Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【遺留捜査】【家族ゲーム】

遺留捜査
テレビ朝日 水曜夜9時~

【あらすじ】日本を代表する画匠を父に持つ、売れっ子画家・九条美千代の自宅アトリエで、アシスタントの峰岸百合子が何者かに刺殺された。美千代の個展の準備のため、泊まり込みで作業をしていたところ、襲われたらしい。しかも、美千代は事件が起こった夜からどこかへ出掛けたまま、家には戻ってきていなかった。被害者の鞄の中身を改めた糸村は、意図的に折られたと思われる絵筆に注目する。気になって仕方がない糸村は、絵筆を鑑定にかけることに。

【感想】不覚にも、あの粘土で作られた謎の造形が、腱鞘炎を患う美千代のために作られた絵筆を持つ道具であることがわかった時、涙してしまいました…。本当に謎だったんですよね。変な形をして、筆がちょうど入るくらいの穴が開いているモノ。途中まで美千代が腱鞘炎で筆が握れないのがわからなかったし、わかった頃には他にもいろんな要素が出てきて話が複雑になっていたので、ほんと糸村が指摘する直前までわかりませんでしたよ。今思えば、署長がギックリ腰でサポーターを腰に巻いていたのは、これのヒントになったんですね。百合子が美千代と腹違いの姉妹だろうということは、施設育ちという話が出たところでピンときたんですけどね。今回も犯人逮捕の功績は森田に奪われましたが、百合子が美千代と間違えて殺されたのではないかという、捜査方針を大きく転換させる事実に気づいたのは、糸村でしたね。まぁ彼は全然そういうことには興味ないですけどw 不思議に思うのは、有名人が殺害されて、こういうのって捜査本部は立たないんですかね? 所轄が舞台の刑事ドラマで、いつも不思議に思うわ。捜査本部が立つ立たないの境界線はどこなんでしょう? あと、最近科捜研の村木のシーンがお気に入り。前は糸村に振り回されるだけのシーンでしたが、村木が水沢課長に一目ぼれしてからというもの、甲本の演技が面白くって仕方ない。今回、すっぽんゼリーなるものを渡されてましたが…あれ、好きな人から渡されて嬉しいものだろうか?w すごい効きそうとか、微妙な反応してましたよねw ちなみに、糸村も水沢も村木も、公式サイトによると同じ47歳だそうです。うーん、どう考えても若年層向けドラマじゃないねぇw 佐久間と二宮がいなくなり、代わりに森田が加わりましたが(多分ギャラ的には同じくらい?w)、そろそろ横山以外にも若い刑事が欲しいところw 波岡、硬軟こなす若手ではなかなかいい役者さんなんですが、やっぱりこう、見た目がさw もちろん女性でもいいですよ。内容はなかなかいいというか、刑事物というよりヒューマンドラマなんだけど、視聴率があまり奮わないのは、あまりに地味なキャスティングのせいも、あると思うんですよねぇ。せめて30代でいいのでもう1人何とかならないものか。


 
家族ゲーム
フジテレビ 水曜夜10時~

【あらすじ】茂之の成績が著しく上がり始めた。勇気ある愛の告白が成功したさくらの存在も影響してか、勉強に積極性が出てきたせいだ。一方、慎一は成績も下がり気味な上に、部活動も休みがちになっていた。慎一吉本荒野を訴える会なるサイトの管理者・真希と頻繁に会っていた。真希は自分の家族がどんな方法で吉本に追い込まれ家族崩壊に至ったかを慎一に語る。借金苦による一家心中。それはまるで今の沼田家を彷彿とさせる内容だった。一茂への愛情が一気に冷めた佳代子は、急激に株投資へとのめり込んでいたのだ。

