ウナギは高級食材になってしまったノダ。
- カテゴリ:グルメ
- 2013/04/27 23:17:38
世間ではゴールデンウィーク初日、出かけるには不利な時期なので、ここ1週間は大人しく過ごし、20日前後に埋め合わせの計画中。
そしたら昨晩、仙台での私の親代わりになってくれているM先生からのTELで、「庭の桜が見ごろだから遊びに来ないか。」とのお誘いだった。
M先生の家は高台にあるので、私の住んでいる所より桜の開花が1週間弱遅れ気味で、先生の家の桜はしだれ桜なので、ソメイヨシノより遅れて開花するから今が丁度見ごろになる。
さて、到着したM先生のお宅の桜の木は道路に面して柳の木の様な枝にいっぱい桜の花が、満開になると葉も少しづつ大きくなってくるタイプで、小さな八重の桜。
1軒おいた隣の家のは色の濃いしだれ桜が、向かい側には既に散りゆくソメイヨシノとその奥にはやはりしだれ桜が今や見ごろの状態で、住宅地としてはなかなかの景観なんだヮ。
居間のソファに座ると見ごろの桜が窓越しによく見える。そして元々山だった所だけにいろんな鳥がお庭にやってくる。この時期ツバメも良く見かける。
ここの住人は寛大な方が多いらしく、玄関先や軒先にツバメが巣を作っても暖かく見守っていると言うことだ。毎日ウンチの掃除やなんかで結構リスクを負うものの「子供が出来て大きくなったら帰って行くから。」と笑顔で言えるステキな人達だ。
で、ウナギのお話と言うのは、お昼はウナギをご馳走してくれるとのことでウナギの出前をたのむ事に。老舗の有名店だけど、ここは出前してもらえる限界距離なんだ。
最近はウナギの値段がそれこそウナギ登りに高くなっていく現実があって、このウナギ屋さんも昨年より値上げになっている。それでも価格は良心的な方だと思うけど。
実は街中の有名店で多分市内で一番高い店で知られている某店、昨年は確か特上が4000円で結構お釣りがきたハズと言うお店があって、今年になってお友達が「1度で良いからあそこで食べてみたい。」と言われてご馳走した事があったけど、5000円になっていたョ。
確かに良いウナギで食べごたえはあるけど、たれが若干甘めで後になるとしつこさが出て来る。
おごってやった男共は感触だったけど、言い出しっぺの彼女は後半苦しそうで、たれのいっぱいかかったご飯をかなり残した。霜降り肉でもウナギでも、くどくなるものは食べ慣れてないと苦しくなるのダ。
その点何時もここで出前を頼むウナギは迫力はないものの、味そのものが良くて、たれもしつこくないから通の間では評判が良いんだが。
実はここでトラブル発生。
「あなた、どうしましょう。」と始まった奥様の言葉では、「本日お昼の出前はいっぱいになったのでご勘弁を。」とお店から言われたとの事。
「お店に行きますから。」との申し出も「本日は予約でいっぱいですのでお店の方もご勘弁ください。」とキタモンダそうだ。
連休初日と言う事もあって、ウナギを食べようと思えばここのお店は今やリーズナブルになってしまった事に多くの人が気付いたのダ。今時3000円台でうな重特上は厳しくなった。シカモ有名店では。
そこで2番手を。やはり近くに有名店はあるがここは出前をしてくれない。お店で食べるにも車で5分なので選択肢ありだが、以前先生と一緒に出向いた時は、良く焦げたウナギとべたべたご飯でイマイチの記憶が、ここのテイクアウトを頂いた時もべたべたご飯で同様だった。因みにネットで見た値段は3800円でまあまあなんだけど、昨年は3000円ぐらいだったと思う。
で、ここは満場一致(3人)でパス。そうなると、私は未体験ながら、お寿司の出前で良く頂いていたお店のウナギ、専門店ではないが、ここの大将が「ホントは一番自信有りなのがウナギ。」と良く言っていたそうだ。
M先生ご夫妻は一頃良く食べていたそうだが悪くないとのことでこちらに決定。
お寿司屋さんのウナギってどんなだろう。因みにお値段は「スイマセン、4000円になりますが絶対にご満足頂けますから。」と言ってたそうだ。
さて、到着した特上うな重、蓋をあける「ワオ~、凄いじゃん。」思わず声が出た。
「おおォ、本当だ。」M先生も感嘆の声が、厚いウナギが重なり合って迫力だ。シカモ一口口に入れて、オオこれは、美味しいじゃん。しっかりウナギの味だ、たれもくどくない「これが4000円なら安い!」思わず同時に声が出た。しっかりほほ笑んでいる。
