Nicotto Town


晴れのちハレ!


少女椿の不思議空間 参話


こんばんは椿でございます。
いよいよ梅雨が明け夏がやってまいりましたね。
リスカ話でもしようかと思いましたが、七夕には重いので他の話にしましょう。

《 肉の燔祭 》  その1

生身の人間の体が、突然、ボッと炎をあげて燃え出し、またたく間に灰になってしまうという現象は古くからあります。
しかし、どういう具合に、なぜ起こるのか、また、どんな人間がその犠牲になるのか、皆目わかってはいません。
人間の体が、何の外的な原因も見当たらないのに火を噴くということは、どう理解すればよいのでしょうか。


19世紀には、自然発火で死ぬ人間は、大酒飲みで、身体にアルコールが染み込んでいるからだと信じられていました。
古代社会では、火や雷の災いを受けて死ぬ人間は、天罰を受けた罪人であると考えていました。迷信深い人々の中には、
今もなおこの俗信を拝受している人もいるようです。


落雷で死んだ人の奇妙な特徴は、死体の腐敗や崩壊が早いことです。
自然発火の場合はその過程はさらに短くなります。


普通の状態では、最も自然発火しにくいともいえる人間の肉だけを一瞬のうちに焼き尽くしてしまう。それなのに着衣や、近くにあるものは、ほとんど焦げもせずに残っているのです。


最も手際よく記録された事件をみてみましょう。
1951年7月1日夜、アメリカ、フロリダ州セントピーターズバーグでのことです。
メアリー・リーザー夫人は火柱となってこの世を去りました。
翌朝、家主が、電報を届けに行って変わり果てた夫人の姿を発見しました。

夫人の部屋のドアの取っ手は、異常に熱く、触れることもできない状態でした。
家主と近くで仕事をしていたペンキ職人ふたりが、どうにかしてドアをあけると、部屋には熱気が充満していました。
ふっくらとした67歳のリーザー夫人の姿はどこにもなく、ベッドも空でした。

部屋の中で何かが燃えた形跡はあるのですが、わずかな煙と、台所との境の梁の上に弱々しい炎が残っているだけでした。

到着した消防士が、その炎を苦もなく消し止め、焼け落ちた間仕切りを取り去りました。

するとリーザー夫人の焼死体と肘掛け椅子のかわりに、床の上には、黒焦げになった何かの塊、コイル状のスプリング、焼け焦げた肝臓、背骨の一部、こぶし大に縮んだ頭蓋骨が残されていました。
そして、焦げた布の端をめくると、黒い絹のスリッパをはいた左足が出てきました。足首から上は燃え尽きて跡形もありませんでした。

いったい夫人の身になにが起こったのでしょうか-----------------

                              (以降次回に続く

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2013/07/07 03:45
生姜焼きを食いながら読んだオラが 馬鹿だった・・・

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2013/07/07 02:12
サラダ記念日はみんな知ってるけど特にコメントする事ないからスルーしただけじゃ?w



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