ちはやふる2
- カテゴリ:アニメ
- 2013/07/23 00:54:02
全26話
第一期視聴済、原作未読
競技かるたを題材にした熱い青春ドラマ
最初から最後まで夢中で見てしまいました。
とても楽しめました。
■概要
幼少期に新と出会い競技かるたの面白さを知る千早
日本一を夢見る新の影響を受け競技かるたにはまっていく
幼馴染の太一を巻き込み、かるた会に入り3人で大会を優勝する
卒業後、新が引越しすることになるが遠く離れていてもお互い強くなり再会を誓い合う3人
高校に進み千早と太一は同じ学校でかるたクラブを作り新との再開を夢見かるたの頂点を目指す。
一方、祖父が無くなったことにより新はかるたをやめてしまうが、再びかるたをはじめる。
千早率いるかるた部はトラブル続くも全国出場を果たす
団体戦で善戦するも個人戦では国内最強のクイーンこと、しのぶに惨敗
Aランクに昇格するも全国へいけなかった新
しのぶとの再戦をするべくクイーン位東日本予選に臨むも前クイーンに敗北する千早
千早、新、太一、かるた部はそれぞれが想いを胸に、かるたへと向き合っていく。
ここまでが前回までのざっくりしたあらすじ
二年に進学し新たな新入部員を2名獲得
再び全国を目指し動き始めます。
■寸評
前回同様熱い展開と程よいゆるさの緩急が絶妙で没入感があります。
主人公は負けず嫌いで熱血なのだめ(のだめカンタービレ)といったところでしょうか
キャラクターも一目で女性漫画の作品だとわかる絵柄です。
働きマン、ナナ、ウサギドロップス、ハチクロなど連想すると絵柄のイメージがわかるかと思います。
駆け引きや心理描写など途切れさせること無く描いている演出も良かったです。
良くありがちなのは長々としたモノローグ(回想シーンあり)などあると
折角夢中で見ていたのに頭を切り替えさせられてしまいますからね。
本作は同様なシーンはありますが最小限に抑え更に高めているように思えます。
太一の心理描写は太一役の宮野真守さんの演技とあいまってとても良かったですね。
主人公の千早役の瀬戸麻沙美さんもはまっていてとても良かったと思いました。
あまり聞いたこと無い名前だと思ってwiki見てみたら最近でデビューしたようですね。
末恐ろしいです
今回千早は散々でしたがそれと思わせない魅力というかパワーを感じました。
少年誌などスポ魂物とか主人公が負けるのはほとんど無いと思いますが千早の場合、成長を感じさせる負けなんですよね。
地区予選決勝での教訓、前回しのぶ戦での教訓、などなど
しのぶ、理音、恵夢と千早の戦いそして団体戦
日本一を目指し熱く戦います。
ヒカルの碁が好きだった人は間違いなくはまると思います。
■好きなキャラ
若宮 詩暢
大江 奏
花野 菫
みんな魅力的なキャラクタで見るたびに変わるかもしれませんね
■原作漫画とアニメの相性について考えてみる
(※本編とは関係ないため灰色文字は読み飛ばしても支障ありません)
結論から言うと漫画とアニメは非常に相性がよいと思います。
漫画のコマ割や台詞回しなど他メディアのアニメ化と比べると作りやすいのではないでしょうか。
あと、一人一人にスポット時のモノローグが挿入可能なのも漫画、アニメで共通していると思います。
小説原作の場合、一人称だと心象描写を入れやすいが独り言が多くなってしまう。
三人称だと状況説明など地文が多い場合アニメで表現しきれない、説明的セリフになりやすい。
脚本と演出が重要になってくると思います。
そもそも小説原作のアニメ化は少ないですね。
思いつく限り「ルーガ=ルー」、「空中ブランコ」、「四畳半神話体系」、「銀河へキックオフ」などですが
スタッフの力量(主に見せ方や方向性でしょうか)が問われるような気もします。
ラノベ原作の場合、大体一人称が多い気がします。
また設定過多の作品も多くアニメ化でどう再現されるかが監督の手腕かもしれません。