ボリュームのあるうな重はお腹がいっぱいになる。
その後、カメラに興味を持ってきた私にM先生が色々講釈してくれる、奥さまには申し訳ないけど、先生と私の至福のひと時なんだ。
ライカと古いキャノンの共通性、古いニコンはコンタックスに似ている。現物を手に取りその重さと堅牢さ、今のカメラからは想像できない、金属でできた機械が、メカニカルなタッチがたまらない。
1枚1枚気合と心こめてシャッターを切る。デジカメでは得られない満足感。いやあ、堪能できた1日だった。
それにしても、本日のうな重は大ヒットだった。それにしてもタカだかお昼の一品料理が4000円で安いのかどうか。元々は庶民の食べ物じゃないか。
そこで本日の教訓、ウナギは決して高級な食べ物ではない。シカシ値段は高い。
高知のウナギは今や珍しい天然ウナギが
四万十川より入手できます。
身が厚く、「これを食べたら他のはモハヤ。」と言われるほどの物です。
1度食べたんですが、未熟だったので本当の味わいが分りませんでした。
まだ入手できるうちに味わいたいと思ってます。
日本橋の有名店〇〇定には何度か行きました(他にあまり知らないんで)が、
今回の出前と断られた方はそこより安くて美味しいです。
そんなに美味しい店があるのなら行ってみたいですね、、、^^
また、仙台に行く際には伺います。
(個人的には高知で食べたウナギが美味かった。。)
どんどん高くなっている感じです。
最近けっこう食べてます。
イズレ食べられなくなるような気がして。
数年前は、国産・海外産も含めて結構食べてたと思います。
久しぶりに食べたいですね^^
コメありがとうございます。
かつては天重とうな重同格だったような気がします。
今は価格的に完ぺキに差がついてしまいました。
食べたいけど;;
ツバメの巣を作れる所は少なくなってるそうです。
家の外装が滑るようになって巣が張りつけないんだそうです。
それでわざわざ軒下に木を打つとか、外装を削った所もあるそうです。
そうすると
ツバメはちゃんとそこを見つけ出し巣を作ってくれるそうです。
「作ってくれる」という言葉にそこに人達の暖かさとゆとりを感じました。
ツバメが おうちに巣を作ってくれると とても縁起がいいそうで (*^^)v
一軒家の方は 庭を作って待ってても 来てくれないって (ToT) 言って残念そうだった・・・
とても 環境も 人柄もとても良いところなんだなぁ~ って思う ・・・ みっつ(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- www
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
今回の4000円は、少し前にオゴルはめになった5000円のより立派でした。
そう言う比較の中で「これは安い!」と思わず思ったわけですが、
ご飯の上にウナギが乗ってるだけの、肝吸いとおつけものがついてるだけですから、
夕食これででも何ですし、お昼としては、やっぱり「高ッ!」ってもんですョ。
5000円の奢った時は、4人で2万円ですから、
これだったら5人で居酒屋で飲み放題パーティーメミュー丸抱えの方が
価値ありましたね。
確かにどんどん値上がりしてます。
次に食べる時は幾らになっているか?
言いかえれば「今のうちに食べておこう。」も有りかと。
でも、確かに高いデス。
ウナギは生い立ちが良く分っていません。
朝のTVでシラス漁をやってましたが「大漁だと良いですネ。」とか
「もっと多くの人に食べて欲しい。」とか言ってましたが、
シラスってウナギの稚魚なんじゃないですか?
かくして、絶滅の道を・・・なんですネ。
4000円のウナギなんて食べられないㆀ
マツタケのような感じになっていくのかなぁ
デジカメに限らず
やはりデジタルよりもアナログの感触っていいですよねw
・・・とか書きながらネットはデジタルの世界ですけど(ノ∀`笑))
ウナギも、だんだんと食べづらくなって来ていますから、何時かは食べれなくなって来る日も来るかもしれないですね。
しかし、本当にウナギは高い。