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シン・ドラマ汁


ドラマ【八重の桜】

八重の桜
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】新島襄覚馬の家に下宿することになった。ある夜、白い寝巻きのまま庭に佇んでいたを、みねが幽霊と間違え大騒ぎする。翌朝、何故庭にいたのか聞かれたは、考え事があって眠れないからだと答えた。どうやら八重にプロポーズしたが、彼女が何も答えず立ち去ったことを気にしていたらしい。一方、八重が女紅場で講義をしている最中、時尾斎藤一が訪ねてきた。久々の再会を喜ぶ八重に、時尾斎藤藤田五郎と名を変え、自分と結婚したことを伝える。

【感想】ついに斎藤が時尾と結婚しましたね。斎藤のことについて調べてみたのですが、まずwikipediaを見て最初に目に飛び込んでくるのが、ミスタースポックのような写真でしょう。彼は新選組の隊長の中でも珍しく後世まで生き残り、警察官になりましたから、他の隊士より鮮明な写真が残ってるんでしょうね。目鼻立ちが大きく日本人離れした顔立ちをしており、ちょっと北アフリカ系の感じもします。時尾との結婚時に、藤田と改名したようですね。実はそれまで3回改名してますがw 容保が仲人を勤めたことも史実で、容保は上仲人、下仲人に佐川、山川、そして倉沢なる人物もいたようです。時尾の結婚のシーンはよかったですね。様々な苦難を乗り越え、生き残った人々が一堂に会し、こうやって結婚を祝えることに無上の喜びを感じる…皆の目が潤んでましたからね。蛇口を捻るように簡単に涙を出せる俳優さんもいますが、このシーンの涙は本物じゃないかなと思いましたよ。斎藤は、新選組や会津戦争で培った腕や度胸があったからか、会津藩の後継である斗南藩出身であるにも関わらず、警部まで出世しました。次回から描かれる西南戦争にも参加、やはり戦いの中にしか身を置けない人物だったのかもしれませんね。そういえば、同じく大河の新選組!で、斎藤を演じたのはオダギリジョーでした。襄と一が対話しているところは、新旧斎藤が対談してたってことですねw オダギリも感慨深かったかもしれませんな。さて、一方今回死去した尚之助ですが、彼が書いていた会津戦記というのは、恐らく架空のものでしょうなぁ。尚之助自身がどうなったか最近までわからなかったくらいですし、もし籠城していた会津藩の藩士が書いた戦記が実存しているのなら、かなり重要な史料ですから、調べたら出てくるはずなんだけど、まったく出てきません。今後実存する何かに続けていくかもしれませんが、十中八九ファンタジーでしょうね。まぁこのくらいならいいかなと思いますが。私は八重も尚之助の所在も死も、本当は知らなかったと考えていますが、ドラマ内だと病魔に苦しめられていることは知らないけれど、東京で1人寂しく暮らしていたことや、死亡したことを知っていることになっています。尚之助や八重がこの頃いつ何をしていたか、詳しくはわかっていないので、ドラマチックにするため話を盛ったんじゃないかと思いますが、さすがに尚之助が死んだその年に襄と婚約したというのは、ちょっと薄情な感じがしますよねw 知らないなら仕方ないと思うのですが、知ってることにしてしまったため、ちょっと納得できない筋書きになってしまうという皮肉。実際離婚しているので、気を遣う必要はないわけですが、ドラマでは離婚後も愛しているような感じだったので気になりました。ちなみに尚之助が死んだのが明治8年の3月で、八重が襄と婚約したのが10月です。そしてこの間、八重は同志社設立の手伝いで、大阪に行っています。八重自身がしていたのではなく、覚馬がしていたのをサポートしていただけかもしれないですけどね。このところ、八重メインで話が進んでいるので見やすいですね。主人公なのだから、メインで進んで当たり前ではあるのですが、覚馬メインだったり、クロニクル的な進行が多かったですからねぇ。

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2013/09/02 21:30
それは思った。
アバター
2013/09/02 11:30
2回目も、兄の友人の居候と結婚だな。



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