Nicotto Town


プチ創作家の日記


巣窟『立秋』

立秋


麦藁帽子をかぶって 貴方の帰りを待ちながら 柄杓で水を撒きましょう

一夏限りの恋のため 必死に鳴くセミの合唱を聞きながら 流れる雲を見上げつつ


空が高く感じ そよそよと吹く涼しげな風を感じ 秋になったなぁと思う


ふと、振り返れば 夕日に染まりながら 手を振る貴方がそこにいる

#日記広場:小説/詩

アバター
2013/08/17 22:19
知らぬ間に時が流れて、あの暑かった日々も少しずつ秋へと近づいてる^^
一方で終わりが近づく夏の日々に、あなたはちゃんとここに帰ってきてくれてる。
オレンジ色の夕陽が、暑さと涼しさ、終わる季節と次の季節のバランスをとってくれてて、いいですね^^




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.