「がん看護専門看護師」
- カテゴリ:30代以上
- 2013/04/17 05:58:03
(昨日の続きです)
私が泣いたのは、薬を飲むつらさではなく、
その薬を見て、飲んでいたころのことを思い出したからです。
10年前、以前通っていた病院で、先の見えない不安で泣いていたら、
静かに私の隣に座って「大丈夫?」と声をかけてくれた女性がいました。
その人が「がん看護専門看護師」の石橋美和子さんでした。
私の不安を「うんうん」と聞き、励ましてくれました。
泣いていたのに、気付けば最後は笑顔になっていました。
何も知らなかった私は「こういう心のケアをしてくれる
看護師さんがいるんだなぁ~」と思った程度でした。
2005年に「天国へのカレンダー」という石橋さんをモデルにした
番組がフジテレビで放送されました。
この時、はじめて石橋さんが「がん看護専門看護師」であったこと、
石橋さんが進行性の胃がんであったことを知りました。
石橋さんは自分が胃がんであることを隠し、偽名を使って入院して、
病室から白衣に着替えて仕事を続けていたのです。
石橋さんは2004年の1月に亡くなっていました。
自分が胃がんだと知ったときに
「もっとがん患者さんに近づけてよかった」と言ったそうです。
私を含め、石橋さんに救われた たくさんの患者さんたちの心には、
いつまでもいつまでも石橋さんの笑顔が残っているのです。
10年たった今でも「がん」という文字に過剰反応しています^^;。
病気のおかげで出会えた人がたくさんいます。みんな素敵で大切な人ばかりです。
じゅら♪さん
石橋さんは、限られた時間の中で、優しさと強さを伝えてくれました。
その思いはたくさんの患者さんの心にしっかりと伝わっています。
☆サエコ☆さん
先生の話を聞いていると急に涙がとまらなくなって、石橋さんの笑顔が浮かんできて・・・。
本当に彼女が私の隣に座っていたのかもしれませんね。
そして、泣いたらすっきりして、タカシマヤでケーキ買って帰りました( ^,_ゝ^)ぷぷぷ
抗がん剤治療、つらいですよね。「幸せ」とは「心の強さ」であって、どんな状況にあって も、それを「幸せ」だと思えるかどうか。とても難しいことだけど、
病気になって気付くことって、たくさんありますね。
ぽこたさんの体のつらさが、少しでも楽になるように祈っています。
fumicさん
石橋さんは、患者さんの笑顔を見ることが「生きがい」だったのでしょうね。
恩はバトン」素敵な言葉ですね。
たくさんの喜びと笑顔が子供たちへと受け継がれていきますように。
私はいつも出会いは運命だと思っています。
今のカヨさんが、素敵に生きていらっしゃるのは、
彼女がカヨさんの中で、一緒に生きていらっしゃるからではないでしょうか?
今こうしてカヨさんが、彼女を思い出されることで、
またカヨさんの隣座って、優しい笑顔で見守っていてくださると思います。
きっと、大丈夫です。
あなたは大丈夫です。
だって、沢山の人に守られているから…
言葉にしてしまうと 感動も感じないかもしれないけれど
出逢えて なにかを伝えてもらえて それをまた 誰かに。。。
って連鎖 とってもだいじで すてきなことだと 想います❤
伝えた人も 伝えてもらえた人も
いつまでも おなじ想いを共有できるってことですよね・・・❤(❀╹◡╹❀)
あともうちょっとで退院から一年になるのに。。。いまだに『がん』というワードに過剰反応してしまいますー_ー;
そういえばあたしにも素敵な出会いもあったなぁ・・・ってカヨさんのブログ読んでて思い出しました〜ありがとうございます!! ^o^広場からおじゃまさまでした
それは自分の為で、自分が楽しくて嬉しいからする事なんだ。
僕も中1の時、小児科の西村先生に命を救われました。もう
亡くなりましたが、恩はバトンです。次へ渡すしかない^^
私も今、抗がん剤治療中なんですが、そんな方がいたとは知りませんでした。
先がどうなるかわからない病気ですし、薬の副作用もきついし、そういう状態で自分の気持ちに寄り添ってくれる人がいると、うれしいですね。
お互い身体にしてくださいね。
突然、失礼しました。