カエル少年 (8)
- カテゴリ:自作小説
- 2013/08/25 20:29:15
ヒト殺しの男は僕を捕まえ抱き上げると、神社の建物の中に隠れたのでした。
僕を縛った男は一人でブツブツと話を始めました。
男の話では隣村で村八分に合い村人に復讐するために、この周辺の村の守り神であるカエルさまを神社の池に石を付けて沈めたそうです。
その夜から男は村人を殺す夢を何日も見続け、今日の朝にそれを実行したようでした。
男は最初はカエルさまを池に沈めることしか考えていませんでしたが、夢を見るようになってから急に村人を殺さなければならないと思うようになったそうです。
昔に隣村の村人に殺された武士の霊でも乗り移ったのでしょうか、怖い話です。
僕を見て死ぬのを止めたのは逃げられると思ったからだそうです。
子供を連れていると誰でも親子に見へ、犯罪とは遠い逆の平和な世界に居る人間のように見えるからです。
「おい坊主、なんで俺はヒトを殺したんだろうな?」
ヒト殺しの男の気持ちが少し落ち着いてきたような気がしましたがまだまだ安心はできません。
男は疲れているのか半分寝ているようでした。
僕は生まれて始めって出会った大恐怖のため、オシッコを漏らしそうでそれをずっと我慢していましたがもう限界でした。
「おしっこ!」
勇気というより我慢できないで、僕は声をだしました。
「たれておけ」
その言葉に僕は泣きだしました。
オシッコはもう出ていて途中で止めることができません、
ヒト殺しの男はそんな僕を見ても何にも感じていないようでした。
「男ならめそめそ泣くな。夏だからすぐに乾くわ」
泣いている僕を見て男がそう言いました。
でも、僕の目からは涙も止らずに出続けました。

























夢に洗脳されていくのだとしたら
防ぎようがないですもの
何かの霊が乗り移っての仕業かもしれないですね
ドキドキ~次いくよ~^^v