Nicotto Town



20㎝以下をリリースしてはいけないの?


隣の山形県某所での渓流釣り、とはいうものの、釣りは行うがそれ以上に楽しいのが毎晩の宴会なんだ。

釣りのメンバーが毎年宿泊先にしている温泉宿で、メンバーには上得意と言う事で結構無理がきくから、常宿にしているとの事なんだ。

そこでは釣った魚を料理してくれたり、また、自分たちで勝手に焼くためのバーベキューテーブルも勝手に使えるようになっている。

メンバーの釣りは車に2~3人で分乗し、それぞれの車が好きな川や沢に入り適当なポイントで1人づつ下して、時間がきたら迎えに行くと言うパターン。

メンバー十数人がバラバラで、特に沢に入ると誰も居ない所に一人。聞こえるのは水の音、風による木々のざわつき、時々鳥の声が聞こえる。自然の中に唯一人、ここは別世界だ。

小さな流れの中をゆっくりと遡って行く。深い所でも膝ぐらいまでしか入らないようにしながら水を漕いで行く。雪解け水が流れているから、ウェーダ―越しにかなり冷たい水が感じられる。

ポイントがいくつかありそうな所で仕舞寸法50㎝程の竿を伸ばしてあらかじめ作っておいた仕掛けを繋ぎ針に餌のブドウ虫をつけてそ~っとポイントの少し上流に入れる。

針についた餌が流れていく過程でアタリがあれば上の木に当たらないように竿をいっきに引き上げれば、釣りあげられたお魚のびくびくとくる手ごたえで感じながら至福の喜びを得られる筈。

で、最初のポイントは見事に川底の木にひっかかって針と錘が犠牲になってしまった。実は渓流はこれが多いので、面倒くさがり屋には向かない遊びなんだ。

気を取り直して、針と錘を仕掛けに結び付けて再挑戦、この場所に15分位は居たかな?

「ここには魚は居ない。」と決めて川を上ると、カーブしていて外側はかなり深そうな所があって、その上流からそ~っと流すと深みに入るあたりで目印が一気に沈み、竿越しにはっきりとアタリがあったので竿を引くと大きな手ごたえ。「これはデカイ。」とほくそ笑んで手繰り寄せるつもりで竿を立てたら簡単に空中に抜け出た。

思ったより小さいが、今回の初物なので小物入れ兼魚入れになっている腰に付けた入れ物に。見るとパーマークがクッキリ出ている綺麗なヤマメだ。

この場所で6匹同じぐらいのサイズ、実は20㎝に満たない獲物はリリースするとの暗黙のルールがあって、ギリギリサイズ。

ここのアタリが無くなったのでさらに上流に。それにしても静かだ。周りに誰も居ない。佇んでいるだけで自然に癒される。

程なく小さな滝と言うか落ち込みがあって、そのえぐれたところには大物が居る筈。但しここは咳止められた分広くなって、手に持った竿では足場に手ごろな場所からは届かない。

そこで、最大でも3.9mの竿を仕舞い、5.6mの竿と仕掛けに交換。落ち込み3か所目で、アタリが、竿を立てても直ぐには姿が見えない。竿が長い分だけしなるからドキドキしてくる。

つりあがったのはイワナでかなり大きいと思ったら30㎝なかったけど、これまでで一番の大物だ。

ここでもう1匹イワナが釣れたがこちらは普通サイズ。日が高くなって川全体を照らし出すともう釣れなくなってしまう。

迎えの時間も近付いたので、谷からよじ登って上の道路に出て少し歩くと小さな沢から道路わきに落ち込んで来る流れがあって、その水を利用して釣った魚のお腹を開いて内臓を出して持ち帰る作業を、こうしたら帰って直ぐ料理が出来るし鮮度を落とさずに済む効果があるので、これもメンバーのルールのうち。

持ってきたガーバーのナイフは良く切れる。ブレードが堅いので某アクション作家によると「日本刀でもぶった切れる。」とのことだが、絶対にそれは無理だと思う。だが魚は良く切れる。普通の砥石では刃が経たないのでダイヤモンドシャープナーで刃をつけてきたかいがあったというもんだ。 

迎えの車が来て、あちこち散策してから昼食になって、その後広いいところでテンカラ釣りを教わって練習したりで、その後本流で時間つぶしの釣り。

橋の下の日蔭ではイワナが1匹釣れたところで宿に帰る事に。

宿では既に半分以上の人が帰っていて、採った山菜の天麩羅でビールを飲んでいる。こういう生活で何日間か過ごして鋭気を養いまた仕事に帰って行く。戦士の休養みたいなもんだ。

着替えて温泉に入り、その後宴会の仲間入り。そこでそれぞれの釣果披露となったら、私の釣ったイワナが本日の大物賞。

それと、今回から20㎝以下はリリースのルールは無くなった。その訳は食べておいしいのは小さめなんだと気付いたからだそうで、皆積極的に17~20㎝を釣り帰るようになっていた。

確かに空揚げにすると頭から骨まで抵抗なく食べられるし、残ったら甘露煮にして保存食になるし、シカモこのサイズは釣りやすい。

「じゃあ、私の釣ったヤマメをリリースしたらいけなかったんだ。」と言ったら、何人かが殆ど同時に「れいクンそれはルール違反だよ。」だって。

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2013/06/30 21:27
渓流釣りもするんだねぇ^^
テンカラも習ったんだね

渓流はもうすっかりご無沙汰です
今は足がついていかないので無理だろうなぁ

竿は探せば昔使ってたのが出てくるかも
でも、今の竿と比べると重くて使いづらいはず^^;;
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2013/06/11 09:41
釣りの嫌いな私には、別世界の話ですね、

