毒ガス製造用・陶磁器 大久野島
- カテゴリ:日記
- 2013/04/11 08:11:13
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毒ガスは化学薬品を反応させて、複雑な化学操作を経て製造していきます。したがって、製造設備の主要な部分は、薬品に反応せず熱に強い陶磁器が用いられました。
戦後それらの設備は、ほとんど焼却あるいは処分されましたが、ここに展示されているこれらの陶磁器製の器具は、その当時の一部です。この陶磁器は京焼の様子です。 京焼といえば雅やかな茶碗が似合います。しかし、化学工業製品として、碍子,点火栓プラグ、理化学用磁器、煉瓦等も化学陶磁器・京焼なのです。戦時中は金属代用陶磁器製品として兵器も焼かれていた。
そして、現在世界を席捲しているニュー・セラミック製品こそ化学陶磁器・京焼から生まれたのです。高出駕で製造されたイペリットの冷却器。大日本束都苗山秋山 製Ⅰの陶磁器がありました。一毒ガス製造用「蛇管@(じゃかん)一です。