南部のお嬢様のつもり
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2013/04/20 12:41:25
メルトくんがインディアン (今現在は使われていない言葉です。今は「ネイティブアメリカン-Native American」と呼びます) の子供になったので、れんかちゃんにはまぁまぁだいたい同じような時代だと思われる、南北戦争の頃の南部のお嬢様になってもらいました。
そうです、あの「風と共に去りぬ」の舞台になっている時代です。
このシンデレラのドレスを見た時にね、真っ先に頭に浮かんだのがあの映画でした。
このやたら分厚い生地の質感と田舎臭さと大仰さが、戦後タラ (オハラ家の敷地の呼び名) を復興させようとしてボロボロになっていたスカーレットがレットバトラーに会いに行くために見栄を張って、残っていたベルベットのカーテンを引っ剥がして作ったドレス、あれを思い起こさせたのだ。
恋愛映画で、好きだから会いに行くシーンだと思う人が多いと思うけど、違います。
スカーレットはお金がほしくて、レットならお金を持っていると知っているから「お金をもらいに」行ったんです。
5冊におよぶ原作は、南北戦争のことを描いています。南部では下働きに黒人たちを使っていたけど、使うからには家族ごと丸抱えできちんと面倒をみて不自由ない報酬も払っていたし、雇い主の性格がどうにかなっていない限りはムチで叩くなんてことはなく、使われている黒人たちからも不満の声などほとんどない平和な生活があったのです。
戦争になって兵隊にとられていくビッグサム (タラで雇っていた若い黒人) とスカーレットが偶然行き合うシーンは、涙なしでは読めません。ここは映画でもワンシーンにしています。
裕福である象徴の豪華なドレス、日差しよけのボンネット、手に持たせた花とふわふわの白いわたあめは、タラで作っていた綿花を表現したつもり。そこに、南部の赤土の砂埃をかけてみた。
あーまた見たくなったよ「風と共に去りぬ」
このドレスとボンネットはどうかなーとも思ったんだけど
まぁまぁかね??
そう? ありがとー(〃▽〃)
LEAFGさんもそのパジャマ着こなすのはさすが!
お嬢様ですね^^