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2013/05/30 21:42
Ханиさん

大物賞はそに日だけで、
たまたま30㎝以上が上がらなかったので私のが1番でしたが、
その日以外は誰かが必ず30㎝超を釣っているので、
釣果全体では圏外でした。

そのイワナは現地で焼いたのを持ち帰り山菜鍋になりました。
自分で釣ったのは格別でした。
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2013/05/30 21:19
その世界のそのルール(・∀・;)
素人が勝手に飛び込んではダメですねw

れいさんはまた楽しそうな世界を見つけたんですね^^
こういうブログ本当に楽しみです
発見と感想
いつも楽しく拝読しております

大物賞獲得おめでとうございます(o´∀`b)b
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2013/05/29 20:45
くーちゃんさん

60㎝だとスゴイでしょうね。
渓流にはこんな大きいのいませんから釣れる事はないですが、
こちらの川でも本流だと時期によってはサクラマスが釣れる事があるそうです。

ラインも仕掛けも違うので偶然釣れる事はなさそうですが
釣ってみたいです。
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2013/05/29 16:57
ホント ヤマメ、ニジマス、イワナ、イトウ、アメマス、など 渓流、淡水魚は とっても神経繊細w

海に降りたのは まだ楽になるのはなぜなんだろ??? 全て トラウト・・・ マスなのに・・・

春先 外海が大荒れになると アオマスが港に逃げ込んできます そこで 投げ竿にルアーで

60cm級のマスが 入れ喰い状態www 結構体力いるので 長居できないが ( ̄◇ ̄;)

持って帰るのも 重い┗(;´Д`)┛超おもてぇ です  (≧∇≦)ノ彡 バンバン!

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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2013/05/28 09:22
みかんさん

渓流に一人というのは別世界ですネ。
今回はうまく行きましたが、
昨年は3日間で2匹しか釣れなかったんですョ。

私が、ここは釣れないからと去った後でも
上級者はその場所で釣って来ますから、これも修行なんでしょうね。
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2013/05/28 09:14
優さん

渓流釣りとメンバーとの宴会が楽しくて
堪能して来ました。
大物は誰でも釣りたいと思ってますが、
簡単には釣れないです。
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2013/05/28 06:50
一人で静かな清流のせせらぎを聞きながら釣りなんて、いいですね。

私も以前は家族で釣りに行ったものですが、仕掛けづくりやエサ付け等は全て弟に任せて
ただ、垂らすだけだったので^^;れいさんは全部自分でやられてすごいカッコいいです。

そんな大きなイワナやヤマメを釣るなんて上手なんですね。

いいリフレッシュ時間が取れて良かったですね。
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2013/05/28 05:35
良い渓流釣りをしましたね。

釣りは楽しかったでしょう。また釣りに往けたら、良いですね。

次の時は、大物を釣り上げる様にしましょうね。
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2013/05/28 00:03
koshiさん

自然の中に1人って良いですネ。
自然が全ての汚れを洗い清めてくれると言う感じです。

竿は最短3.3mから使える短い物から、5m前後で使える中間、
本流でも使える最長7mを超える物まで持って行きます。

今回はうまく行きましたが、ヤマメは簡単には釣れないですネ。
美味しいんですが。
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2013/05/27 23:55
ビストさん

今回は餌釣り以外にも、
堰堤でテンカラにも挑戦しました。
昨年はこの場所でフライをやって釣れなかった所です。
渓流竿は3本と、テンカラ竿、フライロッド、キャスティングロッド2本持ってます。

今回は充分な釣果でしたが、釣れなくても楽しいです。
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2013/05/27 23:54
今晩は。
渓流釣りの醍醐味は,やはり山川草木と一体化することと思います。
ですから,1人もしくは少人数でが原則ですね。
竿が長いと,身を隠すに便利ですが,ヒットした際に木に引っかけやすいし,逆に短いと身を隠しにくい。
ざぶざぶとウェイダーで水に入ってはいけないし,音も立てずに流れに竿してじつと待つ。
このあたりが堪えられない楽しみですね。
ヤマメは実に美しい魚ですが,仰るように20cm前後が美味です。
塩焼きするにしても,臓物抜いて冷凍保存するにしても,扱いやすいです。

県南部に住んでいた若い頃,夜明けと共に山に入ったことが懐かしいです。
今も手つかずの自然が残るところですので,夏にかけて久々に行ってみたくなりました・・・。
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2013/05/27 23:48
ぶーしんさん

ブドウ虫はハリに付ける前に唇で加えたりもしますよ。
温まると動きが良くなるのでというのも有りますが。

原則、釣った物は必ず食べます。
小さい方が美味しい事は確かですから今後は
極小以外は持ち帰ります。
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2013/05/27 23:27
いや~良い体験してきましたね、
私はダム湖でルアーを使ってヤマメを釣っていました。

本格的な渓流はやったことないので一度はやってみたいな~と
思っているのですが、羨ましい限り。。。(^^;;;;
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2013/05/27 23:14
楽しい魚釣りだったようで何より♪

驚いたのは

餌のブドウ虫を針につけることができるってことΣ(゚ロ゚;)

女子は

そゆの結構苦手じゃん?

れいさん、すばらしい!

流行りの釣りガールだね♪

ルール違反かどうかは

釣り人本人が決めればいいこと。

ちゃんと食べてあげれば

命を粗末にしたことにはならないと思うので^^

確かに

唐揚げで丸ごと食うのは美味いのダ♡



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