ふとＹＯＵＴＵＢＥうろうろしていたら懐かしい人を見つけました。スキャットマン・ジョン（Scatman John、本名：ジョン・ポール・ラーキン）です。
歌手としては致命的な吃音症（どもり）を抱えながらも、逆にそれを高速なスキャットとして表現する方法を開発し、52歳という年齢にして歌手デビュー。ダンスミュージック界に衝撃を与えた人物です。日本ではかつて「プッチンプリン」のＣＭで有名になったおじさんですね。
来日もされていますが、残念ながらＴＶ曲ではネタキャラ扱いをされてしまっていました。私も、新しいポップな曲だな～、位にしか思っていなかったのですが、歌詞がわかるようになって泣いた覚えがあります。彼は真摯に世界の人たちに「音楽には国境も人種も障害すらも関係ないんだよ」と歌でメッセージを伝えようとしていたのですね。
５２歳でデビューした彼ですが、残念なことに５７歳で亡くなってしまいました。
でも彼のメッセージは歌と共に永遠に支持されることでしょう。

※以下かなり意訳です(´Д｀;)ヾ、ＰＶも素晴らしかったんですがカスラックのため見られないようです…（╬ಠ益ಠ)＜ﾁﾈ!ｶｽﾗｯｸ!。

「Scatman」
http://www.youtube.com/watch?v=FE0XcdM22Yo

私がスキャットマンさ
どんなことであれ誰しもどもることはあるさ
だから、私からのメッセージを聞いてほしいんだ
実際、何があってもためらっちゃいけないよ
だってスキャットマンが出来るんだから君にも出来るさ

皆スキャットマンはどもるって言うけれど　歌っているときは決してどもらないんだ
君の知らないことを今伝えよう　どもりもスキャットも同じ事なんだよ

そう、私がスキャットマンさ

スキャットマンはどこだろう？私がスキャットマンなのさ

どうして無能な政治家たちを喜ばせる必要がある？
たとえ季節を変える力があったとしても　どこの政治家がやろうとするだろう？
こんな状況は私のことをいらだたせ　そしてただ私を狂わせ　心は怒りに燃えるんだよ

どんなことだって誰しもどもる事はあるさ
だから私からのメッセージを聞いてほしいんだ
実際、何があってもためらっちゃいけないよ
だってスキャットマンが出来るなら出来るさ、兄弟

私がスキャットマンさ

皆がスキャットの意味について聞きたがる
そう私は「教授」だ、そして言えるのはこれだけさ
君が寝てるときでも聖者たちは嘆き悲しんでいるんだよ
だって君が死者と呼ぶ者たちは、まだ生の機会すら迎えてないのだからね

私がスキャットマンさ

そうさ私がスキャットマンさ
スキャットマンはどこだろう？
私がスキャットマンなのさ…続いて歌ってくれるかい？
これがｽｸｰﾋﾞｰ･ｳｰﾋﾞｰ･ﾄﾞｩｰﾋﾞｰ･ｽｸｰﾋﾞｰ･ﾄﾞｩｰﾋﾞｰ･ﾒﾛﾃﾞｨだよ
私がスキャットマンなのさ…一緒に歌おう

私がスキャットマンさ

「Scatman's World」
http://www.youtube.com/watch?v=OUWBAy3bATI

私は“スキャットランド”から叫んでいる
私はスキャットマンの世界から叫んでいるんだ
もしも君が自由になりたいのならば　私の言うことを聞いてほしい
君は君のファンタジー（夢）の見方を学ぶべきなんだ

みんなが話していて何かショッキングなことがあると
君はいつも心で感じることをやめようとしてしまうけれど
私の話を聞いて欲しいんだ　君は何故歩き続けているのか考えている
それは君や私や仲間たちがありのままでいたいからなのさ

スキャットマンや太った人痩せた人、黒人や白人や褐色の人たち
でもいったい君たちの魂が何色だっていうんだい？

もしも君が間違った解決法を考えているならば　私は君の話を聞きたくはないんだ
だから私は君をスキャットマンの世界に招待したくなるのさ

誰もが自分が勝者になるように争って生きようとしているけれど
もしも勝者がいるのならば敗者もいるということなんだよ
どうすればみんなが勝つことができるのだろうか？
私は座って眺めながらどうすればありのままの自分でいられるのか考えている
だって私の兄弟姉妹たちに支えが必要であることは間違いないのだから

私は人はあるがままであって欲しいけれど　人のすることは受け入れられないんだ
私は努力したけれど　自分のペースを速めることはできなかった
私の犯罪防止を叫んでいるわけじゃない
一番悪いと思うのは　嘘をつかれることなんだよ

さあ、スキャットマンの世界へようこそ