【感想】こんなにドラマの主人公に対し、今だ殺しちゃえーっと思ったことはないですw 吉本が慎一にナイフを突きつけていた時、後ろから殴れば正当防衛になるかもよ?w 今回の話で、真希の話もあながち嘘ではないと思えてきました。今まで真希は、吉本の手先である可能性も否定できなかったんですが、本当に敵対している人物である可能性が高いと思うようになりました。でもまだ疑ってますけどねw 疑う要素はやはりあの盗聴です。道を歩きながらの会話を盗聴したものが、あんなに音がクリアなのは、会話している本人のどちらかがマイクを持っていたとしか思えないからです。ただこれも、以前指摘しましたが、吉本が恐らく一茂の体や荷物のどこかにマイクを忍ばせていた可能性も否定できないので、決定的な根拠にはならないんですよねぇ。さくらの方は、やっぱりか…といった感じ。でも、茂之の友人・園田の方には手を回してなかったんですね。とするとやはり、吉本はある程度教育のことを考えているのか…とも思います。株の方も、やっぱりか…ですねw 前回の感想で、最初はビギナーズラックで儲かって、ハマっていくうちに取り返しがつかなくなる…と書きましたが、大体そんな感じでしたしね。ただ、吉本のアドバイスを受け入れてそうなったのは、ちょっと予想がつきませんでしたが。あんな男の言うことを信用するなんて、どうかしてるw まぁ佳代子は吉本の裏の顔を知らないから、仕方ないかもしれませんけどね。しかし慎一はどうしてああなっちゃったんだろうなぁ。慎一さえもうちょっとしっかりしてれば、吉本の化けの皮を早く剥ぐことができたのになと思います。彼が万引きとか、タイヤをパンクさせたりとか、そういう悪事を働かなければ、吉本に弱みを握られることもなかったわけで。勉強ができて、クラブ活動でも活躍して、そういう表面的な成果を挙げれば、親はいつもニコニコ喜んで、彼の内面にまで入り込まないでくれる…そういう環境が、彼の人格を形成してしまったのでしょうか。私には理解できないわ。頭もよくて運動もできて彼女もいて金には不自由してない、一体何が不満なの?て思いますよね。彼が家族を守りたいのは、結局自分が大切だからだ、自分が無事なら家族に何があっても構わない、というのが吉本が言う慎一像ですが、まぁ多かれ少なかれ、そういうところはあるよね。例えば刑事ドラマなんかでよくある復讐殺人、これも亡くなった被害者のためではなく、被害者を愛していたがゆえに、それを失ってつらくて悲しくてどうしようもない、自分のための殺人なんですよね。愛する人を殺したヤツを殺したって、愛する人は帰ってこないし、そもそも死んだ人は喜びも悲しみもしないんですから。そういう感情すら自分勝手と言ってしまえば、世の中のほとんどの家族は偽物の愛でつながっていることになっちゃうんじゃないかなぁ。慎一の場合、日常が満ち足りているため、スリルや背徳的な気分を味わうためにこっそり悪事を働き、両親と弟が常に一緒にいるため、その愛情に気づけないだけかもしれません。吉本は、満ち足りたものを一度なくし、その大切さに気づかせるつもりなのかもしれないですね。

アバター
2013/05/17 23:01
私も男性から女性への暴力シーン、しかもそれが主役の暴力ってのは、
ちょっと見ていてつらいな~と思いました。
忽那を初めて見たのは実写版コナンでしたが(本当は太陽と海の教室だけど覚えてないw)
その時はそんなに演技力がある女優さんだとは思わなかったんですよね~。
でもBECKやミタの彼女の演技は若手にしてはなかなかよかったです。
確かに茂之はそんなに悪い子じゃないですよね。ただイジメられて凹んでただけで。
やはり同じ家庭に育った兄弟とはいえ、同じような性格になるわけではないということでしょうか。
アバター
2013/05/17 03:27
家族ゲーム
吉本は、真希にも、容赦なかったですね~若い女性にあれは、ないかな~と思いますね・・・
ところで、真希の演技力はすごいですね~舞香とは全然雰囲気が違います。この女優さんは演技力があるんですね。慎一が、ああなったのは、優等生を演じる自分にストレスを感じているからではないでしょうか?
意外に茂之が素直な子なのに比べて、慎一はひねくれていて、不思議ですよね~



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