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シン・ドラマ汁


ドラマ【信長のシェフ】

信長のシェフ 最終回
テレビ朝日 金曜夜11時15分~
【あらすじ】ケン瑤子は帝の前で料理対決をすることに。信長顕如のどちらか負けた方が相手の提示した条件を飲むという内容に、ケンは自分たちが歴史を変えることになりはしないかと戸惑う。そんなケンの様子を察した信長は、負けたときはケンを斬ると宣言。そんな時、光秀ケンに、戦国時代と4百年後を結ぶ道だという言い伝えのある黄泉の祠があり、7日後の日食の日にその道が開くことを教える。その日は御前試合の日だった。

【感想】おほっ、これは、続編や映画に続きそうな終わり方ですね! さすが長い目でドラマを育てるテレ朝、わかってらっしゃる。ラストに何か発表があるというので、まさか映画化!?と一瞬思ってしまいましたが、まぁ普通に考えれば先にDVDやブルーレイですよねw 視聴率は1度1桁に落ちましたが(といっても9.9)、後は10~11台をキープ、数字だけ見れば平凡以下ですが、夜11時台の放映という時間帯や、この枠の他のドラマの平均視聴率(昨年は1月期より8.34/9.73/5.86/6.87)などを考えると、充分健闘したと言えます。というか、何故経費がかかる時代劇をこの枠でやったのか謎だったんですけどね。また、昨今はドラマは受難の時代と言われ、リアルタイムでの視聴が優先されるニュースやスポーツ、ながら見やたまに見るだけでも充分内容に追いつけるバラエティなどと違い、録画率が高くなっています。かく言う私も全編録画視聴でしたしw ましてや11台という、視聴率が落ちてくる時間帯に10%以上をキープするのは結構大変なこと。それらを総合して考えると、充分続編やSP、映画などが作られる可能性はあるということです。また、内容的にもどう考えても中途半端で、続編ができそうな感じですよね。戦国時代に残ることにしたケン、まだまだピンピンしてる信長、平成に戻ったはずなのに何故か戦国時代らしき町を歩く瑤子など。これでおしまいと言っておきながら、物議を醸したJINの第1部の終わり方によく似てますよねぇw 瑤子って確か、ドラマオリジナルの要素なんですよね? もう彼女だけ平成に帰して、あとはケンと夏で信長に仕える話でもいいのに、何故彼女を残したかなぁ。瑤子は、自分では顕如の妾になったのでケンと結婚する資格はないなどと言っていますが、まだまだ未練たらたらのはず。ケンが自分だけ平成に帰したつもりで、夏といちゃついてるのを見たら、きっと恨むでしょうね…。今度はケンの敵として前に現れそうな予感がします。ところで今回、公式サイトのあらすじと実際の内容に少し食い違いがあったような気がします。それは、光秀が黄泉の祠についてケンに教えるところで、公式では「月が半分に欠ける晩」に道が開くと言ったことになってますが、ドラマでは宣明暦から日食が御前試合の日にあるとわかっていることになっています。ちなみに京都でこの頃、金環日食はもちろん皆既日食すらあったという記録はありませんw 一番近くでも1730年の金環なので、まだまだ先の話ですねw 何故日食にしたのか考えると、恐らく料理対決のシーンで、ケンが火を扱うのを効果的に見せたかったからではないでしょうかね。この日に日食があったことにするなら、黄泉の祠の道が開くのも日食にしちゃえ、みたいな? ただこれのおかしなところは、実際に道が開くのはその日1日で、日食の間だけとかいうわけではないところ。なんか納得いきませんよねw  予定通り半月にしとけばよかったのになぁ。それと、あらすじでは10年後にまたその道が開くとありますが、ドラマではその部分はカットされてましたね。これにはどういう意図があるんでしょうか。あと、秀吉と元料理頭の井上が、夏を男だと思いこんでいたのは笑えましたねw どう見ても女だろうに…。以上、それでは次回作を楽しみにしていますよ!




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