2年目です
- カテゴリ:日記
- 2013/03/11 09:24:22
東北大震災から2年目です。
まだ昨日のことのようですよ。
もうすっかり元の通りかと思う瞬間、まだ爪痕は残っているんだと、ふとしたことで知ります。
風評被害もまだ、おさまらない。いろんなところに影響が出ています。
被災地のこれからは、長いです。
今、中国からの大気汚染物質が日本に流れてきている問題がありますが。
これと似たようなこと、2年前にもありました。
福島原発がメルトダウンを起こしたとき、漏れた放射能が北に向かって風に乗ってやってくる、とラジオかなにかで言われてたんですよ。
蒼雪、そんなのは平気だと思っていました。実際に流れてきたとしても、人体には影響ない程度だと報道は言っているし、と。
報道されてまもなく、街に雪が降りました。
蒼雪はそのことを忘れていったん外出しかけましたが、「雪にも放射能が~」という言葉を思い出し、慌てて家に逃げ帰りました^^;
そこで身体が反射的に動いてしまったことが、今でも忘れられません。
風評というのは、頭でデマだとわかっていても、気持ちは嘘を付けないということでしょうかね。
風評を騒いでいる人たちも、決して悪意あってのものじゃなくて、自分や家族を守りたい一心からなのだと思いました。
でも、大事なのは正しい情報を自分で把握して、論理的かつ倫理的な行動を取ることです。
いたずらに怖がったり押しのけたり、ネットで拡散したらいかん、ということですね。
中国のそれは深刻ですけどね。被害に遭われている地方の皆さんのご健康に影響がないことを祈るばかりです。
ようやくあちらも対策に本腰を入れてくれたようですが、技術的なことは海外の最新に任せるとか。おいおい、です><
報道つながりで、もうひとつ忘れられないことがあります。
まだ震災間もないころ、ようやく電力が復旧してテレビを見ることができたある朝。
どこの局だったか忘れましたが、ワイドショー的報道番組を見ていました。
で、がれきの山にうずくまる男性を、男性リポーターが取材していたんですが。
津波で妻も子も亡くしました、と号泣する男性が、どうも嘘くさい。
これが妻です、と免許証をリポーターに見せる動作とか。大げさすぎました。
妹とその様子を見ていましたが、妹も「なんだか演技のようだ」と言っていました。
私もそう思いました。
たぶんあれは、やらせじゃないかと。今でも腑に落ちないシーンでした。
そのことが取りざたされた様子もなく、あれはなんだったのだろうと、白昼夢のごとく思い返しては首をかしげています。
信用できる報道は、やっぱりNHKでしょうかね^^;
あの地震のせいで、ぐらっと来るたびに腹をくくると言いますか、そんな覚悟が無意識に出ます。
地元紙に載ってましたが、ここ2年で震災からの余震が9000回を超えたそうです。
そういえば毎日のように微震を感じていたような^^;
やらせ報道の真実はわからないです。もしかしたら、本当にそういったご本人だったかもしれないですし。
ただあの報道では、泣き方がおおげさすぎて、ちょっとありえないなと感じました。
まだ被災直後で、同じように身内を亡くされた方々は、そういう号泣はしていません。泣きたくても泣けない状態だったと思います。
だいたい、見ず知らずの他人、しかもマイクを向けてくるリポーターなどに泣きわめくものでしょうか?
