『第９５回全国高校野球選手権大会近し』

今年も７月に入りあまり梅雨らしい雨の日、
というものが数日間しかないまま夏を迎えようとしています。
しかし雨の降った数日間は、
「君ねぇェ、ちょっとは全体のバランスをだね…」と
上司から言われそうなくらいの豪雨だったりして
非常に(・A・)ｲｸﾅｲ!!のでありました。

そして夏間近、というとそろそろ新聞やニュースの端々に
「高校野球」の文字が見え隠れし始める時期なのでもありますね。
野球にほとんど興味がない私ですが、暑い中、一生懸命汗を流してプレイしている男の子達の映像を観ると
「青春だね！もっと熱くなれYO!」なんて心の中の修造が叫びだしたりして、自分でも驚いたりしちゃうのですネ。
しかし、同時に「(・A・)ｲｸﾅｲ!!」と感じる思いもわいてきたりしてしまうのです。

まずその筆頭が、カツオ君のような坊主頭で揃える。
ということになるでしょう。

どうも「坊主」と聞くと、なんとなくお寺のお坊さんが坊主の筆頭、
代表格になると思うのですが（だって呼称が坊主だしネ）、
基本的にこの人たちの多くが躊躇なく「(・A・)ｲｸﾅｲ!!」と思えてしますのです。
もちろん人の心を思いやるお坊さんが多数なのですが、
普段生活している上で、目にしたり、メディアで聞いたりする坊さんの方は
圧倒的に「(・A・)ｲｸﾅｲ!!」と感じるのです。
どうも、そういったお坊さんではなく坊主、または宗教団体などと呼ばれる方々は、
「御仏」よりも「財産」というものに関心が高いようで、
キチンとした料金表がないのをいいことに、保証されている効果も明記せずに自民・民主もビックリ、
というような荒稼ぎをしている場合が多いのであります。
もう花マル二重マルで「(・A・)ｲｸﾅｲ!!」と言えてしますのであります。

なぜかお坊さん方面に脱線してしまいましたが、話を高校野球の話に戻しましょう。

甲子園を目指して頑張ってる部員の子たちには応援の声を惜しみなく贈るのです。

甲子園出場のために、全校はおろか、全市をあげてすべてのエネルギーを注ぎ込み、ひとたび本大会出場というようなことになると、
それはまぁ全校、全市、「（ ＾ω＾）おっ！ヤッタ、ヤッタヨ！！」と小躍り手拍子大騒ぎになるのでありますが、
そういうなかで特に喜んでいるのが、次期改選になんの決めても無く、向かい風が吹きつつあった現職市長。
定年間近、なんかいい天下り先ないかナ、なんて考えていた教育委員長。
さらに都道府県体育会連盟でここ数年リーダー権争いにあけくれて、よその不祥事を見ると密かに喜んでいた連盟役員の野球部監督。
そして高校向かい斜め前の理髪店店主のおじさん。
と、まあこのようなヨロコビの順位が決定してくるのであります。

これはどういう尺度で考えているのかというと、
つまりは単純にこの甲子園出場によって得られる利益の大きさ、
となっているのであります。
「なんで最後に床屋さんのおやじさんが入ってんだよｗ」と思うかもしれません。

その理由とは------------------------　　　　　　　　　　　　　（以降次回