Nicotto Town


シン・ドラマ汁


特撮【仮面ライダー】ドラマ【ダブルトーン】

仮面ライダーウィザード
テレビ朝日 日曜朝8時~

【あらすじ】ゲートの作家・西園寺が10年間探していた少女、その名はコヨミだった。彼の記憶が確かなら、コヨミにも人間としての過去があったことになる。しかし、西園寺に少女が落としていったというおもちゃの指輪を見せられても、コヨミは何も思い出すことが出来ない。一方、あえてソラの助言を信じ、とある森へとやってきた仁藤らは、白い魔法使いと遭遇する。

【感想】ここにきて、コヨミの父親が笛木だったという、驚愕の事実が発覚。ということは、私の提唱する白い魔法使い=ワイズマン説もかなり土台が揺るぎますね。しかし敢えて私はここでこの説を推したい。その理由の1つとして、ソラの態度が挙げられます。ソラは白い魔法使いが、ソラが言う場所にいるかいないか、自分でも半信半疑だったようです。そして仁藤たちの後を尾け、実際に白い魔法使いが出てきた時、「本当にいたんだ」というような独り言を漏らしていました。これは、ソラ自身も白い魔法使い=ワイズマン説を疑っていて、ソラが独自に調べたワイズマンの居場所を仁藤に教えたのではないでしょうか。自分が行けばワイズマンはワイズマンとして出てくるけれど、仁藤が行けば白い魔法使いの姿で出てくるかもしれないと、試した可能性があります。その結果彼の疑いは当たっていたと。だけどそうなってくると出てくる疑問は、ワイズマンはコヨミを人形にしてしまった前のサバトを開き、再びサバトを開こうとしている張本人であることです。自分の娘を人形にしてしまう父親がいるとは思えません。しかし例えばこう考えてみるとどうでしょう。笛木にとってサバトには、ファントムを増やすことではなく、別の目的、恐らく死んだ妻を生き返らせるとか、そんな目的があってやったことだったけど、その結果うまくいかず、しかも娘のコヨミの魂が失われてしまった。つまり、コヨミの人形化は意図せぬ結果だったと考えられないでしょうか。そして次に開こうとしているサバトを確実に成功させるため、魔法使いを集めようとしているのではないでしょうか。だからワイズマンの姿で、特殊な能力を持ったミサにファントムを増やすという謎の目的を与え、その実、ファントム化を自力ではねのけることができる、魔法使いたる資格がある人物を探していると。恐らく次のサバトでは、前の目的はもちろん、コヨミを元に戻すことも考えているでしょう。ということは…うわぁ、すごいこと思いついちゃった。笛木は白い魔法使いなので、当然ゲートであり、今は自分の中のファントムを使いこなしているということになりますが、実は自身をファントム化できる能力もあるかもしれない…! まぁこれはもちろん白い魔法使い=ワイズマン説が大前提の話ですけどね。もしこれが当たっていれば、晴人はもちろん、ミサたちファントムまで、笛木の掌の上で転がされていることになります。ソラがこれからどうしたらいいか、悩むのも当然ですね。いやいやちょっと待て、笛木がゲートだったという確実な証拠はありません。ひょっとして彼は、彼がいつも軽んじている仁藤と同じ、アーキタイプの魔法使いである可能性もあります。だから以前のサバトは成功せず、そのため晴人のようなゲートタイプ?の魔法使いを集めているのかも。ま、これは蛇足的な推理ですけどね。私の白い魔法使い=ワイズマン説、当たっていれば確かに嬉しいのですが、想像通りの展開というのもあまり面白くない。やはりここは、私の想像の斜め上くらいをいってほしいですね。


 
ダブルトーン 1・2話まとめ
NHK-BSプレミアム 土曜夜11時15分~

【これまでのあらすじ】中野由巳は、小さな広告代理店に勤める独身のキャリアウーマン。田村裕美は夫・洋平と娘・亜美と暮らす平凡な主婦で、税理士事務所でパートで働いている。まったく無関係だが同じユミという名を持つ2人が、お互いの生活を夢で見るようになる。次第に、互いの夢に自分の知っている人が出てきたり、夢に出てきた人と現実で会うようになったりと、不思議な出来事が続く。そんな時、由巳裕美の友人の郁子に、洋平を紹介される。それを夢で見た裕美は、当初洋平が浮気をしているのかと疑うが、話が進んでいくうち、夢の世界では洋平の妻はすでに他界していることを知り、愕然とする。

【感想】これ意外と面白いです。2人のユミが見る夢が交互に出てくるという、特殊な構造。しかもそのうち、彼女たちの時間軸が2年ズレていることがわかる。もちろん現実ではこんなことありえませんから、これはSFドラマということになりますが、それ以外はごく普通の世界なので、あまりリアリティがないなとか感じさせません。一体何故彼女たちは互いの夢を見ているのか、そして裕美は本当に死んでしまうのか、時間も30分と短いですし、次が知りたくてどんどん読んでしまう小説のようなタイプのドラマですね。同じNHKで、地上波ですがちょっとSFチックな「激流」というドラマをやってまして、それも見ているのですが、明らかにこっちの方が面白い。メインの登場人物が2人に搾られているのがいいですね。そして、ただお互いの夢を見ているだけではなく、次第に2人の意識が同調し、お互いを大事に思い始めているのが面白いです。これは小説やドラマ、アニメなどの創作に触れ、その主人公に思い入れするのと同じ現象なのでしょう。でなければ、由巳が公園で洋平と亜美を見かけ、涙するはずないですからね。由巳はどうやら、恋人と死に別れたため、誰とも結婚するつもりはないようですが、ひょっとしたらこのラスト、由巳と洋平が結婚し、幸せな家庭を築いていくことになるかもしれません。お互いの夢を見ていたのは、そのためだったと。確かに女性にとって、自分が早くに死んだ後、夫や子供がどんな生活を送り、再婚するならどんな相手と再婚するのか、気にかかるところ。しかし自分の死後を見ることはできません。そして、前妻と死に別れた男性と結婚する女性は、男性が以前どんな結婚生活を送っていて、妻がどんな人間だったのか、気になるけれどなかなか聞けないものですよね。夫となる人に別の女性を思い出深げに話されるのもイヤだけど、まったくわからないのもそれはそれでイヤでしょう。死に別れた前妻と、その夫に嫁ぐ後妻。普通ならその関係はプツンと切れているものですが、互いを夢に見ることで、奇妙な連帯感のようなものが生まれる。それを描いているのかと思います。ただ、自分の死因を知ることによって、裕美が死なないというストーリーが展開することもありえます。一体どうなるのか。それが知りたいからこれは視聴決定だな。あと、裕美役の黒谷が美しすぎる。足もながーい。あんな奥さんいたらそりゃ浮気しないよ。裕美は死の恐怖に怯え、精神不安定になり、それを自分の浮気を疑っているものと誤解している洋平は、裕美につらく当たってますが、これ、裕美が死んだら絶対後悔するだろうな…。そのへんもどうなるのか見物ですね。ただ友近がちょっとうざいw 演技力はあるんでしょうけど…痩せてから変な自信がついちゃったのかな。それともああいう芸風なんだろうか。見たところそんなに痩せてるようには見えないんですけどね。着膨れかしらねw まぁ、中越と黒谷に囲まれてたんじゃ、普通のオバサンに見えちゃうのは仕方ないか。




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