むしろほっといてほしいと、怒るんじゃないでしょうか。実際、カメラを向けられた被災者の多くは怒っていたと聞いたことがあります。
なので、あれはやらせじゃないかなと思ったんです。テレビ側は、号泣した人を撮りたかったんでしょうけど、そういう人がいなかったから、と。
あくまで私個人の推測でしかありませんが^^;
被災されて、命は助かったけど仕事を失ったとか、家のローンだけ残ったとか。重苦しい話題は今でも尽きません。
福島から北は、風評被害で観光客が減り、工場などの仕事の依頼も減ったそうです。
そういうニュースを見るたびに、まだまだ、まだまだ…とみんなが胸を痛めています。
けれど、こういう言い方もあまりしたくないですけど、そういう状況があったからこそ、何か大事なことに気づき、新しい方向へ日本人が歩み始めたような気がしないでもありません。
かつてない寄付金の額の大きさからしても、たくさんの人がが良心をもっていたんだなあと感動しましたし。
心構えとか気づきとか、いろんなことを学んだ気がします。
都会の方でもありましたね、停電対策。ネットオタクはヤシマ作戦とか言って面白がってましたが(苦笑)
ヤシマとか言ってる輩は、明らかに危機感ありませんね。ほかにも、某アニメキャラの名シーンを被せて感動していた人たちもいたそうで。
でも実際そんなものですよね。こういうのは非日常ですから。恥ずかしながら、気持ちはわかります^^;
震災当時に書いたブログに「祭り」って書いたのはそのためです。
阿部レポーターのやらせですかww
ちょっと検索してみたら、動画がありました。
いやこれ、笑いました~。実際、人が立てないほどの強風ってないんですよね。よほどの暴風圏じゃない限り、風速30メートルが市街地での限界かと。それでも立てますし、歩けます(ちょっと大変だけど)
おおげさにやりすぎるのはよくないですね。事実を伝える義務を怠ってますから^^;
NHKにそんな噂があったんですか。そこまで態度悪かったとは知りませんでした。
でも、全員じゃないとは思います。
少なくとも、震災直後で停電してたとき、NHKラジオで一晩中注意を呼び掛けていたアナウンサーの声には励まされましたね。その方も、一生懸命自分の役目を果たそうとしていたんじゃないかと思います。
誠意は伝わるってことですね^^
そうですね、私も震災直後は節電に目くじら立てていましたが、今はそこまでやってません^^;
恥ずかしいことに、福島原発のことを忘れることも多いのですよ。
でも節電は光熱費にも関係してくるので、気がつく限りやってます。
誰もがちょっとずつ何かしていけたら、わずかでも何かが変わっていくと信じてます。
一番は、忘れないことですね。
さえらさんのご友人も大変な目に遭われたようですね。
その方も徐々に明るい気持ちを取り戻していけますように。
情報の鵜呑みはいけませんですね。
とはいえ、報道ニュース以外情報を得るものがないのが現状ですが^^;
この間ロシアで起きた隕石爆発事件、あれって地球に衝突する前に未確認飛行物体が攻撃してくれたから隕石の規模が小さくて済んだ、という話を聞いたのですが。さすがにデマですよねぇ?^^;
大きめの余震があったりすると、ほんとゾッとします…。
やらせ報道…そんなのがあったんですね…。
商品を良く見せようと大げさにアピールするのは笑っちゃうけど(それはやらせじゃないね)
津波で身内を亡くした人を演じるなんて、酷いですね。
おかげで ホットスポット!と称して 全国に知れ渡り
いまだ あちこちで 除染作業が行われています。。。
でもっ・・・まだまだ こうして 楽しい日々を過ごさせてもらえてる
うちらは 奇跡的に 幸せだったと 思います。
被災され 大切なものをなくされ あの時のまま 時が止まってしまってる 方たちも
大勢いらっしゃることと・・・
ほんと あの日を境に いろんなことが ガラッと違って見えるようになりましたよね。
震災直後は、輪番停電などで不安を感じていたのですが・・・
やらせ報道と言うと、阿部レポーターの台風中継が真っ先に思い浮かびます^^;
阿部レポーターが「限界ぎりぎりの所で中継をしております」と
風に飛ばされないように中腰で中継しているのですが・・・
他地域に映像が切り替わる直前、スタスタと歩く阿部レポーターがww
正直オモシロいと言えばオモシロいのですが、報道の観点から言えばいかがなものか^^;
最近のマスコミ報道には「主旨がずれてませんか?」と首をかしげたくなりますね。
あっ、NHKの取材陣は現地で評判悪いらしいですよ。
国営放送のおごりがあるのか、インタビューも答えるのが当たり前という考え。
私有地にもズカズカ入って来るなどなど。
民放の方が、まだ気を使っていると聞いた事があります^^
一生懸命に前を向く人々を支えたいのに
政府ってば何してんの?!と
苛立ちに似たもどかしさがこみ上げる時には
『もう2年・・・』と感じます。
じゃあ、私が何をしてるのか、と自問すれば
情けないくらい小さな事しか出来ていないのですが。
いまだ悲しみの中にいる友人を思うとき
なかなか、かける言葉は見つかりません。
そんな時には『まだ2年・・・』と感じます。
報道に関しては、見せられたモノを鵜呑みにするんじゃなくて
自分の感性で見極めよう、とどんな報道を見ても思う今日この頃です^^;