号 サカ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線


乗車人員
-統計年度- 2人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1937年(昭和12年)12月12日
備考 無人駅
スイッチバック設備あり

 




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.