あらあら。
- カテゴリ:日記
- 2013/05/19 19:50:16
http://ginzaganzo.com/info/444903
まぁ、反応するほうもずいぶんとヒステリックなんだけども、この店のテキストがことごとく誤字脱字だらけで脳みそがかゆい。
本当はいい人でも、こんな事件が無くても、正直店の心象は良くない。
「きちんと書く」っていうのも相手に対する誠意や誠実さであって、間違っても補正して読めよっていうのは、少なくとも本人が言ったり思ってはいけない言葉。
道具が、スマートフォンだろうと、携帯電話でちまちま書いていようと、「そんなことはリアルタイムに入力するわけじゃないんだから関係が無い!」。
校正してから、表に晒す注意力が無いことをあらわにしている時点で「どっちかといえばお前が悪いんじゃね?」と思われてしまうのは、避けられない。
「出来ることはやる」という気概や見られているという自覚、危機感は、少なくとも店には欠如している。
物理的な制約は存在するし、差別はされるべきでもない。
でも、相手に助力を強要すべきではないし、やってもらって「当たり前」ではなく、文句を言う前に、協力を仰ぐ、確認するというのが、「イレギュラーな対応をしてもらうとき」には必要だよね?
そういう意味では、自分の知名度を考えずに店の名前をさらすのは、影響を考えた場合は、さらし者にするほうだってあまり良い行動とも思えない。
少なくとも労力というコストが必要になるのなら、それは自覚すべきで、配慮すべき。「サービスされて当然」ではなく「配慮してくれる優しい人がこの世には多いだけ」だ。
お店は二階にあるようですが、車椅子でも来店できますか?スタッフの手が空いている時間はいつですか?事前の確認をするのはそのコストをいきなり負担させられる側にとっては、「あってもいいだろう」というのは「然程間違ってるとは思わない。」
無い袖は振れないのだし、労力を提供できないところに手を貸せといわれてもそれはもともと無理なことだ。
たとえば、普通に商品を買うのであっても、何かの理由で普通は一日に10個しか出ないだろう物が100個必要だった。いきなり買い占める?
それが、ファストフードとかだったら(それをネタでやるバカもいるわけだが)中の人大忙しだw
へたすりゃ仕入れ量の関係で、在庫がなくて、本当に食べたい人が食べられなくて店の印象を落としたりもしかねない。
事前に「これくらい必要なんですが、大丈夫でしょうか?いつぐらいに伺います」そう話をつけておくのが「配慮」。
どちらかがどちらかに対して「やって当たり前」なんじゃなくて「お互いに」自分が及ぶ範囲でより良い着地点を探すのが「知恵」で「優しさ」で「配慮」だ。
イレギュラーな行動の場合は、「それ以外の場合での代価を払えばすむわけではない」。
もちろん、相手を不愉快な気分にさせた時点で、接客業としてはいまひとつなわけだが、それだって、人間があいてである以上完璧な企業なんて無い。
失敗もあるし、人的な質の差異によって引き起こされることもある。
そういう意味では、ヒステリックにたたきにいくのはやはり何か間違っている。
インフラだってそうだ。日本中の電話は全ての人が同時に(相互に受話器を取っていなくても)通話することは不可能だし、水道の蛇口もガスの火だって、全員が一度に最大につかえるようにはできていない。
概ねまかなえる範囲で、設備投資され、そういう調整がされているから安価に提供されている。そりゃ、車椅子の方が楽しめればそれに越したことは無い。だが、年に何人来るだろうか?というその条件のために、専用の人員を雇うことを「当然」とするのはおかしな話で、それをすれば返ってくるのは利用する客の支払う金額である。
空いている時間帯なら、労力をアサインしなおせば対応可能かもしれないし、そうやって、きちんと話を通せば「みんな幸せ」かもしれないんだ。
「共有」されている、「調整」されているということを意識できないのなら、そういう人もまた、誰かを責める資格など無い。文句を言うということは、その対応が可能になるための仕組み、コストが上乗せされることを許容するということなのだが、行かない店だから関係ないか?優しさや思いやり正義が聞いてあきれるw