例えば「とあるシリーズ」は、アニメではアクセラレーターがビルをスライドさせて動かした描写があります。
アクセラレータは力の方向を変える能力者ですがこの描写ではなぜこうなっているか説明がありません。
小説では地球の引力の方向を変えてビルを動かすという説明があるのです。
アニメではあえて説明をしない演出にしたのしょう。
別の作品「fate/stay night」では逆の方法をとっています。
戦いの最中に説明的なセリフをいれている為見せるより聞かせる戦闘になっているように思います。
漫画の次にアニメ化しやすいジャンルだと思いますが書き方にもよるかもしれません
相性がよいと感じたのは「ゼロの使い魔」、「俺の妹がこんなにかわいいわけがない」ですかね
変り種ですが地文を神の声(作者の説明)とした「おおかみ少女」は女性のキャスティングがうまかったと思います。
男性主観の入った地文(神の声)を変更した点は英断だったと思います。
また「境界線上のホライズン」は、設定過多を更に加速させノリやテンポで突っ切るところは人を選びますが評価できると思いました
わかりやすいストーリーで細かい設定説明を省くスタイルは「グレンラガン」を彷彿させてましたね。
PCゲーム原作の場合、多くの場合ヒロイン多数ストーリーも分岐
原作ファンから評価を得ようとすると登場人物をすべて出そうとするとキャラ紹介のような回が出来やすい。
そして掘り下げもないまま薄いストーリが展開される。
特定のキャラにスポットを当てたストーリは原作ファン(特定キャラ以外のファン)のから評価を得られない。
複数ヒロイン、マルチエンディングの宿命かもしれません。
PCゲーム系はほぼ全滅に近いですが「ななついろ☆ドロップス」は光っていましたね。
パチンコ原作の場合、おそらくスポンサーの強い要望によりイメージを絶対に崩せない
その為ありきたりのストーリーで悪役がいない、ヒロインを引き立てる為の設定やストーリー、登場人物たち
パチンコのPVのようにも取れてしまいます。
非常に条件は厳しいですが「桃色パラドックス」は善戦したと思います。
コンシューマーゲーム原作の場合
マルチではない1本道の展開などはアニメ化しやすいかもしれません。
ただ数は少ないと思います。
格闘ゲーム系などは世界観とキャラクタをそのままで作りやすいかもしれませんね
ドラクエやFFなども同様でこの系統はアンソロジーに近いものが多いかもしれません。
そんな中当たりなのは「ガングレイブ」や「シュタインズゲート」ではないでしょうか。
※漫画のアニメ化以外反対しているわけではないので良いと思った作品も載せています。
※脱線に脱線を重ねてしまいましたが思いついたのでそのまま書いちゃいました
■登場人物
綾瀬 千早:瀬戸麻沙美
真島 太一:宮野真守
綿谷 新 :細谷佳正
西田 優征:奈良徹
駒野 勉 :代永翼
大江 奏 :茅野愛衣
筑波 秋博:入野自由
花野 菫 :潘めぐみ
若宮 詩暢:中道美穂子
須藤 暁人:大原崇
木梨 浩 :中井和哉
山城 理音:高垣彩陽
桜沢 翠 :林原めぐみ
逢坂 恵夢:松本さち
※敬称略
■公式サイト
http://www.ntv.co.jp/chihayafuru2/
コメントありがとうございます。
sion♪さんもみてましたか^^いいですよねーちはやふる
1期で楽しめたので2期も期待通りでよかったです
よくある映画とかのように2期やる時は1期再放送とかあれば見る人増えると思うんですけどね
コメントありがとうございます。
あらすじはかなりはしょってますよ、文章なんて恥ずかしい限りです
私も1期を見る時は名前は知っているけどどうなんだろう?って感じでした。
http://www.animefave.net/chihayafuru-episode-1/
公式サイトをちょっと見てみます。