彼らのひと夏
- カテゴリ:日記
- 2013/07/24 21:06:39
私の地元(正確には隣町)は昔「野球王国」と呼ばれていたらしい。
野球拳踊りも、野球拳サンバも発祥の地。
そういえば、野球を日本に広めたのは、愛媛の俳人「正岡子規」だと言われている。
彼の本名は「のぼる」
のぼる→の、ぼーる→野球
になったとか。ちょっと無理があるんでないかい?
その話は置いておいて、地元民は、結構野球好きが多い。
かくいう私は、野球だけじゃなくスポーツ全般を観戦するのが大好きだ。
そして、この時期といえば、高校野球である。
愛媛にたくさんある私立、公立の全日制高校から、選ばれた一校のみが甲子園に出場できる。
ちなみに、去年の愛媛県代表は甲子園で準優勝でした。名ピッチャーの功績です。
さて、うちの高校は「強豪」にはほど遠いもののスポーツには力を入れている。
なんせ、普通科に「スポーツコース」なる、スポーツ活動が重視のコースがあるくらいで。
去年は一回戦敗退だったけど、一昨年は県ベスト4に入ったらしい。
(まあ、その年に優秀な選手が居たかとか、対戦カードで全然違うよね。)
…ってわけで、盛り上がって来ました野球応援。
一回戦は、全校で応援だったので見ましたが、安心の無失点コールド勝ち。
相手は中高一貫の公立校だった。
二回戦は二年生だけで応援だった。相手はちょっと格上のこれまた公立校。
負けると予想した人も多かったけど、4-3で一回戦勝ち。
三回戦は、三年生だけで応援だった。そこそこの公立校。
8-1でコールド勝ち。ここでベスト8が決まる。
そして今日。私達は全校でこぞって野球場に向かった。
現地集合だったので、比較的遠い部類に入る私達は、電車で球場に向かった。
相変わらずの猛暑、それでも、必死で応援した。
相手は、優勝候補のシード校。つまり強豪…
誰もが一方的な負け試合を予想したみたいだ。
しかし、今年は我が校も名ピッチャーがそろい、そうそう点をいれさせない。
一回裏、相手の攻撃で、いきなり二点がはいる。
それからずっと、点の入らない試合が続いた。
両方のピッチャーにも疲れが見え、2ストライクでのファウルボールが増える。
9回表、我が校が攻撃側。
点差は2点差で、こっちは一点も取れていない。
これがもし、我が校が主人公のドラマなら、ここで2死で満塁、サヨナラホームランを打つ…なんて感じだろうか…
ここでそれが起こればまさに彼はヒーローだろう。それくらい、私達は最後まで逆転を諦めなかった。
だけど、現実は甘くない。
一回以来全く点の入らない超守備型の試合は、均衡をまったく崩さないまま終わりを迎えた。
私達は、所詮外野の外。
それでも、全校と一体となって、心から勝利を願っていた。
これまで順調に勝っていたのに、負けることがこれほど悔しいなんて。
この一夏の一週間かそこらのために、厳しい練習に耐えてきた本人達は、どう思っているのかな。
私の数十倍では足りない位悔しいと思う。
でも、何よりも素敵な試合をありがとう。
野球部の人たち。
愛媛の人、特に高校野球ファンの人。
明らかに高校を特定されてると思います。
本日の所詮でバリィさんの地元の高校に敗退したあの高校の者です。
…が、まあ320人いるT校1年の一人に過ぎませんので、構わないでくださいね?
そして是非来年はうちの高校を応援してくださいw
あとは、甲子園出場の愛媛代表を応援するばかりです。今年も済美かなぁ?






























うん。
お疲れ様!!!!
来年も頑張れ((えw