昨日の新聞のコラムに、都市部でアブラゼミの数が減っていて、クマゼミが増えている
様だと載っていました。温暖化や色々な原因が考えられるのですが、変わった説に、
温暖化対策で都市部に街路樹が増えたのが原因ではないかと・・・　街路樹が増えて
都市部にはヒヨドリなどの野鳥が増えているそうです。クマゼミは近くの木の茂みに隠れ
ようとするのですが、アブラゼミは遠くに飛んで逃げる習性が有り、かといって山間部ほど
は密に木が植わっていないので、次の木に逃げ込む前に見つかって捕食されてしまう
らしいです。もっと要領よく立ち回れよ(^^)/

ちなみに、アブラゼミの鳴き声は、

「ジー…」と鳴き始めたあと「ジジジジジ…」とも「ジリジリジリ…」とも聞こえる大声が
15-20秒ほど続き「ジジジジジー…」と尻すぼみで鳴き終わる。この鳴き声は昼下がり
の暑さを増幅するような響きがあり「油で揚げるような」という形容を使われる事が多く
「アブラゼミ」という和名もここに由来するらしいです。

テレビなどの効果音で使われる、「ミーン・ミンミンミンミンミー…」という鳴き声はミンミン
ゼミの鳴き声で、東日本太平洋側では身近なセミらしいですが、東日本の日本海側や
西日本の平野部にはミンミンゼミがほとんどいないので、首都圏以外の人には違和感が
有るのでは^^;　また、クマゼミの鳴き声とミンミンゼミの鳴き声は人間の耳で聞く限りは
全く違うように聞こえるのですが、ベースは同じ音で早く再生するとクマゼミに、遅くすると
ミンミンゼミに成るのだとか(^^♪

p.s　いずれにしても、7年間も引き籠った上に、一週間で勝負を決めないといけない
セミの世界は過酷です。多少うるさくても温かく見守ってあげなくては^^;

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